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値段のカラクリがズバリ!わかる本

値段のカラクリがズバリ!わかる本

編: 博学こだわり倶楽部
発行: 河出書房新社
価格:473円(税込)
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対応端末:パソコン 
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著者プロフィール

 博学こだわり倶楽部(はくがくこだわりくらぶ)
 互いの知識を競いあう、驚くほどの博学集団。メンバーは、常人が気にもとめない世の森羅万象にこだわり、その解明のために東奔西走して追究する。著者には、『ネコに遊んでもらう本(1)(2)(3)』『イヌに遊んでもらう本(1)(2)(3)』『雑学王 話のネタ300連発(1)(2)』『かなりHな大疑問』『かなりHな博学知識』『かなりHな心理学』『ハムスターに遊んでもらう本』『この言葉の違いを言えますか?』『確実に勝者になれる本』(小社刊)などがある。

解説

 携帯電話、牛丼、百円ライターに外科手術……いったい誰がどれだけ儲けてる? 安さの秘密は? 高額のわけは? 私たち小市民のモヤモヤはこれで解消!

目次

1 携帯電話を0円で売って、どうして商売が成り立つの?
 ●堅実な市民ほど気になる値段のカラクリ


 週刊誌の値段・“喫茶店のコーヒーの値段”との意外な関係とは?
 携帯電話の値段・本体価格「0円」っていったいどういうこと
 パソコンの値段・高いもの、安いもの、どちらを買った方が結局お得?
 クレジットカードの限度額・使えば使うほど限度額がアップする仕組みとは
 使い捨てライターの値段・値上げしたくてもできないあの愛称の弱点とは
 タバコの値段・実はヘビースモーカーは大いに社会に貢献している!
 栄養ドリンクの値段・安すぎると売れない価格設定の不思議
 立ち食いそばの値段・一杯のかけそばに泣くおそば屋さんの辛〜い事情とは
 牛丼の値段・これだけ原価率が高いのに店の経営が成り立つわけは
 カレーの値段・カレーショップを成功させる値付けの法則
 ラーメンの値段・儲け度外視のこだわり店はここで採算をとっている
 スーツの値段・激安価格を可能にする大型紳士服店の裏側とは
 タクシーの夜間割増・割増料金をとらなければならない法的根拠
 散髪料金・町の理髪店を悩ます厳しい現実とは
 広告の値段・高いものあり、安いものあり、広告料金はこうして決まる!


2 保釈金の金額は誰が何を根拠に決めている?
 ●“万が一”に備えて知っておきたい値段のカラクリ


 外科手術の値段・日本一の名医も新米医師も同じ料金のわけ
 脳死手術の値段・莫大な医療費は、誰の負担になる?
 風邪薬の値段・市販の薬が高いのも、これで納得
 予防接種の値段・当然、高いものの方がよく効くの?
 動物の医療費・ペットの診察料はなぜ高いか?
 葬式費用・葬儀のなににお金がかかるのか
 火葬料金・値段の違いはコレの違いだ!
 仏壇の値段・客の心理を利用した値付けのカラクリとは
 棺桶の値段・原価にはこんな料金も含まれている
 生命保険金・どうして男と女で保険料が違うの?
 地震保険料・住む場所によって、これだけ違うのはなぜ?
 保釈金・その金額はどうやって決まるのか?
 弁護士料金・高いようだが、値引きもある
 無断駐車の罰金・この金額に法的根拠はあるのか?
 キセルの罰金・それでもキセル乗車が減らないのはどうして?
 ケンカの和解金・想像以上に高くつくのでご用心!
 レッカー移動の費用・どうして1万2000円もかかるのか?
 探偵の値段・意外に明朗な料金システム


3 果たして高いのか安いのか…宇宙旅行の相場とは?
 ●夢をかなえるために必要な値段のカラクリ


 宇宙旅行の値段・この金額、高いと見るか、安いと見るか
 ウエディングドレスのレンタル代・たった一日借りるのになぜこんなに高いの?
 結婚式の値段・格安パックで式場は大赤字?
 美容整形の値段・広告費が値段を高くする
 宝石の値段・本当に資産価値のあるものを見極める方法
 エルメスのバッグの値段・そんじょそこらのバッグとはここが違う!
 高級雑貨の値段・店長の勘とセンスで決まる!
 大クワガタの値段・“黒いダイヤモンド”の驚くべき取引額
 錦鯉の値段・たかが魚に何百万の値がつく理由とは?
 大トロの値段・あの値段になるまでの裏事情


