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ホトケで鬼畜な若は囁く

ホトケで鬼畜な若は囁く


発行: キリック
レーベル: シフォンノベルズ
価格:700pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆10
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著者プロフィール

 朝日奈 れん(あさひな れん)
 乙女座のAB型。仕事熱心(?)なあまり、近頃では街でカッコイイお兄さんを見かけると、つい「受け」か「攻め」かを脳内妄想してしまう。しかしその実態は、移動に1時間以上かかる場所にはまず行かない出不精者。前世はクラゲかマンボウだったに違いないと確信している非行動派人間です。

解説

 ひとり暮らしのアパートが全焼し一切合財を失った敦。妙な成りゆきから、同じ学部で大金持ちと噂される朱雀の屋敷に居候することに。しかし、招かれた先はコワイ人たちの巣窟── 大学で「ホトケの朱雀」の異名を持つ朱雀は、なんと「地域住民に愛される」がモットーの関東洞双会の若頭だった。それどころか、朱雀は夜になると傲慢な人格に変貌し、敦は居候の代価としてカラダを要求されて……!!
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

抄録

「そうやって、ムキになったときの顔も可愛いんだよなぁ」
 敦に注ぐ視線を微動だにしないまま、雅也が唇の端を吊りあげた。
(あ〜、やっぱり酔ってるわ、コイツ)
 その証拠に目が据わってるもんな、と、敦は自分を納得させる。そうでもしなければ、袋叩きにされている姿とか、不吉な未来が次から次へと湧き出してしまう。
「カラダで払ってくれるってのも、アリなんだけど」
 雅也が再びククッと喉を鳴らす。
「か、か……!?」
 それって「腎臓売れ」とほのめかしているわけ? 
 いやいや、まさかそこまでは。
 とりあえず夜のネオン街に売り飛ばされる程度……って、それも嫌だけど。
 いやいや、これは酒の席の上でのことで──
 テーブルに空しく置かれた、ふたりぶんのアイスコーヒーからことさら目を逸らし、どうやってこの場を切り抜けようか考えを巡らせる。
(ちょっと待て、俺の専攻は心理学だぞ。そのスキルを、こんなときに役立てなくてどーする)
 とはいえ、そもそものスキルがなかった。大学に入ってまだ半年足らずのシロウトくんに、そんなものあるはずがない……。
(と、とりあえず……相手に話をさせるのが基本だよな)
 気迫に呑まれ気味なぶん、分が悪い。落ち着け、と敦は自分に言い聞かせた。
「カラダで払うって、どういう意味? 臓器売買は違法だからな!」
 おいおい全然落ち着けてねーよ、自分から地雷踏んじゃったよ、と後悔するも時すでに遅し。
 雅也の眉がピクリと跳ねあがる。
「失礼な。ウチはそんなアコギな商売してねーよ」
 さすがにムッとしたようだ。
(ぎゃー、簀巻きにされる〜〜!)
 雅也の手が伸びてきて、敦の腕を掴む。
 そして涙目のまま硬直している敦に、
「でも、そうだな──当たらずとも遠からずってとこか。もっとも俺が欲しいのは、おまえのハートだけど」
「そ、そんな……心臓なんか売ったら俺が死んじゃうよ、殺人だよ」
「だから臓器売買じゃねーって」
「なら、どういうことだよ」
「こういうこと」
 ぐいと腕を引っ張られ、体勢がわずかに傾いだ瞬間、唇に何か柔らかいものが触れた。


*この続きは製品版でお楽しみください。

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