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ありがとう、ディープインパクト

ありがとう、ディープインパクト


発行: 廣済堂出版
価格:500pt
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対応端末:パソコン ソニー“Reader”
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解説

 ディープ物語完結編のノンフィクション。史上最強馬と言われ、惜しまれつつ06年の有馬記念で引退となったディープインパクト。同馬と取り巻く人間たちの栄光の足跡と、無念の敗北や薬物騒動など、苦難の裏側を描き出す公式本。武豊騎手や池江調教師ほか、牧場スタッフらに綿密取材。秘蔵写真も満載のメモリアルブック。

目次

PHOTO

第1章 磨かれた原石
第2章 飛ぶ馬
第3章 無敗の三冠馬
第4章 屈辱、そして第2幕へ
第5章 凱旋門賞参戦
第6章 ラスト・フライト

抄録

 2歳になったばかりのころ、04年1月はじめに計測したとき、ディープの馬体重は439キロだった。大きな怪我や病気をすることなく順調に調教をかさね、6月の計測時には460キロ台になっていた。
 そして、横手厩舎でトレーニングをはじめてからほぼ1年経った04年9月上旬、育成過程を終了したディープは、故郷のノーザンファームを離れ、栗東トレーニングセンターの池江泰郎(やすお)厩舎に入ることになった。
 2歳時の9月上旬というと、ちょうど新潟と小倉で2歳ステークスが行われるころだ。2歳重賞の皮切りとなる函館2歳ステークスは8月上旬に終了している。デビュー後1〜2戦消化してからそれらの2歳ステークスを走る同期生に比べると、かなり遅めの入厩(にゅうきゅう)である。
 しかし、もちろん遅すぎるわけではない。
 秋田は言う。
「『この馬は走りそうだ』と思ったら、9月10日ごろトレセンに入れて、11月ぐらいから競馬に使う、ということはよくあります」
 確かに、11月に新馬戦を勝てば、その後ひとつ使うか、あるいは直接12月のラジオNIKKEI杯2歳ステークスか朝日杯フューチュリティステークス(G、芝1600メートル)にむかい、いい結果が出れば、翌春のクラシックロードにスムーズに乗ることができる。
「ディープの場合、何せ華奢だったので、携わっている者はみな『もう少し大きくしたい』と考えていました。ほかの馬が15─15(1ハロン=200メートルを15秒平均のペースで走ること)の調教から14秒、13秒と速くしていっても、この馬は、成長を待つという意味で、しばらく15秒のところで止めていたんです。そんなふうに馬に合わせているうちに自然とこの時期の入厩になった、ということです」
 きちんと意思統一がなされた組織ならではのことなのだが、まったく別の機会に横手に話を聞いたとき、彼は秋田と同じことを言った。
「ディープの場合、成長が遅れていたので、無理をしないという大前提がありました。牝馬ならともかく、牡馬のレースは激しくなります。ほかの馬に弾き飛ばされたりしないよう、ぼくたちはどうしてもある程度のガサを求めてしまうんです。あまり大きすぎても脚元への負担が増して困るのですが、それでも、もうちょっと大きくしたいと思っていました。飼い葉の食いはよかったですよ。でも、太らない体質でした。ですから、筋肉的にはいいものになっていきましたね」

*この続きは製品版でお楽しみください。

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