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嘘つきな唇にキス

嘘つきな唇にキス


発行: キリック
レーベル: シフォンノベルズ
価格:700pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆2
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著者プロフィール

 藍川 真冬(あいかわ まふゆ)
 おいしい酒とおいしいゴハンをこよなく愛する射手座のAB型。長野県出身。先ごろ訪れた温泉でお肌がぴちぴちになり、湯けむりの魅力に夢中になりそう。

解説

 誠人は高校を卒業すると故郷から逃げるよう東京へとやってきた。それから一年。その日はハタチの誕生日だというのに、冷たい恋人にデートをドタキャンされ誠人は塞ぎ込んでいた。そんな誠人を励ましてくれたのは、誠人が働く店の客の浩太だった。その日から急速に距離が縮まっていく二人。恋人以上に連絡を取り合い、休みの日にはどこかに出かけた。実際、浩太は恋人よりもマメで優しかった。しかし、ある時から誠人は浩太のいくつかの嘘に気づきはじめて……。
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

抄録

「これ、何だかわかるよね? 男がどんな時にこうなるか、わかるよね?」
興奮した肉体の一部を押し付けられて、誠人はどうしたらよいかわからなくなくなった。ひたすら体を強張らせて、浩太のTシャツにレタリングされたアルファベットを見つめていた。
「わかるよ。男相手にこうなるってことは、やっぱりゲイだったんだ。最初に正直に言ってくれたら良かったのに、いまさら何の真似だよ。そっちにだって恋人がいるのに、男だったら、誰にでも欲情するのか。それとも、変な慰めだったらやめてくれよ。余計に辛くなるから」
浩太には振り回されっぱなしだ。浩太が自分を求めているという事実だけでも嬉しいのに、これで満足すればいいのに、嫉妬に苦しめられて傷ついた心は、なかなか癒えてはくれない。それだけではなく、理不尽な互いの行為に気持ちの悪いものすら感じる。
浩太の体温や体の逞しさ、汗の匂いを愛しく感じていながら、突き放すような言葉を連ねる自分の正義感を、今はつまらないと思った。
「あの人は、二丁目で知り合ったけど恋人じゃない。それに俺はゲイじゃないけど、谷口さんに対してはこういう気持ちになっちゃうから仕方ないだろ。嫌がるならやめたいけど、理屈に従えない時が男にはあるだろ?」
浩太の口調から余裕が消えかけていた。誠人を抱きしめていた腕が下がって、膝の裏を持ち上げる。床から足が浮いて、そのままベッドに移された。
「メガネなんて邪魔、もういいや」
浩太は苛立ち気味に一人ごちると、メガネを外してベッドの下に放った。
浩太の目元から薄いレンズが無くなっただけなのに、浩太との距離がぐっと縮まった。初めて会う、素の浩太に場違いにも胸を高鳴らせてしまった。


*この続きは製品版でお楽しみください。

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