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最強秘書〜二十四時間お守りします〜

最強秘書〜二十四時間お守りします〜

著: 朱西美佐 画: えまる・じょん
発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ
価格:893円(税込)
10ポイント還元
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆1
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解説

「あのキスも…本気だった?」
 貧乏な大学生、類はある日突然、大企業アマノグループの社長の隠し子で正式な後継者だと言われ、呆然としているうちに会長秘書兼ボディーガードの戸上に住み込みでお世話をされることに……。男っぽく整った容貌に鋭い目つき……第一印象最悪な戸上だったが、四六時中守られているうちに意外な優しさに気づく類。そんな折、グループの創立記念パーティーで最初の事件が……。シンデレラボーイの危機一髪★逆転LOVE♪

目次

最強秘書〜二十四時間お守りします〜

抄録

 ──もっと一緒にいたい……のだ。たぶん。
 もう少しだけ、……戸上と一緒にいたかった。
 しかしふたりの足は、すぐに類の寝室の前に到着してしまった。
「では……おやすみなさい」
 と、ドアの前で戸上が静かに言った。
「…っ……」
 何か言いたくて、でも「おやすみ」という言葉以外のものを探しあぐねて、類は戸惑いながら戸上の顔を見上げた。
 無言のまま男っぽい眉の下の双眸が、じっとこちらを見返した。
 見つめていると、ふいにその瞳(ひとみ)が揺らいだ。未知の感情があふれ出すのを無理に止めようとでもするように、戸上の眉が苦しげに寄せられる。
「あ……」
 次の瞬間、類は戸上に抱きしめられていた。
 どくどくと心臓の音が聞こえる。自分のなのか、戸上のなのか、あるいは……ふたりの鼓動だったのか。遅れて、じわりと、シャツ越しに戸上の体温が伝わった。
「……類…さん…」
 かすれた声が耳朶を打った。聞いたことのない、戸上の甘くかすれた声──。
 おそるおそる顔を上げると、大きな手にそっと顎を取られる。
「…っ」
 戸上の精悍な顔が近づいて、唇と唇が重なった──。
「ん……」
 唇に触れた熱に怖気づいて、思わず身体を引きかけるのを、戸上は許さなかった。強い力で引き寄せられ、ふたたびさっきより深く口づけられる。
「…ん…ぁ、っ…」
 息苦しくて喘いだはずみに、歯列を割って、熱い舌が滑り込んできた。
 類の舌をからめとるように吸われ、息を奪われ、頭の芯が熱を持って朦朧とかすんでくる。
 飲み下せなかった唾液が口の端からあふれ、顎を伝っても、みだらに濡れた音を立てながら、戸上は貪るように類に唇を重ねてきた。

*この続きは製品版でお楽しみください。

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