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美・MENSパーティ「この美メン、過保護につき」

美・MENSパーティ「この美メン、過保護につき」


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズextra シリーズ: 美・MENSパーティ
価格:500pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆5
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解説

 「諸々、きっちり教育してやる」
精悍系インテリ外科医・光嶋は幼なじみで留学から帰国したての華道名門・松庵流の次期家元・苑実と再会するも、とある体質により昏倒した苑実を強制入院させることになる。その上、同居も余儀なくされて……。無垢で儚くて、天性の魔性を振りまく苑実に光嶋は想いを抑えられず、理性と忍耐力は崩壊寸前!? 7年間凍結させてきた光嶋の想いは……。愛くるしさ満点ラブストーリー!!
 好評既刊「美・MENSパーティ」シリーズ第2弾、新メンバーを加え、ここに開幕!!

 ※ この作品は「美・MENSパーティ『この美メン、過保護につき』」(もえぎ文庫)を改稿の上、電子書籍化した作品です。

※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

目次

 美・MENSパーティ「この美メン、過保護につき」

抄録

「……崇、成?」
「起きたか。まだきついか?」
「ん……だるくて……頭が、くらくらする」
「まあ、空腹で低血糖なせいもあるだろうな」
「……そっか」
 そういえば、今日は朝から食事をまったく摂っていない。明日もこの調子だったら、栄養剤の点滴を打つとかなんとか岩崎が言っていたような気がする。
「今……何時……?」
「夜中の一時半過ぎ」
「……えっ」
 機能低下が著しい脳でも、光嶋がそんな時間にこんな場所にいるのはおかしいと判断できた。
 苑実がなにか言うより早く、いつも以上に穏やかな低声が囁く。
「俺は明日、夕方からの勤務だから」
「そ、なんだ……?」
「ああ」
「でも……面会時間、過ぎてるのに」
「気にするな」
 職権濫用だとにやりとしたあと、彼が腰を上げた。反射的にその袖口を掴んで止めたら、宥めるように苑実の手がたたかれる。
「冷蔵庫から、飲みものをとってくるだけだ」
「帰るんじゃなくて?」
「まだいる」
「どうせなら、朝までいてほしいな」
 入院してからこちら、光嶋に盛大に甘えている自覚はあった。
 小言を言いながらも気にかけてくれるのがくすぐったかったし、会えなかった七年間分の光嶋不足を埋めたい苑実の本能ともいえる。
 微かに熱っぽい指先を、大きな手に絡めた。体温の低い彼の手が心地よくて、そのまま自らの頬に持っていく。
「冷たくて、気持ちいい」
「おい、離せ」
「もう少し、このままで」
「時間はたっぷりあるだろう」
「……崇成、朝までいてくれるんだ?」
 無茶振りすぎてスルーされたと思いきや、聞きいれられていて双眸を瞠る。つい苑実が緩めてしまった手を取りかえした光嶋が椅子から立ちあがった。
 ベッド脇にある冷蔵庫から、ペットボトル入りのスポーツ飲料を出して戻ってくる。
「おまえが眠るまでな」
「予備のベッドないし、崇成も一緒に寝る?」

本の情報

形式

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