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ハーレクイン・ロマンスセット 9

ハーレクイン・ロマンスセット 9


発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・デジタルセットハーレクイン・ロマンスセット
価格:2,280pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader”スマートフォン タブレット
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著者プロフィール

 キャロル・モーティマー(Carole Mortimer)
 ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に百冊を超える。十四歳のころからロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーの作品に感銘を受けて作家になることを決意した。キャロルは三人兄妹の末っ子としてイギリスはベッドフォードシャー州の小村で育った。一時は看護師を志したが、転倒した際に痛めた背中が治りきらず断念。その後、某有名文房具メーカーのコンピューター部門に勤め、そこで働く間に時間を見つけて小説を書くようになった。物語を書くときに一番楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権がヒロインとヒーローに移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。現在キャロルは“イギリスで最も美しい場所”マン島に、夫と子供たちと住む。

 ジェニー・ルーカス(JENNIE LUCAS)
 本屋を経営する両親のもとたくさんの本に囲まれ、アメリカ、アイダホ州の小さい町で遠い国々を夢見て育つ。十六歳でヨーロッパへ一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカじゅうを旅する。二十二歳で夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した一年後、小説を書き始めた。現在、幼い子供ふたりの育児に追われながらも執筆活動を通して大好きな旅をしているという。

 スザンナ・カー(Susanna Carr)
 10歳から熱心なロマンス小説読者だったが、家では禁じられていたため、図書館や双子の姉がこっそり隠し持っているものを読んでいたという。大学卒業後、本格的にロマンス小説を書き始めた。現在、太平洋岸北西地区に家族と暮らす。

 マギー・コックス(Maggie Cox)
 十歳のときに学校の先生から、あなたは必ず作家になると言われて以来、作家になることを夢見てきた。秘書職を得て結婚したのち、ついに夢を実現した今は、“決してあきらめなければ誰にでも夢を叶えることができる”と語る。母親として忙しい毎日を送っているが、あいた時間はドラマやロマンチックな映画を見て過ごすという。

解説

 ★お得なセット価格★ハーレクイン・ロマンス4作品収録。

 『囚われの宝石』――ニーナはプレイボーイのラファエルを遠ざけたかった。彼女は恐れていたのだ。父の過去が暴かれるのを。ラファエルに惹かれ、救ってほしいと願っている自分を。

 『砂の王宮のシンデレラ』――結婚するまで純潔を守ると誓う、貧しい出自のアイリーン。女たらしのシーク、シャリフと出会い誘惑されるが、すんでのところで拒絶する。だが彼は諦めておらず……。

 『愛人島』――父の遺したフロリダ沖の小島をこよなく愛するアシュリーは、その島を会社社長のセバスチャンに奪われた。島を返す代償として彼が要求したのは愛人になることで……。

 『大富豪の密かな弱み』――介護士のキットは、骨折した音楽業界の大物ヘンリーの世話をすることに。着替えや入浴の手伝いで雄々しい体に触れるたびに胸がときめき、誘惑の罠に落ちていく。