4 卵の値段が50年前からずっと変わらない謎
 ●奥サマもこの説明なら納得!の値段のカラクリ


 牛乳の値段・こんなに少ない儲けで酪農農家はどうやりくりする?
 コメの値段・日本人なら知っておきたいおコメの流通のカラクリ
 卵の値段・なぜ半世紀も値上がりしなかったのか?
 コーラの値段・缶の大きさが違っても同じ120円なのはなぜ?
 焼きたてパンの値段・ここが工場製造のパンとはちょっと違う
 スーパーの生花の値段・専門店よりはるかに安くなるカラクリ
 門松の値段・言われるままに払ってる“縁起もの”の本当の値段は?
 新聞購読料・えっ、夕刊をとらなくても値段が変わらないって本当?
 教科書の値段・ただでもらえる教科書、いったい誰が買ってくれてるの?
 家庭教師の値段・特別お金持ちでなくても利用できるようになったわけ
 タイヤの値段・原価はなんと、希望小売価格の10%以下
 洋服の値段・同じ商品でも店によって値段が違うのはなぜか
 100円ショップ・ネクタイから鍋、包丁まで、驚くべき品揃えの秘密
 家具の値段・“大幅値下げ”できる秘密が知りたい!
 カーテンの値段・高いものと安いものではここに差が出る!
 ビデオテープの値段・こうして価格破壊ははじまった!


5 宅配便のおニイさんがいつも走り回っている事情って?
 ●売り手のつら〜い事情が見え隠れする値段のカラクリ


 お花の値段・粗利7割でも、けっこうキビシイ商売
 合い鍵の値段・原価の10倍にもなる理由
 宅配便の値段・1個運んでいくら儲かるのか
 赤い羽根の値段・募金が10円でも元はとれる?
 車の値段・仕入れ値ぎりぎりで売って、儲けはあるの?
 食べ放題の店・儲けを出すためのあの手この手
 カレンダーの値段・意外に値段が高いのも、こんなつらいわけがある
 銭湯の値段・“激安銭湯”が不可能な理由とは
 ダフ屋のチケットの値段・意外とキビシイ裏事情を大公開!
 大学受験料・少子化時代をて生き残る大学経営の知恵
 イタリア料理の値段・料理の収入だけじゃ、店はアップアップ?!
 占いの値段・なぜ見料3000円が業界相場になった?
 自動車教習所の値段・免許をとるのに30万円は高すぎない?


6 塀の中で作業に励む面々のお給料っていくらなの?
 ●損しないために必読の、もらえる値段のカラクリ


 刑務所の作業賞与金・罪の重い人ほどたくさんもらえる?!
 航空機事故の補償額・万が一の時にはどれだけ補償されるのか
 中古ゴルフクラブの値段・意外なほど高く買い取ってくれるわけ
 中古車の値段・販売店はそれほど儲かっていない?!
 古本の値段・買い取り額の決めては本の状態か、それとも……
 動物タレントのギャラ・なぜイヌよりネコのギャラが高いのか?
 総理大臣の給料・外国と比べると意外に高額
 総理大臣の退職金・あの人には一円も出なかった理由とは
 国会公用車の払い下げ価格・議員殿には5万円で払い下げられるカラクリ
 政党助成金・意外に多額なお金の不透明な使われ方


7 旅行会社のパックツアーはこんなに激安で採算とれるの?
 ●不況長引くいま時の、遊びにかかる値段のカラクリ


 旅行の値段・格安ツアーの交通費はタダ同然?!
 パック旅行の子供料金・割引されたりされなかったりするわけ
 ルームサービスの値段・同じものなのになぜこうも高くなる?
 ホテルのサービス料金・10%に設定される根拠とは?
 ホテルのマッサージ・ホテルとマッサージ師の取り分は?
 空港施設使用料・いったい何のために払わされるのか?
 免税店の値段・知れば得する安さのカラクリ
 駅弁の値段・駅に支払うマージンはどれくらい?
 高級クラブの値段・「座って5万円」は本当なのか
 カクテルの値段・原価の10倍以上にもなる理由とは?
 出会い系サイトの値段・無料サイトの業者はどうやって儲けている?
 ファッションマッサージの値段・店の取り分と女の子のギャラの関係は?
 宅配ビデオの値段・高いリスクに安い料金設定
 刺青の値段・関東と関西とで違う料金システム
 映画料金・日本だけがどうしてこんなに高いのか
 博覧会の入場料・高すぎても安すぎてもダメなわけ
 ディナーショーの値段・客も歌手も満足させる値段設定の法則
 スキー板の値段・なぜ5割引、6割引は当たり前なのか?


