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著者プロフィール
剛 しいら(ごう しいら)
6月9日生まれ、双子座。血液型はえーっ、えーなのーっと思わせる、えー型。
6月9日生まれ、双子座。血液型はえーっ、えーなのーっと思わせる、えー型。
解説
一目惚れで恋に落ち、理想的な同棲生活も二ヶ月を迎える真樹雄と裕也。何の約束もない二人の関係を安定させるため、カミングアウトして周囲の理解を得ようとする真樹雄に対し、裕也はその先走る勝手さを責める……。不安も感動も愛しさも、詰め込まれた一週間。七日間シリーズ第二弾!
抄録
「そういうの言葉責めって言うんだよ。または羞恥《しゅうち》プレイの変形。やだな、恥ずかしいから、もうそういうのよそうよ」
裕也は顔をしかめる。それすらもいい顔になっていた。
ああ、いい感じだ。ファインダーの中の裕也は、映画館で客の列整理をしている男とは違う。キッチンに立って、アスパラガスを茹でている男でもなかった。
パソコンに向かって悪態をつきながらキーボードを打っている、脚本家志望の青年でもない。母親の無理解を嘆く、ゲイの青年でもなかった。
ここにいるのは、もっともシンプルな裕也。
俺が愛する、そのまんまの裕也だ。
「キスは…好きだろ」
「好きだよ」
「じゃキスしよう。ほらっ、顔上げて」
唇が少し開いた。それにつれて目が細くなる。
官能的な顔だ。
「ずるいよ、真樹雄。言葉だけで、その気にさせるなんて反則だ」
「その気になってきたか」
「おかしいな。僕にまで真樹雄のおかしさが乗り移ってる」
*この続きは製品版でお楽しみください。
裕也は顔をしかめる。それすらもいい顔になっていた。
ああ、いい感じだ。ファインダーの中の裕也は、映画館で客の列整理をしている男とは違う。キッチンに立って、アスパラガスを茹でている男でもなかった。
パソコンに向かって悪態をつきながらキーボードを打っている、脚本家志望の青年でもない。母親の無理解を嘆く、ゲイの青年でもなかった。
ここにいるのは、もっともシンプルな裕也。
俺が愛する、そのまんまの裕也だ。
「キスは…好きだろ」
「好きだよ」
「じゃキスしよう。ほらっ、顔上げて」
唇が少し開いた。それにつれて目が細くなる。
官能的な顔だ。
「ずるいよ、真樹雄。言葉だけで、その気にさせるなんて反則だ」
「その気になってきたか」
「おかしいな。僕にまで真樹雄のおかしさが乗り移ってる」
*この続きは製品版でお楽しみください。
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