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エリート刑事はゴシップ犬を煽る

エリート刑事はゴシップ犬を煽る


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆1
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解説

 熱血記者の高瑛は、バーで意気投合したエリート刑事の楸に迫られ困惑してしまう。だが仕事好きの価値観を共有する口説き文句には惹かれ……。ある晩、人気タレントの不可解なスキャンダルを手に入れ、楸とともに真相を探りはじめる。次第に浮上する謎の犯罪組織と、リーダーである美しい青年の正体。スキャンダルの裏が明らかになっていく中、罠に飛びこんだ高瑛は、楸と青年の間に肉体関係があったことを知り……。

※こちらの作品にはイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

目次

 エリート刑事はゴシップ犬を煽る

抄録

 「そうだ、無理に結婚したっていいことない。俺はやっぱり仕事が一番」
 「そうそう、男の仕事意欲がわからない女はいらない。俺なら仕事に燃える高瑛を理解して、思いきり泳がせてやれる」
 「楸は優しいな」
 「高瑛が好きだからね」
 「そうか……、楸は俺が好きなのか。捨てる神あれば拾う神ありだな」
 完全に酔いが回って、自分がちょっとズレたことを言いはじめたのに気づかない。そんな高瑛を、楸は目を細めて楽しそうに見ていた。
 「あんたいい男だよな、楸」
 「高瑛もいい男だよ」
 「いや、俺なんかより顔がずば抜けていい。そのうえ金持ちそうだ。女にモテるだろう」
 「俺はあまり女性受けしないほうだから」
 「あまり、とはどのくらいだ? 俺が一人にモテたとしたら、おまえは十人? そいで普通にモテるのは百人とかいうレベルか? ずるいぞ、顔か金持ちかどっちかにしろ」
 「高瑛は絡み酒か。可愛いなあ」
 「カワイイ? 可愛い……そう、俺は毎日カラカラ駆けずり回るハムスターみたく可愛い男。仕事が好きなんだからしょうがないじゃないか」
 言ってることが加速度的に崩壊していく。
 いったい何時間飲み続けたのか。そろそろ引きあげようかということになった頃には、意識もプツプツと途切れがちになっていた。
 スツールから降りると足がフラついて、抱きかかえるようにして楸に支えられる。
 「なんだ、なんでそんなに背が高いんだ。俺だって百七十五あるのに。む……スリムに見えるくせに適度な筋肉……。顔よしカラダよし、そして金持ち。他にもいいとこ隠してんだろう、卑怯者〜。俺にひとつよこせ〜」
 などと言いながら楸のスーツの中に手を突っこんで、ワイシャツ越しにペタペタと腹筋を触って絡んだのは憶(おぼ)えている。映像フィルムをカットしたように記憶がちょんぎれて、心地よく響くエンジン音で気がつくと、タクシーの後部座席で無防備に楸に寄りかかっていた。
 「高瑛のアパートに着いたら起こすから、寝てていいよ」
 そう言う楸の声が子守唄のように聞こえて、再び目を閉じた。

本の情報

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