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疲れ知らずの簡単な方法

疲れ知らずの簡単な方法

編: ライフ・エキスパート
発行: 河出書房新社
価格:473円(税込)
10ポイント還元
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
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著者プロフィール

 ライフ・エキスパート
 平穏に思える日常のなかで、実はさまざまな不安や悩み、病理をかかえる現代人。その生活全般に鋭くメスを入れ、心身ともに充実した豊かな毎日を送るためのノウハウを多角的に研究。21世紀のあるべき理想のライフスタイルを提唱する、頭脳集団である。

解説

 すぐに疲れる、いつもだるい…そんなお疲れの現代人の悩みを一挙に解消するコツと疲労の原因を紹介!
 オーバーワーク、暴飲暴食、睡眠不足だけが疲れを招くのではなく、また、「体力がない」から「疲れる」とも限りません。疲れにくい体をつくる知恵や、疲れを癒す知識を持つことこそが、重要なのです。これを読んで、疲れ知らずの体になろう!

目次

◇そもそも、人はなぜ疲れるの?――
1 「疲れ」の正体を知らないと、あなたはずっと疲れたままだ
 ○そもそも、人はなぜ疲れるのか?
 ・「肉体的に疲れる」ってどういうこと?
 ・「精神的に疲れる」ってどういうこと?
 ・たんぱく質は、なぜ元気の源なのか?
 ・水分が不足するとバテやすくなるわけ
 ・月曜日に疲れを感じる人、感じない人
 ・一日に二度訪れる“魔の疲労時間”とは
 ・脳の疲れにはコレが効く!
 ・「すぐに疲れる」ようなら、この大病を疑え
 ・「疲れがとれない」は、重大な病気のサイン
 ・弱った腎臓が疲れを引き起こす
 ・サラリーマンを突如襲う「過労死」の恐怖
 ・「怠け病」と、「慢性疲労症候群」の違いとは
 ○「疲れ」をめぐる疑問に答える
 ・長時間電車に乗ると、疲れるのはなぜ?
 ・深夜、体は疲れているのに、気分がハイになる理由は?
 ・どうして疲れるとイビキをかいてしまうのか?
 ・疲れて眠ると、寝相はよくなる? 悪くなる?
 ・なぜ寝不足がつづくと目が充血するのか?
 ・なぜ疲れるとおしっこが黄色くなるのか?
 ・疲れや寝不足で、なぜ顔にトラブルが起きるのか?
 ・疲れると、なぜアソコが元気になるのか?
 ・「疲労骨折」ってどんな骨折?


◇バスタイム、睡眠、インテリア……
2 くつろぎ空間を充実させて、元気を取りもどす知恵と工夫
 ○疲れない環境づくり
 ・インテリアカラーでくつろぎの空間に
 ・ぐっすり眠れる寝室の色は?
 ・快眠をもたらす室温と湿度は?
 ・じめじめした家は病気の元凶!
 ・観葉植物で心身共にリラックス
 ・室内の段差が知らず知らずストレスに
 ○疲れが飛ぶバスタイム
 ・疲れの状況に合った有意義な入浴法
 ・一日の始まりはシャワーでシャッキリ!
 ・たまにはこんな“香り風呂”で気分転換
 ・四季の草花でアロマテラピーを楽しむ
 ・自分にあった入浴剤の見つけ方
 ・本当に効能のある温泉とは?
 ・「湯疲れ」はなぜ起きるのか?
 ・体にやさしい入浴は、食前? 食後?
 ・若返りに効く「水風呂健康法」
 ・肩こりをお風呂で治す方法
 ・不眠症をお風呂で治す方法
 ・シャワーで手軽に疲労回復
 ・効果的なサウナの入り方
 ○ぐっすり安眠するコツ
 ・睡眠は体をいやす一番の薬
 ・よく眠れる寝具選びのコツ
 ・快眠を約束するナイトウェア
 ・脳の疲れをとる「シンデレラ睡眠」とは?
 ・寝つけない夜は「足浴」が効く
 ・「眠れない」とあせると逆に疲れる
 ・寝つきをよくする食べ物
 ・タマネギのにおいで本当に眠くなる?
 ・眠気を誘うツボで疲れ知らずに
 ・腹式呼吸で深い眠りに落ちる
 ・朝食抜きは不眠につながる
 ・すっきり目覚めるとっておきの方法
 ・爽やかな目覚めはこの香りから


