和書>小説・ノンフィクション>ボーイズラブ小説>若者
解説
父だけを敬愛して育ったイケメン長男の聡夜。三人の弟と、父の弟・竜二も交えた明るく裕福な生活。そんな幸せな日々が一六歳の誕生日に一転。いつものように綺麗に微笑む父とともに、黒服の男たちが聡夜に迫る。「お前、聡夜。元の生活に戻れると、思ってる?」竜二が父によく似た顔で笑う。「覚悟しな」今、地獄の入り口に、聡夜は突き落とされた。
目次
秋谷聡夜 あきたに そうや
秋谷竜二 あきたに りゅうじ
那智昭 なち あきら
秋山聡夜 ――始まり――
秋谷竜二 あきたに りゅうじ
那智昭 なち あきら
秋山聡夜 ――始まり――
抄録
「本当に動かなかったね。いい子だ」
父さんが、黒いホウキを床に投げ捨てた。近づいてくる。父さんの足が……足しか、見えない。
倒れそう……
その僕を、父さんが抱きしめてくれた。
「可愛いよ、聡夜……私の愛する息子……」
「父さ……」
キス、された。
父さんによく似てる、と言われる僕。父さんと同じ目してる、って。その目が、見開いたまま僕を見てる。口の中、目茶苦茶になってるのに、僕を、見てる。
くちびるをぐるりと舐めて、口角から中に滑り込んできた。歯の先端を上下とも舐めて、そのさきっぽで上顎をひゅるりと舐めていく。腰が揺れる。息があがる。上顎をジグザグに舐められたら、のけぞって、躰が痙攣した。歯の際より少し奥からもっと奥まで。掻きむしりたいような掻痒感に気が狂いそうになる。そんなこと、されたことない。逃げたい。お願い、父さん、やめてやめて……やめ……
頭が、発光した。
「キスだけでイけたんだ? 敏感だな。嬉しいね」
可愛いよ、聡夜。可愛い。
*この続きは製品版でお楽しみください。
父さんが、黒いホウキを床に投げ捨てた。近づいてくる。父さんの足が……足しか、見えない。
倒れそう……
その僕を、父さんが抱きしめてくれた。
「可愛いよ、聡夜……私の愛する息子……」
「父さ……」
キス、された。
父さんによく似てる、と言われる僕。父さんと同じ目してる、って。その目が、見開いたまま僕を見てる。口の中、目茶苦茶になってるのに、僕を、見てる。
くちびるをぐるりと舐めて、口角から中に滑り込んできた。歯の先端を上下とも舐めて、そのさきっぽで上顎をひゅるりと舐めていく。腰が揺れる。息があがる。上顎をジグザグに舐められたら、のけぞって、躰が痙攣した。歯の際より少し奥からもっと奥まで。掻きむしりたいような掻痒感に気が狂いそうになる。そんなこと、されたことない。逃げたい。お願い、父さん、やめてやめて……やめ……
頭が、発光した。
「キスだけでイけたんだ? 敏感だな。嬉しいね」
可愛いよ、聡夜。可愛い。
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