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微熱のエゴイスト

微熱のエゴイスト

著: 飛田もえ 画: コゴエ
発行: 茜新社
レーベル: ステラ★ノベル
価格:945円(税込)
10ポイント還元
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★☆☆5
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著者プロフィール

 飛田 もえ(とびた もえ)
 12月23日生まれ・山羊座・A型。

解説

 義兄が継いだ会社が経営難と知った一眞に、ライバル会社から合併の話がきた。さっそく社長に会いにいった料亭で過去、手ひどく裏切ってしまった元恋人・遊馬と再会する。ライバル会社社長であり、これから自分の社長となる人物とは、なんと遊馬だった。一眞は遊馬から買収契約書を渡され、「おまえを俺が買い取るという但し書きがついてもサインできるか?」と問われ――。
 お待たせしました! 飛田もえのエロティックな純愛ストーリー。

抄録

「失敗した人間に対して同情しているのか?」
「だとしたら、どうする」
 一眞の言葉を聞いても遊馬は表情一つ変えることはない。机に浅く肘を置き、こめかみに指先をやる仕草で、試すような視線を一眞に向けた。
 一眞はゆっくりと顔を上げ、遊馬の視線を受けとめる。一時の感情で立ち上がり、出ていこうとしたがそれをできない自分自身の立場を思い知る。
「同情……同情でも……それできちんと社員を受け入れてくれるなら、俺はどんなふうに思われてもいい。なかったことにしてくれという俺の言葉は忘れてくれ」
 遊馬は口許で微笑みながらその言葉を聞いていた。だがその笑みには優しさなど微塵もない。
 ここには記されてないが、と遊馬は傍らにあったファイルケースから契約書を取り出し、一眞の前に置く。買収の条件が書き連ねられたそれは、あとは一眞のサインさえ入れば契約成立となるはずだった。
「おまえ自身を俺が買い取るという但し書きがついても、これにサインができるか?」
「な……にを……」


*この続きは製品版でお楽しみください。

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