◇ファッション、メイク、アクセサリー……
3 毎日、身に着けるものが、疲労度を大きく左右する
 ○疲れ知らずのファッション
 ・きつい服を着ると疲れやすい
 ・家の中ではラフな服装で
 ・静電気が体をダメにする
 ・温かい服で肩こり予防
 ・コートは軽めの素材を選ぶ
 ・寒い日は帽子をかぶって体を守る
 ・指先の冷えは体全体の冷えにつながる
 ・冬はこまめに衣服の着脱を
 ・化粧をしない女性は疲れやすい
 ○体に優しい持ちものの知恵
 ・カバンはなるべく軽いものを選ぶ
 ・カバンの中身はまめにチェック
 ・ショルダーバッグは左右交互にかけ替える
 ・リュックを選ぶなら肩ヒモの太いものを
 ・つらい肩こりには使い捨てカイロ
 ・重いアクセサリーをつけすぎない
 ・一本の歯ブラシが足の疲れをとる
 ・足のむくみはドライヤーで解消
 ・青竹踏みは、本当に足の疲れに効くか


◇食事、ドリンク、ビタミン剤……
4 カラダの芯から力がわく、健康食のかしこい摂り方
 ○ドリンク剤、ビタミン剤で元気回復!
 ・スポーツドリンクには効く飲み方がある
 ・夏はスポーツドリンクで電解質を摂取
 ・体調にあわせた栄養ドリンクの選び方
 ・栄養ドリンクはいつ飲んだらいい?
 ・ビタミンAのとりすぎは、かえって体を悪くする
 ・抵抗力をつけるビタミンA、D
 ・心身の頑張りがきかない時はビタミンB1
 ・ビタミンCはビタミンの万能選手
 ・成人病、老化予防にはビタミンE
 ○コーヒー、紅茶でストレスに強くなる
 ・もっともリラックスできるコーヒー豆は?
 ・頭をすっきりさせるにはコーヒーより紅茶
 ・風邪の予防に紅茶でうがい
 ・疲れた体には赤ワインが効く
 ・元気をつけたいときにはハトムギ茶
 ・水分をとりすぎると内臓がバテる
 ・ハーブティーは疲れや痛みで使い分ける
 ・ジャスミンティーで食欲増進
 ・ハーブティーのおいしい入れ方
 ・ラベンダー風呂で一日の疲れをとる
 ○体が悦ぶ食事の知恵
 ・ニンニクはそのまま食べるより調理して
 ・疲労回復に効くスタミナ料理
 ・肉類は食べすぎると、かえって疲れる
 ・疲労回復には牛肉より豚肉
 ・おかゆは長く食べ続けてはいけない
 ・豆腐は疲れ、食欲不振の強い味方だ!
 ・アスパラガスで体力が回復
 ・山芋を食べると本当に元気になるのか?
 ・大豆をしっかり食べて体調を整える
 ・疲れをいやす栄養満点のフルーツとは?
 ・オレンジやブドウは即効性がある
 ・仕事疲れの一杯には、ホヤをおつまみに
 ・甘いものを食べると、本当に疲れがとれるか?
 ・精神的な疲れはキウイで吹き飛ばす
 ・野菜食で不眠やイライラも解消!
 ・心身の疲労や風邪に効くレモンのパワー
 ・ローヤルゼリーの効能を最大限にする食べ方
 ・よく噛むことがストレス退治につながる


◇娯楽、スポーツ、音楽鑑賞……
5 ヘバった心身を癒す、休日の上手な過ごし方
 ○疲れを残さない遊び方
 ・徹夜マージャンで疲れる人、疲れない人
 ・ホラー映画ではストレスは解消しない
 ・ドライブで目を疲れさせないコツ
 ・登山靴は重いほうが疲れない?!
 ・パソコンを使う人には森林浴がおすすめ
 ・疲労を上手にとる週休二日制のすごし方
 ・セックスは疲れる? 癒される?
 ○音楽は心と体を癒す
 ・音楽を聴くと、免疫力が高まるわけ
 ・大音量の音楽は体からビタミンB1を奪う
 ・スローテンポな音楽で食欲増進
 ・イライラしたら、モーツァルトがいい
 ○本当に体が悦ぶスポーツの知恵
 ・スポーツの疲れはスポーツでとる
 ・いやいや運動ではストレスはとれない
 ・たまの運動は体にとって逆効果
 ・運動嫌いの人は犬を飼おう
 ・“脱エレベーター”で若さを保つ
 ・スポーツ疲れを早く治すには?
 ・夏の運動は、朝よりも夕方にする
 ・足がつったときはこの湿布が効く


