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パズル作家の発想術──頭の中身を初めて大公開

パズル作家の発想術──頭の中身を初めて大公開

著: 雅孝司
発行: オンライン出版
価格:315円(税込)
10ポイント還元
対応端末:パソコン 
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著者プロフィール

 雅 孝司(みや こうじ)
 小説・コンピュータゲーム・パズル・テレビなど、幅広く活動中のクリエイター。1982年ノンフィクションデビュー、翌年小説デビュー。1991年には、日本テレビ系「マジカル頭脳パワー」で、「あるなし」ブームの仕掛人となる。
 著書は「頭の覚醒剤」(パピレス/データハウス)・「算数オリンピックに挑戦」(講談社ブルーバックス)・「面白くてやめられない漢字パズル」(中経出版)など35点。著ゲームソフトは「ジーザス」(エニックス)など数点。
 インターネットでも作品を発表中。
 ホームページ「雅孝司のパズル&ゲーム宇宙」 http://www.puzzle-j.com/

解説

 発想術の本はたくさん出ているが、ほとんどは学者か実業家が書いたものだ。読者がビジネスマン・ビジネスウーマン・学生・学者etcだとしたら――つまり彼らの“同業者”だとしたら――彼らの発想術はあまり参考にならない。“同業者”の発想術は、読者がすでに知っていることやとっくに実行していることが多いから。ほんとうに役に立つのは、読者とかけ離れた立場の人のノウハウである。
 そこで注目されるのが、パズル作家の発想術。
 なにしろパズル作家は、つねにふしぎな現象やユニークな謎を提示し続けなければならない。柔らかい頭、自由な思考、そして新しい発想はお手のものだ。
 本書では、国内屈指のプロ・パズル作家の雅孝司が、その頭の中身を初めて大公開! 政治からスポーツまで、先端科学から出会いまで、「パズル作家は何をどう見てどう考えるか」をユーモアたっぷりに紹介する。ところどころに散りばめられたパズルも必見!
 月刊誌『パズル王国』(角川書店)の人気連載を単行本化!

目次

1.パズル作家にも必要な文章力
2.モスラが宇宙を翔ぶ方法
3.事実はパズルより奇なり
4.テレビが生む新? パズル
5.ファーストフードは喫□店?
6.よい電話番号も時代しだい
7.優遇の英語、差別される数学
8.パズル作家、政界を占う!?
9.Aだけにしとく? それともBまで?
10.甲子園とジュリアナ どこがちがってどこが同じ
11.小学生に勝てるか? 算数オリンピックへの挑戦
12.恐怖のカラオケ体験 対応に悩む話
13.文部省VSヤング“ら”ぬきのバトル
14.ヴェルディとジャイアンツ 98年の読売をささえるのは?
15.あげるのももらうのも大変 これがホントのおみやげ話
16.パズルの命は短くて リレハンメルのとばっちり
17.パズルも七五調のリズムに乗って
18.ぼくの新人時代 なつかしの作品
19.バブルがはじけてねるとんにも異変
20.プロにもいろいろランクあり
21.絶滅から救え、といっても人間の話
22.家電メーカーへ 右と左の素朴な疑問
23.女と男、パズルの答も変わる
24.連載2年間 ささやかな回想録

抄録

 学校では、よくも悪くも、数学は英語と並ぶ2大主要(嫌われ?)科目である。学内では、数学と英語の人気や評価に大差はない。ところが、卒業すると、ガラリと変わる。
 英会話スクールに行きたいという社会人は多いが、数学スクールに行きたいという社会人はいない。(そもそも、スクールがない!)
 英語能力検定試験はあるが数学能力検定試験はない。
 会社が社員を採用する場合、英語力は評価しても数学力はまず評価しない。
 ねるとんパーティで「趣味は?」ときかれて「英会話です」と答えるのはとくに問題ないが、「数学です」と答えては、“オタクか?”と思われるのがオチ。etc、etc……
 これらは数学と数学ファンに対する差別だ。数ハラ(数学ハラスメント)だ!
 とはいうものの、英語力は外国人との会話や海外旅行で生かせるが、数学力を発揮する機会はなかなかないのが実情だ。

 さて、英語に強くて数学に弱い由起子さんが、約100ドルを持ってニューヨークで買物をした。所持金のちょうど半分を使ったところで、残金のセント数がもとのドル数と同じになった。また、残金のドル数はもとのセント数の半分になった。
 では、彼女ははじめに何ドル何セント持っていたか。(蛇足ながら1ドル=100セント)

 もちろんこれも、前回とは別種だが、数のパズルである。数学ファンは、その能力をこういうパズルで発揮するしかない!?
 というわけで(どういうわけだ?)数学パズルは、パズル全体の中でもいちばん重要なジャンルといえる。しかし、重要=メジャー(ポピュラー)ではない。それが、数学ファンにはまたまた悲しい。(「7 優遇の英語、差別される数学」より)

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