8 近くに出そうと遠くに出そうとなぜ郵便料金は一律なの?
 ●支払うたびにふと疑問に思う公共料金のカラクリ


 電気料金・なぜ住んでいる所によって料金が違うの?
 水道料金・場所が違えば、料金が10倍も違ってくるカラクリ
 NTTの番号案内料金・100円の手数料は高いか、安いか?
 郵便料金・なぜ全国どこでも一律料金なのか
 NHKの受信料・見ていなくても支払うべき根拠って?
 乗り物の大人運賃・たった12歳から大人扱いされるのはどうして?
 地下鉄運賃・物価の高い東京が日本一安いわけ
 定期券の値段・鉄道会社によって割引率は大違い
 自動車重量税・普通車より大型トラックのほうが安いわけ
 高速料金・大型トラックと普通車が同じ料金という不思議
 交通安全協会費・免許更新時に支払うお金の使い道は?

抄録

   タクシーの夜間割増・割増料金をとらなければならない法的根拠


 深夜帰宅するとき、頼りとなる足はタクシーである。ところが、そのタクシー、深夜になると、こちらの足元をみすかしたかのように割増料金をとる。午後11時から午前5時までは、通常の3割増しの料金となるのだ。
 昼間なら3000円でいけるところが4000円となるわけで、デフレの時代にあっては、この3割増しの出費はけっこうふところにこたえる。
 ただし、タクシー会社によれば、この深夜料金制度は、けっして終電後のお客の足元をみたわけではないという。労働基準法をクリアするには、割増料金をとらざるをえないのだそうだ。
 労働基準法第三十七条三項には、「午後十時から午前五時までの間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の二割五分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない」とある。
 要するに、深夜勤務には、割増賃金を支払わなければならないことが、法的に定められているわけだ。タクシー会社は、その割増分の負担をお客に求めているのである。
 なお、東京をはじめとする大都市では、深夜割増となるのは午後11時以降。法律どおりの午後10時以降より、タクシー業界では1時間遅くしている。これは、お客の負担を増やさないように、考慮《こうりょ》してのものだという。
 もっとも、この業界の言い分、釈然《しゃくぜん》としないところが残ることも事実である。居酒屋が夜10時以降、割増料金をとったという話は聞かないし、深夜のコンビニエンスストアやスーパーだってそうだ。
 そんななか、タクシーだけ深夜割増となっているのは、居酒屋やコンビニほど儲かっていないということになるのだろうか。


   散髪料金・町の理髪店を悩ます厳しい現実とは


 近年、街の理髪店をめぐる現実は、相当きびしくなってきている。
 ハサミ一本でできそうな理髪店だが、じつは大きな経費がかかる仕事だ。家賃に加えて、ドライヤーやハサミなどの理髪道具にけっこうな元手がかかっている。プロ用のハサミは、100円ショップでは売っていない。ひとつ何万円もするものもあるくらいだ。さらに、化粧品代、クリーニング代が経営にのしかかってくる。ときどきは、設備を新しいものに変えることも必要だ。そんなわけで、散髪代の40%くらいが経費で飛んでいく。
 残り60%が利益といっても、理髪店は毎日が千客万来というわけではない。家族経営の小さな理髪店だと、一日に平均10人くらいのお客がせいぜいである。
 1人が4000円払ったとして、一人当たりの利益は2400円だ。ということは10人のお客で2万4000円となる。休店日を除けば、月当たりの利益は60万円程度になる。
 これを家族で分けねばならないのである。理髪店の利益は、髪のようにきわめて細いものなのである。
 そのうえ、街の理髪店の将来はけっして明るくない。美容室にお客をうばわれつづけているし、新たなライバルに激安理髪店が登場してきている。若者は美容室、サラリーマンはディスカウント店にいくとなると、理髪店には先細りの心配が絶えない。
 いま理髪店のオヤジさんには、マジメな話、円形脱毛症の人が増えているかもしれない。

本の情報

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