和書>小説・ノンフィクション>ボーイズラブ小説>若者
解説
奥深くまで征服されて、充溢感に喘ぐ――。親友に失恋した夜、堅物編集の聡は、野性的な色気を放つ行きずりの男・マサヤと寝てしまう。誰の鼓動も感じたことがなかった内奥は、余すところなく探られ、与えられる甘やかな熱さに蕩けていく。ただ、彼の唇の感触は知らないまま……。一夜限りの遊び。躰に潜む熱に気づかぬ振りでそう割り切ろうとした聡だが、取材先でマサヤと再会し!? あなたに全部奪われる。
目次
ふしだらな微熱
ふしだらな情熱
ふしだらな情熱
抄録
「さっきから思ってたんだけど、……もしかして初めて?」
聡の背中がぴくんと震えた。恥ずかしかったけれど、嘘をついても仕方がないと小さく頷く。
「……そっか」
ぽつりと落ちた一言。面倒だと思われたのだろうか。
それならここでやめてくれないかと虫のいいことを思う反面、小さな不安が込み上げてくる。それはマサヤに呆れられ、突き放される恐れだった。
初対面の、それも一晩限りの相手にどう思われようが構わないはずなのに。
聡が自らの不可思議な感情に戸惑っているうちに、どうしてか質問したマサヤのほうが照れくさそうな面持ちになった。掌で口許を覆い、ラッキーと呟く。
「俺ってば、ついてるな」
こんな状況にふさわしくないような眩しい笑顔を向けられて、聡はどきりとした。
「傷つけたりしないから。とびきり感じさせてあげる」
*この続きは製品版でお楽しみください。
聡の背中がぴくんと震えた。恥ずかしかったけれど、嘘をついても仕方がないと小さく頷く。
「……そっか」
ぽつりと落ちた一言。面倒だと思われたのだろうか。
それならここでやめてくれないかと虫のいいことを思う反面、小さな不安が込み上げてくる。それはマサヤに呆れられ、突き放される恐れだった。
初対面の、それも一晩限りの相手にどう思われようが構わないはずなのに。
聡が自らの不可思議な感情に戸惑っているうちに、どうしてか質問したマサヤのほうが照れくさそうな面持ちになった。掌で口許を覆い、ラッキーと呟く。
「俺ってば、ついてるな」
こんな状況にふさわしくないような眩しい笑顔を向けられて、聡はどきりとした。
「傷つけたりしないから。とびきり感じさせてあげる」
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