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純白の花嫁に誓いのキスを

純白の花嫁に誓いのキスを


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★☆☆4
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解説

 「俺の女神でいてほしい」――トラジル王国の皇太子で友人でもあるアリョーシャから頼まれた涼。密かに想いを寄せていたアリョーシャからの言葉に戸惑いつつも彼との繋がりを保てるという誘惑に抗えず、それを承諾するのだが……訪れたトラジルで王位継承問題に巻き込まれた涼は囚われの身となってしまう。トラジル王国の伝説の白の騎士<女神リョ・ウー>の存在が示すもの……それが涼の運命を!?

※こちらの作品にはイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

目次

 純白の花嫁に誓いのキスを

抄録

 「……なんで、そんなことできるんだよ……っ」
 「涼だからに決まってるだろ」
 当然のように言われて、思わず息が詰まる。
 動揺とショックと、そこに入り込んできた嬉しさに頭の中が大混乱を起こす。
 「こんなこと涼にしかしない。したくない。涼だからできたんだよ」
 諭すように優しく言われる。
 「だから目を開けて」
 首を振る。目なんて開けられない。アリョーシャの顔なんて見られない。
 「目を開けないと、もう一回咥えていかせるよ?」
 「──いや、だ……っ」
 思わず飛び起きた。
 目に入ったのは、横に座り込んだままにやにやと笑うアリョーシャ。
 「ようやくこっちを見た」
 「──悪党」
 引っかかった悔しさに、目の前の端正な顔を睨みつける。
 「涼」
 そんなことなど意に介さずに、アリョーシャは涼を抱き寄せて抱きしめる。「涼」と耳元で繰り返す嬉しそうな声色に、徐々に気持ちが落ち着き、幸福感が染み込んでくる。アリョーシャの手は、繰り返し涼の背を撫でているのだ。愛おしそうに。
 「……アリョーシャ」
 ようやく搾り出したつぶやきに応えて、アリョーシャは大きく息をついて涼を抱きしめる腕に力を込める。その腕の力の強さに涙が出そうになった。
 なんという幸せなんだろう。好きな人に抱きしめてもらえて。抱きしめ返すことができて。諦めていただけにその幸福感ははかりしれない。
 「アリョーシャ、──僕もやる」
 涼はアリョーシャの腕の中で体をずり下げて股間に顔を近づける。
 「できる?」
 「できるよ。アリョーシャもできたんだから」
 くすりとアリョーシャが笑った。
 「だったら、お互いに服を脱ごう」
 「え?」
 「ちゃんと、裸になってやろう」

本の情報

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