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オカルト館の秘密

オカルト館の秘密

著: 雅孝司
発行: オンライン出版
価格:105円(税込)
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対応端末:パソコン 
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著者プロフィール

 雅 孝司(みや こうじ)
 小説・コンピュータゲーム・パズル・テレビなど、幅広く活動中のマルチクリエイター。1982年ノンフィクションデビュー、翌年小説デビュー。テレビ「マジカル頭脳パワー」「平成教育委員会」では常任出題者。著書は「頭脳パニックあるなしパズル1」同「2」(パピレス/廣済堂出版)・「頭の覚醒剤」(パピレス/データハウス)・「EQパズル」(PHP研究所)・「日本語のオニ」(祥伝社ノンブック)など39点。
 著ゲームソフトは「JESUS」(エニックス)など数点。
 インターネットでも作品を発表中。
 ホームページ「雅孝司のパズル&ゲーム宇宙」 http://www.puzzle-j.com/

解説

 特ダネ写真を狙って、地縛霊が出るといううわさがある空き家の西洋館に乗り込んだ「ぼく」。そのオカルト館の真実とは? 果たして「ぼく」は、特ダネ写真をモノにできるのか?

 このストーリーの主人公「ぼく」は、読者の分身──つまり、キミ自身だ。
 「ぼく」はストーリーの中でさまざまな選択・決断に迫られる。そのときキミは「ぼく」に代わって、どの選択肢をとるか決めなければならない。
 一つの決定があとあとまでつきまとうことがある。その場かぎりで終わることもある。いずれにせよ、キミの判断によって物語は異なる方向に展開していく。
 このゲームでは小道具(サイコロなど)も面倒な計算もいらない。選択肢で指示された番号へ進もう。
 最善の結末にたどりつくと「おめでとうございます」というメッセージが出ます。

目次

オカルト館の秘密

抄録

 「おい、安藤、うまい話があるぜ」
 「?」
 「××町のお屋敷街は知ってるだろ」
 「ああ」
 ぼくたちは歩きながら話していた。
 「その一角に空き家の西洋館があるのは知ってるかい」
 「一度だけ前を通ったことがある」
 「最近あそこに地縛霊があらわれるらしいんだ」
 武田からオカルトの話が出るとは意外だった。ぼくはかなり興味があるが、やつは信じてないはずだ。
 「地縛霊って、特定の建物や場所につとりつく霊だよな」とぼく。
 「うん、ポルターガイスト現象も起きてるらしい。近所の人がいろいろ不思議な音や光を見てる。おれは眉唾だと思うけど、おまえそういう話を信じるんなら、得意のカメラで撮って雑誌に売りこんだら? いい金になるぞ」
 週刊写真誌『ピント』や『チューズデー』が、トクダネ写真を高い値段で“買う”というのは、いまやだれでも知っている。よし、武田の話にのってみよう。うまくすれば、バイク・ステレオ・パソコンなどがまとめて買えるかもしれない。
 空き家とはいえ、まっ昼間忍び込むところを人に見られては、何かとめんどうだ。ぼくは今夜決行することにした。だが、一人で大丈夫だろうか。助手かパートナーがいる方がよいだろうか。
 どうせパートナーをつれていくなら女の子がいい。二つの名前が浮かんだ。
 一人は沢木ともみ。藤原紀香にちょっぴり似ていて、写真部のマネージャーである。さほど写真マニアでもないぼくが入部したのは、彼女にあこがれたのだ。しかし、ともみをつれていくと、あとで写真が売れたとき「クラブに半分寄付しなさい」と、きっと言うだろう。
 もう一人は栗原結華。たんなるクラスメイトだが、広末涼子タイプで、わりとぼくになついている。ともみのようにうるさいことは言わない。つれていっても金は一人占めできる。ただ、結華は気が弱く消極的な面がある。足手まといになる危険も大きい。
 ともみをパートナーにするか、結華をつれていくか、いっそ単独で行動するか、ここで決めなければならない。

 パートナーはいない
 ともみがパートナー
 結華がパートナー

本の情報

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