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危険な系譜

危険な系譜

著: 晶山嵐子
発行: イースト・プレス
レーベル: B−cube シリーズ: 危険な系譜
価格:525円(税込)
10ポイント還元
形式:XMDF形式⇒詳細 
対応端末:パソコン ソニー“Reader”
みんなの評価 ★★★☆☆9
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解説

 父だけを敬愛して育ったイケメン長男の聡夜。三人の弟と、父の弟・竜二も交えた明るく裕福な生活。そんな幸せな日々が一六歳の誕生日に一転。いつものように綺麗に微笑む父とともに、黒服の男たちが聡夜に迫る。「お前、聡夜。元の生活に戻れると、思ってる?」竜二が父によく似た顔で笑う。「覚悟しな」今、地獄の入り口に、聡夜は突き落とされた。

目次

秋谷聡夜 あきたに そうや
秋谷竜二 あきたに りゅうじ
那智昭 なち あきら
秋山聡夜 ――始まり――

抄録

「本当に動かなかったね。いい子だ」
 父さんが、黒いホウキを床に投げ捨てた。近づいてくる。父さんの足が……足しか、見えない。
 倒れそう……
 その僕を、父さんが抱きしめてくれた。
「可愛いよ、聡夜……私の愛する息子……」
「父さ……」
 キス、された。
 父さんによく似てる、と言われる僕。父さんと同じ目してる、って。その目が、見開いたまま僕を見てる。口の中、目茶苦茶になってるのに、僕を、見てる。
 くちびるをぐるりと舐めて、口角から中に滑り込んできた。歯の先端を上下とも舐めて、そのさきっぽで上顎をひゅるりと舐めていく。腰が揺れる。息があがる。上顎をジグザグに舐められたら、のけぞって、躰が痙攣した。歯の際より少し奥からもっと奥まで。掻きむしりたいような掻痒感に気が狂いそうになる。そんなこと、されたことない。逃げたい。お願い、父さん、やめてやめて……やめ……
 頭が、発光した。
「キスだけでイけたんだ? 敏感だな。嬉しいね」
 可愛いよ、聡夜。可愛い。

*この続きは製品版でお楽しみください。

本の情報

形式

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