◇通勤、就業、昼休み……
6 くたびれた感を解消する、ちょっとした習慣とコツ
 ○通勤時間の疲れを軽減する知恵
 ・満員電車で、ひどくぐったりしてしまう理由
 ・満員電車での疲れを防ぐ法
 ・電車内でのストレスを吹き飛ばすコツ
 ・電車の中では、やせ我慢せずに座る
 ・なぜ、車内の居眠りが心身の疲れを癒すのか?
 ・車を運転すると、なぜ疲れるのか?
 ・運転に疲れたときには軽い運動を
 ・少し歩いただけで疲れるのは、ストレスが原因
 ○職場をもっと快適にする知恵!
 ・赤や黄色を多く使った部屋は疲れやすい
 ・デスクワークの疲れにはコーヒーブレイク
 ・おしゃべりタイムでストレスを発散
 ・サラリーマンの疲れをとる最高の昼飯とは?
 ・こんなときは食前に休憩したほうがいい
 ・職場でぜひやりたい一分間体操
 ・座り疲れた腰の痛みをやわらげる裏ワザ
 ・体にあったイスと机の高さとは
 ・イスは高さや角度を調節できるものを
 ・パソコンは、デスクトップ型が疲れにくい


◇肩こり、疲れ目、重い足……
7 つら〜い症状、仕方がないと諦めないで!
 ○「肩こり」に効く簡単な方法
 ・こりを感じたら、姿勢をかえてみる
 ・コンニャクを毎日食べてみる
 ・十四円でできる肩こり解消法
 ・肩こりをやわらげるための簡単呼吸法
 ・肩がスーッとラクになるタオル体操
 ・急な肩の痛みに効く「アイシング」の方法
 ・右肩がこりやすい人は、この病気に注意!
 ○「腰痛」に効く簡単な方法
 ・あなたも思い当たる腰痛の三大原因
 ・腰痛を防ぐ一日三分の「お尻歩き」とは
 ・乳製品は腰痛予防に効果的
 ・腰痛にならないためのツボマッサージ
 ・寝ながらできるラクラク腰痛予防
 ・腰痛は、腹筋と背筋を鍛えて防ぐ
 ・腰に痛みを感じたら、意識して姿勢を正そう
 ・腰にやさしい水中エクササイズがおすすめ
 ・いわゆる「ぎっくり腰」の原因は?
 ・中腰で腰が痛くなったときの対処法
 ○「足の疲れ」に効く簡単な方法
 ・太ももの後ろの筋肉をほぐす方法
 ・足の疲れがとれる三里のツボとは?
 ・足がだるいときには「足湯」でホッ
 ・足が棒のようになったときには「片足立ち」
 ・ジョギングでひざが痛くなったときの応急処置
 ・ハイヒールはなぜ疲れるのか?
 ・適度な高さのヒールが、足をラクにする理由
 ・正座の足のしびれを人知れずとる裏ワザ
 ○「疲れ目」に効く簡単な方法
 ・疲れ目は、目のどこがどう疲れている?
 ・「ドライアイ」はなぜ起こるのか?
 ・目の疲れがとれる“アイ・ストレッチ”とは
 ・疲れ目解消にはこのツボが効果的
 ・もっと簡単に目の疲れをとるには?
 ・目を強くする食べ物はこれだ
 ・ブルーベリーって、本当に目にいい?
 ○「夏バテ」に効く簡単な方法
 ・夏バテの原因は何なのか?
 ・すこしぐらいの夏やせは心配無用
 ・夏バテしたと思ったら、まずは安静に
 ・冷房のきいた部屋を出たり入ったりしない
 ・就寝中のクーラーで体調を崩したら
 ・土用の丑の日には、やっぱりうなぎ!
 ・夏バテ解消にはショウガが効く
 ・夏バテを予防するサバのパワーとは
 ・チンジャオロースーを食べて暑さと闘う
 ・夏の食事づくりは目先をかえてみる
 ・夏バテを解消するミント入り梅酒のつくり方
 ・間食のジュースやかき氷はほどほどに

