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和書>小説・ノンフィクション文芸詩歌

妖精祭

妖精祭

著: 佐羽美乃利
発行: ブイツーソリューション
価格:378円(税込)
10ポイント還元
形式:bookend形式⇒詳細
対応端末:パソコン 
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著者プロフィール

 佐羽 美乃利(さわ みのり)
 青山学院大学文学部日本文学科卒。セツ・モードセミナー卒。詩とアートのサイトMPG主宰。

解説

 哀しみの果てに空から降る不思議な光。透きとおる夜の恋歌。
 愛と再生のロマネスクをきらめく言葉で紡ぐ待望の第二詩集。
 「宇宙の羽音を聴いてごらん――」

目次

Distance
蒼い猫
リバース
少年

Illusion
春の旅人
紫陽花
Survivor
天使
霧の国
月食
September
薔薇色

妖精祭
紡ぎ歌
日曜日
セラフィム
冬薔薇
月の子供
スノウ・バード
天気予報

抄録

妖精祭


すべてが枯れ行く季節に
生まれた私


雪を迎える前に
命あるものを隠す呪文
大地の底深く


輝きが錆びてくすみ
光が闇に呑まれる頃


私の一族が
北の空から
アンタレスの尻尾をかすめて集う
祭の日が来る


人間たちは萎れて閉じこもり
私たちの歌声と踊りの輪は
凍てつく大気に夜の花を咲かせて
尽きることがない


感じてごらん
霜と氷の向こう側に
もうひとつの世界がある


眼に見えるものだけに
振り回されるのはやめて


宇宙の羽音を聴いてごらん
しなやかな樹に寄り添い


この世は人間以外のものから見れば
うまく回っているはずなのに


幸せを知らない人間たち
哀しみに酔いたがる人間たち


私はラズベリーのお酒を用意して
黒い森で待っているから


走っておいで
泣きながらおいで


愛が欲しいのに憎悪を選び
生きているつもりで死んでいる
あなたたちに


翼を持つ魔法を
教えてあげる


*この続きは製品版でお楽しみください。

本の情報

紙書籍初版: 2006/10/31
小説・ノンフィクション文芸詩歌

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