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月蝕―LUNA SEA 1996 DOCUMENT(下)

月蝕―LUNA SEA 1996 DOCUMENT(下)


発行: ソニー・マガジンズ
シリーズ: 月蝕―LUNA SEA 1996 DOCUMENT
価格:500pt
形式:XMDF形式⇒詳細 
対応端末:パソコン 
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解説

 1995年12月23日、初の東京ドームライブ「LUNATIC TOKYO」〜初のオリコン1位を記録したアルバム「STYLE」を経て、全国ツアー〜アンコールツアー〜12月に横浜スタジアムでの真冬の野外ライブで1年間のバンド休止を発表するまで。第1期LUNA SEAの終焉ともいえる活動休止に向けての激動の1年を豊富なインタビューとともに追う渾身のドキュメント。新・旧ファンに送る永遠のバイブル、下巻。

目次

第四章 高揚
第五章 熱風
第六章 迷走
第七章 決断
第八章 異変
最終章 月蝕
おわりに
<特別付録>LUNA SEA LIVE MENU

抄録

――前のインタビューのとき、「もう自分の体は穴ボコだらけだ」と言っていたけど、筋肉はついた?(笑)
「……もっと、穴ボコだらけになってるかな(笑)」
――SUGIZOと雑誌の対談で会ったとき、レコーディングが終わっても全然休んでいないと聞いたんだけど。
「休んでないですね。稼動していない日でも、ライブのこととか、どんなふうにプレイしようかとか考えているから。ただ、バンド始めてから、本当に自分をクローズできる瞬間というのはまったくないですよ。変な話」
――穴ボコの体は意外に保つものなんだ。
「何かをやり遂げようとしている力とか、信じる力に支えられているような気がする」
――細い糸で、やっと支えられているというような。
「そんな気は、しますね」
――でも、細い糸も短いときは張るのにそんなに力はいらないけど、長くなってくると引っ張っておくのが大変になるよね。
「大変……。そういう意味でも、穴ボコの体の方が軽くていいのかもしれない(笑)」
――そんな穴ボコの体のまま、ツアーに突入していく。
「でもね、俺を癒してくれるものが目の前にぶら下がっているからね。ツアーという。ファンの子が喜んでいる顔とかを想像すればするほど、熱くなってくるから大丈夫だと思う」
――ツアーの話なんだけど、『STYLE』というライブで表現するにはあまりにも選択肢が多いアルバムを生んでしまったから、どうするのかなと思ってるんだけど。
「確かに、選択肢は無数にありますね」
――何をチョイスし、何を捨てるか。
「ただ、僕個人としては、アルバムを忠実に再現するのもひとつの方法だと思うけど、ライブはそんなものだとつまらないと思ってる。音も動きも会場の空気も、全部含めたうえで、インパクトとテシションのあるワンシーンを作れたら、と思っているんです」
――SEをどうするかとかキーボードをどうするか、という問題ではなく、『STYLE』の中に封印してあるマインドやソウルをダイレクトに伝えていくという。
「そう。それと、それ以上のもの」
――それ以上のもの?
「……じゃなければ、面白くないでしょう。ライブやる意味なんかないでしょう。うちでCD聞いてもらっている以上のものがライブ会場には渦巻かなきゃいけない」
――たぶん、『STYLE』のナンバーたちが演奏されるステージは、相当の緊迫感に包まれると思う。
「東京ドーム以来、ずっとライブやっていないからね。NHKホールは、一番僕らの側で支えてくれている人たちだと思うから、アットホームな感じにはなると思うけどね」
――ただ、前のインタビューで言っていたけど、「『STYLE』は賛否両論が激しいアルバムになるだろう」という発言。そして、「良くないといったヤツとは二度と友達にならない」という発言を思い出すと、緊迫感はつきものだと思うけどね(笑)。
「ファンレターとか読むでしょ。良いとか悪いとか、好きだとか嫌いだとか、もの凄くみんなの間で渦巻いているみたい。俺としては、その状態はバンザーイ! っていう感じなんですよ(笑)。みんなの想像以上のものを作るのが目標だったから。裏切りたかったし。もちろん、嫌いな子もいるみたいだけど、逆に訊きたいのね。“あなたは、何年何月何日のLUNA SEAが好きなんですか”って。『MOTHER』をもう一度やろうと思っても、もう録れないし。進むしかないんですよ、前向いて」
――逆に、凄くインスピレーションを感じた手紙とかは?
「その子なりの解釈で1曲1曲解釈してあるのとかは、重いよね。軽くは聴けない、問題提示をしてくれているアルバムだ、という指摘は多い。ただ、まだツアーをやっていないし、『STYLE』という言葉が持つ重みとかディテールとかは、ツアーが終わった後に本当にわかるんじゃないかと」
――それは、J自身にとっても同じ?
「そうですよ。インタビューで言ってた、“あなたのSTYLEはなんですか。そして、それを守ろうとするのか、それとも壊そうとするのか。凄いものなのか大したことないものなのか”という問いかけが、自分にも起こると思う。その最終的な答えが、ツアーが終わったときに出てくると思う」
――実は、僕はその混乱が、早くも前のインタビューのときに出てきてしまって(笑)。あれほど混乱した取材はなかったかもしれない。自分のSTYLEとは何なのか……。
「ファンの子も、同じことを感じてくれていると思う。“あたしのSTYLEは何なんだろう”という問いかけが、アルバムで偶然にせよ必然にせよ提示できたわけで。この時代って、流れていくの、簡単じゃないですか。でも、こんなに情報が氾濫しているときに、自分を見つめ直すことがとても重要だと思うんですよ。君はどこなんだ、俺はどこなんだっていう……ある種の、人間の永遠のテーマ」

*この続きは製品版でお楽しみください。

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