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著者プロフィール
鹿能 リコ(かのう りこ)
北海道出身。東京都在住。9月23日生まれ。血液型O型。
北海道出身。東京都在住。9月23日生まれ。血液型O型。
解説
「デートをしよう、と誘っているんだ」とのたまう、大財閥の御曹司にして旦那様の貴継。もう結婚生活半年にもなるのに、いまさら初デートがクリスマスイブの夜。その日、新妻高校生・馨の本当の望みが、相変わらず常識はずれで目的のためには手段を選ばない貴継によって、とんでもない形で満たされる! 『男子高生いきなり新婚日記』シリーズ番外編でも、貴継の過激さはますますヒートアップ♪
抄録
「そうだね。それでは、イブは馨とふたりっきりで過ごしたいねぇ」
「……それじゃあ、いつもと同じじゃない? いっしょに住んでるんだから」
「違うよ。デートをしよう、と誘っているんだ」
「デート!?」
また突拍子もないことを貴継が言い出した。
びっくりして貴継を見ると、にこにこ、おひさまみたいに笑っている。
「二十四日は終業式だろう? 馨は学校が終わったら、いったん家に戻って、また外出する。私の仕事が終わる頃……。そうだね、六時頃に待ち合わせて、いっしょにコンサートに行って、それから食事をしよう。そういうのが、普通のデートというものだろう?」
「そうらしいね。俺は経験したことないからよく知らないけど」
その程度の知識でも最後はホテルでほにゃらら……ってのがあるって知ってるけど、それは言わないでおく。
「コンサートってなんのコンサート?」
「クリスマスだし、ゴスペルはどうだい?」
「ゴスペルかぁ……。キリスト教の賛美歌だよね。クリスマスっぽくていいね。すごく楽しみだよ」
そう答えると、貴継が嬉しそうに笑った。いい大人なのに、こどもみたいに屈託なく笑う貴継を見ていたら、なんだか俺も嬉しくなってしまう。
笑い返したら、貴継が俺のことを見つめてきた。目力のたっぷり込もった瞳に、体の自由が利かないっていうか……魅入られたみたいに動けなくなった。
貴継の手が俺の頬を包む。顔が近づいてきた……と思ったら、唇が重なっていた。
優しく唇をついばまれて、じわっと胸が熱くなる。もう一度触れるだけのキスをされて、体から力が抜けると、貴継の腕に支えられた。
*この続きは製品版でお楽しみください。
「……それじゃあ、いつもと同じじゃない? いっしょに住んでるんだから」
「違うよ。デートをしよう、と誘っているんだ」
「デート!?」
また突拍子もないことを貴継が言い出した。
びっくりして貴継を見ると、にこにこ、おひさまみたいに笑っている。
「二十四日は終業式だろう? 馨は学校が終わったら、いったん家に戻って、また外出する。私の仕事が終わる頃……。そうだね、六時頃に待ち合わせて、いっしょにコンサートに行って、それから食事をしよう。そういうのが、普通のデートというものだろう?」
「そうらしいね。俺は経験したことないからよく知らないけど」
その程度の知識でも最後はホテルでほにゃらら……ってのがあるって知ってるけど、それは言わないでおく。
「コンサートってなんのコンサート?」
「クリスマスだし、ゴスペルはどうだい?」
「ゴスペルかぁ……。キリスト教の賛美歌だよね。クリスマスっぽくていいね。すごく楽しみだよ」
そう答えると、貴継が嬉しそうに笑った。いい大人なのに、こどもみたいに屈託なく笑う貴継を見ていたら、なんだか俺も嬉しくなってしまう。
笑い返したら、貴継が俺のことを見つめてきた。目力のたっぷり込もった瞳に、体の自由が利かないっていうか……魅入られたみたいに動けなくなった。
貴継の手が俺の頬を包む。顔が近づいてきた……と思ったら、唇が重なっていた。
優しく唇をついばまれて、じわっと胸が熱くなる。もう一度触れるだけのキスをされて、体から力が抜けると、貴継の腕に支えられた。
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