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和書>小説・ノンフィクションボーイズラブ小説下克上

秘めやかな熱情

秘めやかな熱情


発行: 茜新社
レーベル: ステラ★ノベル
価格:600pt
形式:MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
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著者プロフィール

 牧山とも(まきやまとも)
 8月31日生まれ。乙女座。B型。
 よろしくお願いします。

解説

 旧公家華族・倉橋家で誇り高く育てられた珠貴に突然の不幸が襲う。連帯保証人をしていた父親が多額の負債を抱えてしまったのだ。悩んだ末、代々倉橋家のお抱え医師をしている久瀬家の息子・成清に援助するよう話すと、条件として珠貴自身を差し出せと言われてしまう。下僕だと思っていた成清の突然の下克上に戸惑いと屈辱を感じながらも、珠貴の身体は淫らで甘美な快楽を覚えていく……。ALL描き下ろしカラーイラスト付き。

抄録

 「早速ですが、約束を履行してもらいましょうか」
 「え!?」
 援助の条件を呑みはしたが、まさかこんなに早く要求されるとは思っていなかった。
 さすがに動揺を隠しきれずにいると、彼がさらにつづける。
 「服はご自分で脱ぎますか。それとも、私が脱がせますか」
 「な……」
 「あなたのお好きなほうを選んでください」
 「……っ」
 極めて破廉恥じみた要望に、成清のむっつり助平疑惑が浮上する。清廉潔白そうな雰囲気のくせに、さては変態かと身震いした。
 内心で引きまくりつつも、屈辱的な選択をしなければならない。そして、成清に容赦する意思がないのもわかって唇を噛んだ。
 もうどうにでもなれとばかりに、珠貴は無言で厚い胸を押し返す。意図を悟ったらしい彼が、逆らわずに上体を起こしてベッドに膝をついた。珠貴も上半身を起こし、半ばやさぐれぎみに成清に言い捨てた。
 「僕はおまえのものなんだろう。だったら、おまえの好きにすればいい」
 たとえどんなに辱められても、誇りだけは失わないと心に決める。
 そうとも。こんなこと、なんでもない。ただ、この身体を従者に与えるだけだ。せいぜい、ありがたがれと、震える細い声ながらもそう強がってみせる。すると、成清がやんわりと破顔して端正な口元に笑みを湛えたまま、低く囁いた。
 「わかりました。そのようにします」
 くちづけと同時に、大きな手が珠貴の服にかかった。

本の情報

形式

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