マイリストに追加

和書>小説・ノンフィクションボーイズラブ小説大学生

優しくしないで、強く抱いて。

優しくしないで、強く抱いて。


発行: いるかネットブックス
シリーズ: 消えない傷痕
価格:150pt
形式:MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
みんなの評価 未評価
◆レビューを書く

¥0サンプル
XMDFのファイルをご覧になるにはブンコビューア最新版(無料)をインストールしてください。

「書籍ファイルが壊れています」と表示される場合は、ブンコビューアを最新版にアップデートしてください。
購入する


著者プロフィール

 浅葉 りな(あさば りな)
 7月27日生まれ。獅子座のO型。小説のほかに、ゲームのシナリオやコミックの原作を執筆。

解説

 あれから1年と少しが過ぎて、僕たちは三度目の夏を迎えていた……。大学生になった僕と呉崎は、相変わらずのカンケイだった。でも、僕はこれでいいのかなって、いつも気になっていた。僕はどうしたらいいんだろう? このまま呉崎に甘えていて、いいのかな……。
「三度目の夏を過ぎても」で何が起こったのかを、尾崎視点で描いた作品。
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

抄録

「……また、切ったんだって?」
 呉崎は静かに言った。
「ごめん」
 責められているような気がして、ぼくは目を伏せた。
「謝らなくていい」
「ごめん」
 でもぼくは、呉崎にも傷をつけてる。ぼくの腕に刻まれたのと同じ数だけ、呉崎も心の中に傷を受けてるんだよね。
「おまえが謝ることなんてない」
「でも悪いのはぼくだよ」
 触られたのだって、大したことじゃなかったはずだ。なのにぼくはどうしてそれくらいのことで切ってしまったんだろう。
「悪くない」
「ぼくが悪いんだよ」
 最後は涙声だった。
 汚された――という気分ではいた。
 でも、そんなの、こうやって呉崎の顔を見て声を聞いて、そうすれば全部消えてしまうようなことで。
 なのにぼくは。
 消えてしまうはずなのに、なにかもやもやしたかたまりを胸の中に抱えたままでいる。
 呉崎は黙って、ぎゅっとぼくを抱きしめてくれた。
 呉崎の服からはコンビニで売ってる、からあげの油のにおいがした。

*この続きは製品版でお楽しみください。

本の情報

この本を読んだ人は、こんな本も読んでいます

形式

【MEDUSA形式】
MEDUSA形式の作品はブラウザですぐに開いて読むことができます。パソコン、スマートフォン、タブレット端末などで読むことができます。作品はクラウド上に保存されているためファイル管理の手間は必要ありません。閲覧開始時はネットに接続している必要があります。

詳細はMEDUSA形式の詳細説明をご覧下さい。