抄録

・脳の疲れにはコレが効く!
 疲れた脳を休ませる最良の方法は、もちろん睡眠。徹夜《てつや》のような状態が数日つづき、本当に脳がクタクタに疲れたときなど、眠りこけて目覚めたときには、一五時間以上眠っていたということもある。それだけ眠ると、脳の疲れがとれて、スッキリした気分になるものだ。
 しかし、事情によっては、ゆっくり寝ているヒマもないときがあるが、そんなときでも一〇分から一五分、脳の疲れをとるための時間をつくると、能率はずいぶんちがってくる。
 具体的には、散歩をしたり、好きな音楽を聞いたり、ただ黙《だま》って目を閉じているだけでも、脳の疲れはとれていく。さらに、星や遠くの景色を眺《なが》めたり、マンガを読んでも、脳の状態はちがってくる。
 もっと頭をスッキリさせたければ、軽く運動することだ。
 とくにおすすめなのが、その場で軽くジャンプすること。爪先《つまさき》が床から離れるか離れないかぐらいで、トントンと跳《と》ぶと、肩こりや首のこりも解消し、頭もスッキリしてくる。


・サラリーマンを突如襲う「過労死」の恐怖
 英語で「Karoshi」と書くと、「過労死」のことである。日本の過労死問題が世界に向けてレポートされたところ、「なぜ、日本人はそこまで働くのか?!」と驚かれ、「過労死」はそのまま英語になってしまった。
 現在では、「過労」は病気と認定されている。働きすぎると、動悸亢進《どうきこうしん》や冷や汗、下痢《げり》などに加え、不眠、不安など神経症のような症状まであらわれるのだ。
 こうした体の訴えを無視して、なおも働きつづけていると、日常生活のさまざまな問題もからんで、精神的に追い詰められ、ついには自殺につながるケースが珍しくない。
 また、最近は、生活習慣病といわれる「がん」や「心筋梗塞《こうそく》」などの心疾患、「脳梗塞」などの脳血管疾患も、主原因として過労が認められるようになった。
 これまで、厚生労働省は、脳や心臓疾患の労災認定では、主として発症前一週間程度の働きぶりだけを問題にしてきたが、二〇〇一年一二月、ようやく長期にわたる疲労蓄積も原因として認めると、労災の認定基準を改めたのである。
 長引く不況のなか、リストラの影におびえながら働くサラリーマンや、資金繰《ぐ》りに走りまわる中小企業の経営者の過労と心労は、いまやたいへん大きな問題になっている。


○ぐっすり安眠するコツ
・睡眠は体をいやす一番の薬
 人間は、人生の約三分の一の時間を寝てすごす。しかし、なぜ、人はそんなに眠るのだろうか?
 睡眠は、疲労やストレスを修復する大切な役割をになっている。眠らなければ人間は生きていくことができないのだ。
 まず、人は眠りにつくと、体温や呼吸数、心拍《しんぱく》数が減っていく。それによって、内臓や筋肉を休め、欠損《けっそん》した部分を補うのだ。体がつらいときでも、ぐっすり眠ったあと、ラクになるのは睡眠のおかげなのだ。
 風邪をひいたり、熱がでたときにも眠くなるが、これは体に侵入してきた細菌やウイルスと白血球が闘っている証拠だ。細菌やウイルスが白血球によって破壊されると、ムラミルペプチドという物質ができる。その物質によって、眠気が発生するのだ。
 つまり、人の体は睡眠によって、エネルギーの消耗《しょうもう》を防ぐシステムになっており、あまったエネルギーが免疫《めんえき》をつくって病気に対抗するのだ。人体はそのようにつくられているわけで、眠る時間は損とばかりに、夜ふかしをつづけていると、いつかはそのツケがどっとまわってくることになる。

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