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和書>小説・ノンフィクションボーイズラブ小説王子

白薔薇のくちづけ

白薔薇のくちづけ

著: 水杜サトル
発行: 心交社
レーベル: ショコラノベルスハイパー
価格:893円(税込)
10ポイント還元
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★☆☆6
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解説

 北欧の王国で薔薇研究の権威、ジョハネの助手として働く鹿島奏はある日、客としてやってきた謎の美青年に気に入られ、数日後、再び現れた青年に「花が咲く頃迎えに来ます」という言葉と共になぜか白薔薇の蕾を渡される。実はその青年こそ王子クリスで、白薔薇は王家の婚約の証しだった。約束通り、きらびやかな軍服姿で現れたクリスは脅しめいた強引さで奏を城に連れ帰る。なんとか婚約を破棄しようと説得する奏だったが、逆にクリスに薬を盛られ、湧き起こる淫らな快楽に無理やり溺れさせられてしまい……。

目次

白薔薇のくちづけ
あとがき

抄録

 顔を上気させて、はぁはぁと苦しげに荒い息をする奏の前に歩み寄り、クリスは震える身体に腕を回して、軽々と抱き上げた。
「……っ……あ……」
 熱い胸に寄せるように横抱きにされる。
「ちょ……やっ……何っ!」
 自由の利かない身体は、クリスの思うがままだ。
 クリスの足がベッドへと向けられて、奏は咄嗟にぶんぶんと、首を横に振った。
「僕と花嫁の神聖な夜です。忘れられない時間にしてあげますよ」
「…………っあ……」
 クリスは奏の額に口吻けを落として、くすっと笑った。白いシーツの上に、奏を仰向けに寝かせて、すぐに身体を重ねてきた。
「うっ……」
 胸が合い、着衣の上からでもクリスの体温が伝わってくる。
「ソウ、真っ赤ですよ」
「……ぅ……」
 手の甲で優しく頬に触れられて、奏はびっくりして顔を背けた。
 クリスは奏の反応に吐息で笑って、ガウンの紐に手をかける。
「……や、離……せ……」
 阻止しようにも、身体に力が入らない。
 怯えて息を弾ませ、小刻みに震えるだけの奏を、クリスはなすがままにする。

*この続きは製品版でお楽しみください。

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