抄録

「中に入れてくれ、ニーナ」ためらいがちな表情を浮かべる彼女に、レイフはまたしても言った。
 ニーナはしばらく彼を無言で見つめていたが、唐突にうなずくと背を向けて玄関に入った。スイッチに手を伸ばすと、頭上にやわらかな光がともる。
 ゆっくりとニーナのあとに続いたレイフは後ろ手にそっとドアを閉め、彼女を見つめたまま体を抱きよせて自分の体にぴったりと合わせた。本能的に彼の肩に両手を置いたニーナが驚いたような視線を向けたのは、欲望の高まりをやわらかい腹部にはっきりと感じたせいだろう。前の夜、ジェニファー・ニコルスとの間では起こらなかったできごとだ。
「男として、美しい女性に対する反応は隠せないだろう?」レイフは自嘲ぎみにつぶやいた。
 すべすべとした喉が動いたかと思うと、ニーナの口から言葉がこぼれた。「私……いいえ、そうは思わないわ」
 レイフの視線はニーナのふっくらとした官能的な唇に釘づけだった。夕食の間じゅう、この唇には欲望をかきたてられた。上下に開いてワインや料理を受け入れるさまからは目をそらすことができず、舌がそこについたレモンムースをなめたときには思わずうめき声が出そうになったほどだ。
 ディミトリ・パリトフが警告するのも無理はない。ニーナの唇が与えてくれる喜びを僕があれこれ空想していたのを、老人はしっかりと見抜いていたのだ。
 その唇を、ニーナは舌の先で湿らせた。「ええと……コーヒーでもいかが?」
「いらない」
「そう」
 重ね合わせた体から震えが伝わってきて、ニーナが神経質になっているのがわかった。ジャケットとシャツを着ていても、肩に置かれた彼女の手のぬくもりを感じる。先へ行くほど細くなるその長い指が自分の肌にじかに触れることを、レイフは切実に望んでいた。
 やはり、ディミトリ・パリトフの警告はしごく妥当だったようだ。
 視線を下に向けると、ドレスの襟ぐりが深いせいでニーナの胸のふくらみがはっきりと見えた。
「君にキスがしたい、ニーナ」レイフはかすれた声でうなるように言った。
「ええ」彼女はおずおずと身を寄せた。しかし脚が震え、両手で筋肉質の肩にしがみつく。
「その次は、このかわいらしい胸をあらわにして愛撫したい」両手で胸をすっぽりとおおい、とがった胸の先を親指でそっとかすめる。「それから、舌と歯を使って――」
「話すのはやめにしてくれない、レイフ? なにも言わずに行動で示してほしいの」ニーナがうめくように言った。全身を駆け抜ける欲望を抑えこもうと歯を食いしばっても、太腿の間がひどくうずくのをとめられない。
 レイフは上げた手を燃えるような赤い髪にからませ、しばらくの間ニーナの目をじっとのぞきこんだ。そして彼女の頭を傾けさせ、唇に自分の唇を押しあてた。
 時間をかけてニーナの唇を味わい、炎のように熱い舌で愛撫するうちに、キスは深く激しくなっていく。やがてその舌は熱をおびた彼女の口の中に入りこみ、むさぼるように舌へとからみついた。
 レイフの肩に置かれていたニーナの手が動いてシルクのような黒髪をさぐり、きつく抱きよせる間も、彼は渇きを癒やすようにキスを続けた。と同時に両手でニーナの背中を撫でおろしてヒップをつかみ、自分の下腹部に強く引きよせる。レイフのこわばった体を太腿で感じ取ったとき、ニーナは彼がどれくらい高ぶっているかをはっきりと理解した。
 レイフが唇と舌を使いつづけるせいで、ニーナの欲望はますますかきたてられ、しまいには体全体がさらなるものを求めて燃えるように熱くなった。このままでは全然足りない。
 ニーナの呼吸が苦しそうになったのに気づいたのか、レイフの唇は彼女の唇から離れて首のくぼみを探索しはじめた。ドレスのストラップがはずされ、熱い唇がむき出しの肌に押しつけられたあとは、熱くなった肌の上をひんやりとしたファスナーがゆっくりと下りていった。
 レイフの唇はあらわになった胸のふくらみを下から上へとたどり、舌で触れたり味わったりしてニーナの感覚を刺激した。膝から力が抜けるのを感じたニーナは、腰にまわされたレイフの腕がなければ今にもくずおれてしまいそうだった。その瞬間胸のふもとから少しずつのぼってきた唇がついに頂をおおい、熱い口の中へと深くのみこんだ。
 ああ!
 まさに天国だ、とニーナは思った。ただしそこには甘い苦痛もつきまとっていて、片方の胸の先端はやさしく念入りな口づけをされ、もう一方の胸の先端は指でもてあそばれている。指と舌による絶え間ない愛撫にニーナの体はますます敏感になり、すっかり彼を迎え入れる準備が整っていた。
 喉をつまらせたような声で、ニーナはすすり泣いた。体じゅうに火がついているみたいな気がする。お願い……ああ、神様、このままでは……。
 そのときレイフの唇が胸から離れ、ニーナはがっかりしたような声をあげた。
「なんてかわいらしいんだ」レイフはかすれた声でつぶやくと、指先でニーナの両方の胸の先端にそっと触れた。彼女はかろうじて息をしながら、そんなレイフの次の行動を待った。
 たっぷりと時間をかけて、レイフはニーナの美しい胸を眺めた。彼の手や口に触れられたせいで赤く充血している胸の先端は、さらなる愛撫を待ち望んでいるかのようだった。

 *この続きは製品版でお楽しみください。

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