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艶肌に恍惚の牙 〜シューレ・ヴァンパイア〜【イラスト入り】

艶肌に恍惚の牙 〜シューレ・ヴァンパイア〜【イラスト入り】


発行: リブレ
レーベル: ビーボーイノベルズ シリーズ: シューレ・ヴァンパイア
価格:850pt
形式:MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★☆☆☆3
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解説

 「私の花嫁になりなさい」大富豪の子息・司条光流には、誰にも言えない秘密がある。それは満月の夜毎、熱く甘く獰猛にキスを奪いにくる端麗なヴァンパイアとの淫らな夢。ところが生徒会長を務める学園で、普段は黒髪・黒瞳で自分に懐いている少し間抜けな教師のクロイツが、銀髪・黄金色の瞳に変化するのを目撃! しかもその姿は、あの淫らな夢のヴァンパイアとそっくりで!? Sweet Gothic Love♪

※ 本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます。

抄録

「私はヴァンパイア。君を奪いに来た」
 言いながら私に向かってゆっくりと手を差し伸べる。ホラー映画で見たことのあるヴァンパイアは獣のような長い爪を持っていた気がするが……彼の手は滑らかで男っぽく、艶のある爪は手入れが行き届いてとても清潔。すらりと長い指が本当に美しい。
「君に永遠の命と、私のすべてを捧げる。……私の花嫁になると言ってくれ」
 彼の手がそっと私の頬を包み込む。その手のひらは清潔に乾いていて、彼が労働を知らない貴族階級であることを示すように、とても滑らかだ。
「……私は男だ」
 私の唇から、かすれた囁きが漏れる。
「相手が誰であろうと、花嫁になどなれるわけが……」
 彼がふいに動き、私は息を呑む。彼の両手が滑って私の肩を強く掴み、そのままベッドに押し倒される。きっちりと一番上まで留めてあるパジャマのボタンを、彼の指が少し乱暴に外す。彼が私を訪ねてきたのは、今夜で六回目。でもいつもなら軽いキスだけで、こんなに獰猛だったことは一度も……。
「……あ……っ」
 彼の身体が私の上にのしかかり、彼の顔が下りて……。
「……やめ……っ」
 逃げる間もなく、彼の唇が私の首筋に当てられる。その感触に、全身に戦慄が走る。
「……くう……っ」
「イエスと言ってくれ」
 まるでどこかが痛むかのような低く切なげな声。私の胸が、なぜか激しく揺れる。
「お願いだ」
 彼が言葉をつむぐたび、彼の唇が肌を微かに滑り……その感触だけで自分の中の何かがおかしくなりそうだ。
 ……ああ……やめてくれ……。
 柔らかな唇の感触が、ほんの少しだけ離れる。続いて私の肌に触れたのは……。
「……あ……っ」
 熱い呼吸が肌をくすぐる。首筋の上下四カ所に、何かとても鋭いものが突きつけられている。それはまるで猛獣が顎を開き、磨き上げられた牙を押し当てているかのような……。
 ……逃げなくてはいけない……。
 本能的な怖れが、私の脳を痺れさせる。
 ……彼はきっと、本物のヴァンパイアだ。きっと私のすべての血を吸い、殺してしまう気だ。
 鋭い牙の先端が、微かな痛みを持って私の肌に食い込んでくる。
 ……逃げなくては、私は殺されてしまう……。
 眩暈がするほど芳しいバラの香りが、血液に溶け込んでゆっくりと全身を巡るような気がする。身体のとても深い部分から、不思議な熱が湧き上がってくる。
 ……ああ……。
 その甘美な熱は全身をくまなく痺れさせ、私の下腹に終結して、そのまま感じたこともないような不思議な快感に変わり……。
 ……このまま、もっと……。
「……あぁ……」

*この続きは製品版でお楽しみください。

本の情報

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