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発行: ニューメディアプレス
レーベル: ホワイトロマンBL文庫
みんなの評価 ★★☆☆☆(6)
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和書>小説・ノンフィクション>ボーイズラブ小説>業界人
絶対×捕食
著: 白城るた 画: 火の村心発行: ニューメディアプレス
レーベル: ホワイトロマンBL文庫
価格:683円(税込)
10ポイント還元
形式:
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対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
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著者プロフィール
白城 るた(しらき るた)
11月22日生まれ。蠍座。B型。
趣味:漫画・アニメを熱く語ること。珈琲大好き。木製のテーブルがある古くてジャズがかかっているような喫茶店で漫画を読むのが至福の幸せ。代表作品多数、白城るたの読者は累計100万人とも言われている。
11月22日生まれ。蠍座。B型。
趣味:漫画・アニメを熱く語ること。珈琲大好き。木製のテーブルがある古くてジャズがかかっているような喫茶店で漫画を読むのが至福の幸せ。代表作品多数、白城るたの読者は累計100万人とも言われている。
解説
天才料理人・三神のいる職場はいつも荒れた。三神は腕はいいが口は悪かったからだ。今日も調理場を追い出された三神は、偶然知り合った明斗という少年のアパートに世話になる。だがその少年も料理人だった。他人を信じず、たった一人で生きてきた三神。その彼に満面の笑みで「おいしい」と伝える明斗。三神の胸の中に奇妙な独占欲が沸く。
こいつが欲しい……こいつを手に入れたい。
その欲望のままに三神は明斗を自分のものだと宣言する。愛をしらない三神のやり方は強引で意地が悪く……。だがある事件をきっかけに明斗は三神の料理を食べられなくなってしまった。その日から食卓は惨たんたるありさまになる。激怒し、苦悩する三神は最後の賭けに出る。
三神の過去の傷、愛するという意味。
「俺の身体の血の一滴さえ、お前のために食わせてやりたい……!」
泣いてください。深く切ない感動のシリアス純愛ストーリー。
こいつが欲しい……こいつを手に入れたい。
その欲望のままに三神は明斗を自分のものだと宣言する。愛をしらない三神のやり方は強引で意地が悪く……。だがある事件をきっかけに明斗は三神の料理を食べられなくなってしまった。その日から食卓は惨たんたるありさまになる。激怒し、苦悩する三神は最後の賭けに出る。
三神の過去の傷、愛するという意味。
「俺の身体の血の一滴さえ、お前のために食わせてやりたい……!」
泣いてください。深く切ない感動のシリアス純愛ストーリー。
目次
絶対×捕食
抄録
「…………あの」
声をかけられ、三神はビクッと首を上げた。路地の向こうの街灯を背に、誰か立っている。
こちらからは顔は見えない。
三神は用心深く位置を直した。いつでも攻撃できる体勢にだ。
「あ、やっぱり、さっきの。よかった……追いついた……」
相手は長いためいきをついて肩を下げた。手の先にぶらさがっているのはバッグだ。三神は目を細めた。
「あの、これ……あんたんだよね?」
明るい声で言うとバッグを手にしたまま近寄ってきた。
ゴミ袋三つ分の距離をおいて、三神にも相手がわかった。さっきかつあげされていた少年だ。あどけない顔にびっしりと汗をかいている。
「さっきはどうもありがと。助けてもらっちゃって……すごく強いんだね」
ゴミのちらかった路地裏で、かつあげされていた少年と、血まみれの男が向き合っている。しかも一方はまるで財布でも拾ってもらったかのようなのんきな言いぐさで。
三神は立ち上がると腕を伸ばし、彼からバッグを奪い取った。そのまましゃがみこみ、足の間に置いて中身を確認する。
「重いよね、それ。何が入っているの? 持ってくるの大変だったんだよ」
ざっと見てなくなったものがないことを確認した三神は、バッグの上に顔を伏せた。
腹立ち紛れの喧嘩をすませた後は、休息が必要だ。三神は夕食もとっていなかったのだから。
頭突きをいれられた腹がまた痛み出した。顔も腫れてきているらしい。脈と一緒に血の流れている頬が痛んだ。
「あの……」
心配そうな声が降ってくる。目の前に汚いスニーカーの先があった。少年はいつの間にか、ごく近くまで寄ってきていた。
「大丈夫?」
「うるせえ」
三神は短く言い捨てた。なんなんだ? こいつは。
「怪我、してるんでしょう?」
どこか舌たらずな調子の声。目を上げるとちょうど前に白い顔があった。大きな目が心配気に自分を見つめている。
「僕の家へこない? 汚いアパートだけど。傷の手当て、させてください」
少年は三神の目の前に手を差し伸べた。
三神はその手のひらを見て眉をひそめた。指の関節と手のひらに、何かを握ってできたような豆ができている。それは三神の手のひらにあるものと同じだった。
*この続きは製品版でお楽しみください。
声をかけられ、三神はビクッと首を上げた。路地の向こうの街灯を背に、誰か立っている。
こちらからは顔は見えない。
三神は用心深く位置を直した。いつでも攻撃できる体勢にだ。
「あ、やっぱり、さっきの。よかった……追いついた……」
相手は長いためいきをついて肩を下げた。手の先にぶらさがっているのはバッグだ。三神は目を細めた。
「あの、これ……あんたんだよね?」
明るい声で言うとバッグを手にしたまま近寄ってきた。
ゴミ袋三つ分の距離をおいて、三神にも相手がわかった。さっきかつあげされていた少年だ。あどけない顔にびっしりと汗をかいている。
「さっきはどうもありがと。助けてもらっちゃって……すごく強いんだね」
ゴミのちらかった路地裏で、かつあげされていた少年と、血まみれの男が向き合っている。しかも一方はまるで財布でも拾ってもらったかのようなのんきな言いぐさで。
三神は立ち上がると腕を伸ばし、彼からバッグを奪い取った。そのまましゃがみこみ、足の間に置いて中身を確認する。
「重いよね、それ。何が入っているの? 持ってくるの大変だったんだよ」
ざっと見てなくなったものがないことを確認した三神は、バッグの上に顔を伏せた。
腹立ち紛れの喧嘩をすませた後は、休息が必要だ。三神は夕食もとっていなかったのだから。
頭突きをいれられた腹がまた痛み出した。顔も腫れてきているらしい。脈と一緒に血の流れている頬が痛んだ。
「あの……」
心配そうな声が降ってくる。目の前に汚いスニーカーの先があった。少年はいつの間にか、ごく近くまで寄ってきていた。
「大丈夫?」
「うるせえ」
三神は短く言い捨てた。なんなんだ? こいつは。
「怪我、してるんでしょう?」
どこか舌たらずな調子の声。目を上げるとちょうど前に白い顔があった。大きな目が心配気に自分を見つめている。
「僕の家へこない? 汚いアパートだけど。傷の手当て、させてください」
少年は三神の目の前に手を差し伸べた。
三神はその手のひらを見て眉をひそめた。指の関節と手のひらに、何かを握ってできたような豆ができている。それは三神の手のひらにあるものと同じだった。
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