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ホンネを見抜く脳科学

ホンネを見抜く脳科学

著: 知的発見!探検隊 監修: 米山公啓
発行: イースト・プレス
シリーズ: イースト雑学シリーズ
価格:525円(税込)
10ポイント還元
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対応端末:パソコン ソニー“Reader”
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著者プロフィール

 米山 公啓(よねやま きみひろ)
 1952〜
 山梨県生まれ。脳卒中、認知症、老人医療、健康論、医療経済などを専門とする医学博士。臨床医として多くの患者の治療にあたるかたわら、医療実用書や医学ミステリーの執筆活動、講演会、テレビ・ラジオへの出演など、その他の活動も幅広く行う。代表的な著書は『健康という病』(集英社)、『脳が若返る30の方法』(中経出版)。近著には『医者の半熟卵』(ぶんか社)、『7日間の人生レッスン──父が残したメッセージ』(マガジンハウス)ほか多数。

解説

 脳研究の最前線! アナタの心、読まれています! 脳の仕組みがわかれば、相手の心が透けて見える! 自分のキモチもよくわかる! 恋人の、職場のライバルの、苦手なアイツの、「ココロの裏」がイタいほどわかってしまう!

目次

第1章 脳が教える“自分探し”の最短ルート! 自分がわかる脳科学
Check&Training 「自分」がわかる脳タイプ診断
第2章 脳を知れば“人類のもめごと”は解消する!? 人づき合いの脳科学
Check&Training 「人づき合い」の脳タイプ診断
第3章 脳が生み出す、男と女の間の深い溝! 男と女の脳科学
Check&Training 「男と女」の脳タイプ診断
コラム
第4章 セックスがもっとよくなる、脳の秘密! 性の脳科学
Check&Training 「性」の脳タイプ診断
第5章 なぜダメかの理由がわかれば怒りも静まる! 困った人の脳科学
Check&Training 「困った人」の脳タイプ診断
コラム
第6章 そのストレス脳科学が大解決! 上司と部下の脳科学
Check&Training 「上司と部下」の脳タイプ診断
おわりに

抄録

第1章 脳が教える“自分探し”の最短ルート! 自分がわかる脳科学

01 自分像の間違いを正すなら今! 「全方位レーダー型」の女性脳「一極集中ソナー型」の男性脳

KEYWORD 脳梁(のうりょう)

 研究者や関連機関のスタッフだけの注目テーマであった「脳科学」を、一般の人々にも知らしめるきっかけとなった要素のひとつが、“男性脳と女性脳の違いの解説”である。
 それまでなんとなくでしかなかった男女の決定的な言動の違いを、脳の仕組みの違いで科学的に明らかにし、その内容が多くの人の中でしっくりきたからこそ「脳科学」のすごさ、おもしろさが伝わったのだ。
 その“男性脳と女性脳の違い”とは、脳の中の「脳梁(のうりょう)」にある。脳梁とは、左右の大脳をつなぐ交連線維(こうれんせんい)の束を指し、女性はこの束が太く、男性はこの束が細い。この差により、男と女の基本的な行動、感情の違いが生まれており、脳科学で男女を語るときには絶対に欠かせない要素となっている。
 脳梁が太い女性脳は、多くの情報を処理する能力に長けているため、「全方位レーダー型」と表現されている。具体的には、会話をしながらでも、周囲の動きに敏感に反応できるし、新しい情報に囲まれていれば幸せを感じることができる。ファッション誌やグルメ雑誌などをチェックするのもその表れ。つねに新しい情報を求めていくのが女性脳の大きな特徴である。
 また、その逆で脳梁が細い男性脳は、「一極集中ソナー型」。なにかひとつに集中すると、他のものが一切見えない、聞こえない状態になってしまう。話をしながらの作業などは苦手だが、一点に集中すれば、女性脳よりも細かな点にまで気づくことができるのだ。
 私は不器用だからと自分に遠慮してしまっている女性、あなたは本当は器用な脳を持っている。
 自分は細かい作業が苦手だと思っている男性、あなたは本当は高い専門性を誇れる脳を持っている。
 今、間違った自己認識を覆(くつがえ)し、持って生まれた脳の特性を生かすことに集中しよう。


02  本当に論理的なのは女性脳!? 「女性は数学が苦手」に共感するのは女性脳の甘えだった!

KEYWORD 右脳、左脳、脳重量

「理系男子」のモテ期も安定期に入った。小難しい学問や精密機械を相手にする賢さと、実は不器用で素朴というギャップに萌える女性は後を絶たない。
 しかし、本来は「理系男子に萌えている女性」のほうが、理系的能力が高い──これは、脳科学の研究結果が導き出した事実である。
 人間の脳は、右脳と左脳に分かれており、それぞれが違う働きを持つ。
 右脳は、図形を読み取る、音楽を聴く、全体を見る、直感で判断する──などに優れ、左脳は、言語の読み取り・聞き取り、分析する、考える──といった力に優れるという。
 男女の脳を比べると、右脳は男性のほうが少し大きく、体重あたりで計算した脳重量も男性のほうが大きい。だが、知性の差はほとんどない。また、基本的に男性は右脳、女性は左脳のほうがよく働くと言われる。つまり、本来は女性のほうが論理的な考え方を得意とし、数学・物理などの理系科目も得意なはずなのだ。しかし、世間一般では、「女性には数学を苦手とする文系の人が多い」とされ、学者や研究者に女性は少なく、本来の脳の力を生かす職につく女性が稀であることがわかる。数字が嫌い、数学を学ぶ意義がわからないと苦手なふりをしてきた世の女性の方々、それは自分自身に対する甘え──なのかもしれない。


03  世界に通じる立派な人格“オタク”が圧倒的に男性に多い理由

KEYWORD オタク気質

 女性は本来、多くの情報を処理できる脳の仕組みを持つ。
 だが、仕事や家庭で時折目にするのは、目の前のことしか見えなくなっている状態だ。これは、脳梁が太く、情報処理に長けた脳だからこそのちょっとやっかいな現象である。
 女性は右脳と左脳の連絡が密であるため、さまざまな情報が行き来し、少しでも興味を引く情報があると、そっちへと引きつけられてしまうのだ。
 つまり、集中を邪魔する“誘惑因子”の発生確率が高いのである。
 一方の男性の脳は、右脳と左脳の役割分担がしっかりしている。そのため、女性の脳ほど情報が頻繁に行き交うことはない。
 要するに、ひとつのことを集中して行う脳内環境が整っているのだ。
 右脳と左脳の連絡が密でない分、“誘惑因子”が少なく、なにかに集中すると他のことにまったく関心がなくなる。
 ゆえに、その対象に対しての興味も長続きするというわけだ。
 男性の脳は、なにか面白いと思う対象を見つけると長く深くこだわり続けるという特性を持つ。
 だからこそ、女性からすると「なぜそこまで?」と思ってしまうような、いわゆる“オタク気質”が生まれやすいのだ。
 特に、日本の男性は、国民性とも言える“勤勉さ”も加わるため、ただ好きなだけではない、プロフェッショナルといっても過言ではない、高い専門性を誇るオタクとなる。そうした結果、世界各国の同志から「OTAKU」とリスペクトされるのだ。日本の漫画、アニメなどの「オタク文化」は、世界に誇れる日本の名物と言っていいだろう。
『機動戦士ガンダム』の人気が30年以上衰えないのも、アキバ系のカルチャーが世界基準となったのも、強い集中力と長く深く愛する男性脳の特性ゆえの産物なのだ。

*この続きは製品版でお楽しみください。

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