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オトメ文庫 この甘いキスが好き。

オトメ文庫 この甘いキスが好き。


発行: マリクロ
レーベル: オトメ文庫
価格:200pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆1
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著者プロフィール

 相川華美(あいかわはなび)
 中学生の頃から恋愛小説を執筆。
 2008年よりネットで公開。
 らぶ甘で、切なくて、キュンとするじれったいストーリーが好きです。
 人が皆違うように、恋愛も様々。色々な愛の形を書いていきます。
 著書に『Bodyコンプレックス』『ダイヤモンドの命──Love☆Jewellery』『ココロもカラダも包み込んで……』『一つになりたいよぉ〜』『きしむベッド』『たんぽぽ(蒲公英)』『青春マジ恋愛』

解説

 憧れの美颯《みはや》チーフに「不感症なんです」と相談した雛乃《ひなの》。「相手が下手なんじゃない?」「試してみようか?」と言われ身体を預けると凄い快感! もしかして、美颯チーフってビアン? 期待していてもあれ以降誘いはないのに、心に芽生えてしまった感情は「恋」だった。それなのに美颯チーフは「心と一致しない性癖っていうのがあるから。たまたま感じたってだけでしょ?」だなんて言う。はじめて女性を好きになった新人OLの恋物語。

抄録

 気がつくと、クリスマスの二週間前になっていて、周りの友達は彼氏を作るのに必死になっている。あたしには興味のないこと。だけど人数合わせで合コンにも参加させられるハメになってしまった。
 愛想笑いをしながら考える。
 感じるか感じないか。自分の身体を試すためお持ち帰りをしてもらおうか。
 もしかしたら、感じる身体になっているのかもしれないし。
 そうしたら、はじめは身体目的だったとしても、自分もセックスが好きになって、付き合うことが出来るかもしれない。相性が良くて優しくていい人だったら、結婚だってしたいし。

 選んだ相手は二十五歳のサラリーマン。近くに寄ってきて色々話しかけてきたし、いかにもセックスに自信があるみたいなことを言っていたから、この人にした。

 ホテルに着いてお互いシャワーを浴びる。知らない男とこれからセックスをするのに、全くどきどきしない。美颯チーフとはシティホテルに泊まるだけでも落ち着かない気分になったのに。

 バスルームから上がり先に待っていた男の隣に座る。
 興奮しているようだ。

 「さぁ〜て、どうするかな〜」と余裕をかましている風だけど、彼のモノは爆発しそうになっていた。もう、息が荒い。何もしていないのに。

 「胸大きいね、顔も可愛いし」
 「どうも……ありがとう」

 バスロープを脱がされいきなり胸に吸い付いてくる。
 コイツは赤ん坊かってくらい、胸を吸ってくる。

 「ね、俺の触って」

 はいはい……。と冷めた心で握ってあげると、

 「あー、もう我慢できない」

 早すぎだよ……。なぜに彼は自分のセックスに自信があるのか全く分からない。

 「雛乃ちゃん、付き合ってよ……俺ら相性良くない?」
 「……」
 バカばかしい。ありえない。
 めちゃくちゃつまんないエッチ。時間の無駄……。

 それに比べて美颯チーフとの触れ合いは「絶品」だった。
 どうしてなのだろうか。
 感じないセックスはつまらないから、あの日のことを思い出す。
 柔らかいタッチ。いい香り。セクシーな口元。

 お願い──もう一度でいいから、美颯チーフに抱かれたい。
 あの唇で全身を愛撫され、器用な舌でいじられたい。
 だんだん力が強くなったかと思えば弱くなる舌使い。
 強弱のバランスが絶妙でたまらないの。
 美颯チーフ……

 「ぁ……っ」

 不思議。あの日の夜を思い出すだけで感じてきちゃったみたい。
 男は勘違いしているようだ。

 「良くなってきた?」

 無視して喘ぎ続ける。
 美颯チーフと脳内セックスしたおかげで、私は絶頂に達することが出来た。
 「可愛いね、雛乃ちゃん」
 キスされそうになったから、自分の口を手で隠した。

 「ごめんね、好きな人とじゃないとキス出来ないの」

 そんなフレーズを口走ると同時に頭に浮かんだのは美颯チーフとのキスシーン。
 あたし……、好きなのかな。まさか同性を好きになるなんて。ありえないよ。

 すべてが終わり、ベッドの上であたしを見つめる男。「つまんないなぁ、セックスだけが目的だった感じ? 俺は本気で彼女がほしかったんだけどな。雛乃ちゃんみたいな可愛い子、めっちゃ好みなのになぁ」
 「ごめんね。感じるか試したかったの。あたし不感症みたい」

本の情報

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