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人妻の午後三時

人妻の午後三時

著: 北沢拓也
発行: 実業之日本社
価格:557円(税込)
10ポイント還元
形式:XMDF形式⇒詳細 
対応端末:パソコン ソニー“Reader”
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著者プロフィール

 北沢 拓也(きたざわ たくや)
 昭和15年、東京生まれ。中央大学文学部を卒業。出版社、広告代理店等に勤務のかたわら、小説雑誌に官能小説を発表、好評を得る。その後次々とエンターテインメント小説を発表し、独特な筆致、大胆な性描写で読者の人気を獲得、平成3年より本格的な作家活動に入る
 主な作品に『密着教授』『女体三昧』『常務未亡人の秘事』等がある。

解説

 刹那の快楽を求める無数の人妻達。本編の主人公はその快楽の請負人だ。彼の目の前で束の間の情事に溺れる女達はどのような狂態を晒すのか……。

目次

浴びせる粘液
絶頂ワンフィンガー
淑女犯し
性感ペレストロイカ
狂悦アナル夫人
少女テレホンプレイ
羞恥が快感
発情妻の匂い
白昼の背徳妻
和服のアナルミセス
性戯の顛末
痴悦のストッキング
発情曲線
人妻と体温計
レズ夫人啼く!

抄録

 倫夫は、女のいう通りにした。
 女のふくよかな胸にさかさまに跨り、没入させている指を三本にふやした。
 「かきまわして――」
 畔上夏美は唸るような声を彼の尻の後ろで発し、腰をもたげた。
 かぐろい会陰の下ですみれ色のアヌスが、蕾を膨らませていた。
 彼は、周囲からせめぎ寄せる秘肉を押しひろげるようにして、うずめた三本の指を前後に動かした。
 「ああ、いい……」
 夏美は悦を吐いて、腰をねじる。
 蜜に粘る柔肉が、彼の三本の内側に折り曲げた指の第二関節付近にまといついてくる。
 さらに、撹拌する。
 はじめ狭隘(きょうあい)だった膣路が、彼の撹拌にしたがって、ぽっかりとほ・こ・ら・をひらいて、倫夫の沈めた三本の指をさらに深奥へと誘う。
 中指のさきにこりっとした小さな球盤のようなものがふれてくる。子宮底であるとじきにわかった。そこを中指のさきで掻くようにすると、夏美はあの遠雷を思わせる唸りを発し、さらに腰をもちあげる。
 倫夫は小指も押し入れた。四本の指をできるだけかためるようにしてピストンさせる。
 ぐちょっ、ぐちょっ、という蜜を孕んだ肉音が奏でられ、葛湯に似たなまあたたかい液が倫夫の四本の指を濡らす。
 充血したクリトリスを揉みたてていた親指を、上べりからずらせて押しこむとき、夏美は悲鳴に近い声をあげた。
 だが、そのこわれた笛のような声が、彼女にとっての最高の悦楽であることは、さざ波のような下腹のうねりで、倫夫にはわかるのである。

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