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惚れたら最期

惚れたら最期

著: 剛しいら
発行: リブレ出版
レーベル: ビーボーイノベルズ シリーズ: 惚れたら最期
価格:683円(税込)
10ポイント還元
形式:MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆5
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著者プロフィール

 剛 しいら(ごう しいら)
 6月9日生まれ東京都出身。魚座・A型。趣味は映画・舞台・格闘技・F1鑑賞。プラチナ文庫、ルビー文庫、アズ・ノベルズなどで作品を多数発表。

解説

 「君が思っているより私は情熱的だぞ」憧れの上司、二階堂の名誉のために、囮捜査に乗り出した麻薬取締官の新。一方二階堂は、何があっても新を護り抜くと誓う。しかし、二階堂の「上司として」の優しさだけでは我慢できず、新は体当たりで想いをぶつけるが……? 恋は濃密に甘く、事件はクールに大胆に、そしてどちらも命を懸ける!! マトリ同士の熱く激しいハードロマンス。

目次

惚れたら最期
惚れたら命懸け

抄録

「信頼していても心配はするっ! シンは私に心配もさせてくれないのかっ」
「心配なんかしてくれなくていいです。俺はやりますから」
 二階堂は立ち上がった。そして新の横に立つと、その腕を力強く引いて立たせた。
「何だよ。命令無視は職務規程違反だなんて、つまんないこと言うつもりじゃないでしょうね」
「何を言っても聞かない。それともこれは……シンのアプローチの手段なのか」
 二階堂はさらに強く新の手を引いて歩き出す。新は引きずられるままによろけつつ歩き、そのまま乱暴にベッドの上に投げ出されていた。
「無理無理。絶対に二階堂さんには無理」
 新は泣きそうな顔をしている。
「愛情を体で示せなんて言ったやつは、シンが初めてだ」
 躊躇一つしないで、二階堂は新の服を剥いでいく。一度こうと決めたら、二階堂の行動はいつだって素早い。
 新の着ていた派手なジャケットとシャツは、まるでパラシュート部隊の降下後のように、床にふぁさふぁさと降り積もっていった。
「ただしここではっきりと言っておくが、これは仕事絡みじゃない。シンが私に信頼されていないと思い込んでいるようだから、思い知らせてやるだけだ」
「二階堂さん。俺も言っとくけどね。俺……男だよ」
「当たり前だっ」
「男となんかしたことないくせに」
 新は下から、自分の胸元に垂れ下がった二階堂のネクタイを引っ張った。くいくいっと引っ張っては、遊んでいるように見える。けれどその顔には、怯えが僅かに浮かんでいた。
「だったらどうなんだ。シンは……したことあるのか」
「ないです」
「なのに何でいきなりこの私を、ベッドに誘ったりするんだっ」
「好きだから……」
 二人は同時に黙り込み、相手の目の中を覗き込んでいた。


*この続きは製品版でお楽しみください。

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