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著者プロフィール
雅 孝司(みや こうじ)
小説・コンピュータゲーム・パズル・テレビなど、幅広く活動中のマルチクリエイター。1982年ノンフィクションデビュー、翌年小説デビュー。テレビ「マジカル頭脳パワー」「平成教育委員会」では常任出題者。著書は「頭脳パニックあるなしパズル1」同「2」(パピレス/廣済堂出版)・「頭の覚醒剤」(パピレス/データハウス)・「EQパズル」(PHP研究所)・「日本語のオニ」(祥伝社ノンブック)など39点。
著ゲームソフトは「JESUS」(エニックス)など数点。
インターネットでも作品を発表中。
ホームページ「雅孝司のパズル&ゲーム宇宙」 http://www.puzzle-j.com/
小説・コンピュータゲーム・パズル・テレビなど、幅広く活動中のマルチクリエイター。1982年ノンフィクションデビュー、翌年小説デビュー。テレビ「マジカル頭脳パワー」「平成教育委員会」では常任出題者。著書は「頭脳パニックあるなしパズル1」同「2」(パピレス/廣済堂出版)・「頭の覚醒剤」(パピレス/データハウス)・「EQパズル」(PHP研究所)・「日本語のオニ」(祥伝社ノンブック)など39点。
著ゲームソフトは「JESUS」(エニックス)など数点。
インターネットでも作品を発表中。
ホームページ「雅孝司のパズル&ゲーム宇宙」 http://www.puzzle-j.com/
解説
特ダネ写真を狙って、地縛霊が出るといううわさがある空き家の西洋館に乗り込んだ「ぼく」。そのオカルト館の真実とは? 果たして「ぼく」は、特ダネ写真をモノにできるのか?
このストーリーの主人公「ぼく」は、読者の分身──つまり、キミ自身だ。
「ぼく」はストーリーの中でさまざまな選択・決断に迫られる。そのときキミは「ぼく」に代わって、どの選択肢をとるか決めなければならない。
一つの決定があとあとまでつきまとうことがある。その場かぎりで終わることもある。いずれにせよ、キミの判断によって物語は異なる方向に展開していく。
このゲームでは小道具(サイコロなど)も面倒な計算もいらない。選択肢で指示された番号へ進もう。
最善の結末にたどりつくと「おめでとうございます」というメッセージが出ます。
このストーリーの主人公「ぼく」は、読者の分身──つまり、キミ自身だ。
「ぼく」はストーリーの中でさまざまな選択・決断に迫られる。そのときキミは「ぼく」に代わって、どの選択肢をとるか決めなければならない。
一つの決定があとあとまでつきまとうことがある。その場かぎりで終わることもある。いずれにせよ、キミの判断によって物語は異なる方向に展開していく。
このゲームでは小道具(サイコロなど)も面倒な計算もいらない。選択肢で指示された番号へ進もう。
最善の結末にたどりつくと「おめでとうございます」というメッセージが出ます。
目次
オカルト館の秘密
抄録
「おい、安藤、うまい話があるぜ」
「?」
「××町のお屋敷街は知ってるだろ」
「ああ」
ぼくたちは歩きながら話していた。
「その一角に空き家の西洋館があるのは知ってるかい」
「一度だけ前を通ったことがある」
「最近あそこに地縛霊があらわれるらしいんだ」
武田からオカルトの話が出るとは意外だった。ぼくはかなり興味があるが、やつは信じてないはずだ。
「地縛霊って、特定の建物や場所につとりつく霊だよな」とぼく。
「うん、ポルターガイスト現象も起きてるらしい。近所の人がいろいろ不思議な音や光を見てる。おれは眉唾だと思うけど、おまえそういう話を信じるんなら、得意のカメラで撮って雑誌に売りこんだら? いい金になるぞ」
週刊写真誌『ピント』や『チューズデー』が、トクダネ写真を高い値段で“買う”というのは、いまやだれでも知っている。よし、武田の話にのってみよう。うまくすれば、バイク・ステレオ・パソコンなどがまとめて買えるかもしれない。
空き家とはいえ、まっ昼間忍び込むところを人に見られては、何かとめんどうだ。ぼくは今夜決行することにした。だが、一人で大丈夫だろうか。助手かパートナーがいる方がよいだろうか。
どうせパートナーをつれていくなら女の子がいい。二つの名前が浮かんだ。
一人は沢木ともみ。藤原紀香にちょっぴり似ていて、写真部のマネージャーである。さほど写真マニアでもないぼくが入部したのは、彼女にあこがれたのだ。しかし、ともみをつれていくと、あとで写真が売れたとき「クラブに半分寄付しなさい」と、きっと言うだろう。
もう一人は栗原結華。たんなるクラスメイトだが、広末涼子タイプで、わりとぼくになついている。ともみのようにうるさいことは言わない。つれていっても金は一人占めできる。ただ、結華は気が弱く消極的な面がある。足手まといになる危険も大きい。
ともみをパートナーにするか、結華をつれていくか、いっそ単独で行動するか、ここで決めなければならない。
パートナーはいない
ともみがパートナー
結華がパートナー
「?」
「××町のお屋敷街は知ってるだろ」
「ああ」
ぼくたちは歩きながら話していた。
「その一角に空き家の西洋館があるのは知ってるかい」
「一度だけ前を通ったことがある」
「最近あそこに地縛霊があらわれるらしいんだ」
武田からオカルトの話が出るとは意外だった。ぼくはかなり興味があるが、やつは信じてないはずだ。
「地縛霊って、特定の建物や場所につとりつく霊だよな」とぼく。
「うん、ポルターガイスト現象も起きてるらしい。近所の人がいろいろ不思議な音や光を見てる。おれは眉唾だと思うけど、おまえそういう話を信じるんなら、得意のカメラで撮って雑誌に売りこんだら? いい金になるぞ」
週刊写真誌『ピント』や『チューズデー』が、トクダネ写真を高い値段で“買う”というのは、いまやだれでも知っている。よし、武田の話にのってみよう。うまくすれば、バイク・ステレオ・パソコンなどがまとめて買えるかもしれない。
空き家とはいえ、まっ昼間忍び込むところを人に見られては、何かとめんどうだ。ぼくは今夜決行することにした。だが、一人で大丈夫だろうか。助手かパートナーがいる方がよいだろうか。
どうせパートナーをつれていくなら女の子がいい。二つの名前が浮かんだ。
一人は沢木ともみ。藤原紀香にちょっぴり似ていて、写真部のマネージャーである。さほど写真マニアでもないぼくが入部したのは、彼女にあこがれたのだ。しかし、ともみをつれていくと、あとで写真が売れたとき「クラブに半分寄付しなさい」と、きっと言うだろう。
もう一人は栗原結華。たんなるクラスメイトだが、広末涼子タイプで、わりとぼくになついている。ともみのようにうるさいことは言わない。つれていっても金は一人占めできる。ただ、結華は気が弱く消極的な面がある。足手まといになる危険も大きい。
ともみをパートナーにするか、結華をつれていくか、いっそ単独で行動するか、ここで決めなければならない。
パートナーはいない
ともみがパートナー
結華がパートナー
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