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愛を語る距離

愛を語る距離


発行: 茜新社
レーベル: ステラ★ノベル
価格:600pt
形式:MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★★3
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著者プロフィール

 牧山とも(まきやまとも)
 8月31日生まれ。乙女座。B型。
 よろしくお願いします。

解説

 他人との接触が苦手なゲームクリエイターの藤月七瀬は、ゲーム事業専門会社のコンテンツ部部長・高須真樹にしつこく口説かれ、辟易していた。だが七瀬の創ったゲームを大手である高須の会社で取り扱って貰うためにも、あまり無下にはできない。しかも正式契約を交わすまでは七瀬が連絡窓口になるようにと条件を出しされてしまう。嫌々呑む七瀬だが、次第に高須相手になら苦手な接触が平気になり……?
 ALL描き下ろしカラーイラスト付き。

目次

 愛を語る距離
 愛を語りすぎるオトコ

抄録

「初めてきみを見たときは、なんて儚げでおとなしそうで繊細そうな人なんだろうと思ったよ。でも、実際のきみは違っていて、けっこう口は悪いし、ちょっと驚いた」
「……悪かったな」
 飽きるほど言われ慣れている台詞に毒づくと、逆だと高須が笑う。
「きみのそのギャップに、僕はいい意味で裏切られたんだ」
 そんなことを言われても、七瀬の根深い人間不信を鑑みれば、簡単にうなずくにはほど遠い。だいいち客観的に見て、さきほどの店でも女性の秋波を一身に受けていた彼が、男の自分を本気で口説くとは考えにくい。百歩譲って、七瀬に関心があるというのは信じたとしても、恋人云々は胡散臭かった。いかにも遊び人といった感じの高須お得意の気まぐれだろう。
「悪いけど、冗談につきあってる暇があったら、正式契約を交わしたい」
 高須の熱視線を躱して呟くと、一瞬だけ目が眇められた。不意に現れた怖いくらいの真顔に七瀬が怯むより早く、彼が微苦笑する。
「なんだか、僕の人生でも初っていうくらい、すごくやる気が出てきたよ」
「はあ?」
「覚悟はいいかな、七瀬くん」
「ちょっ、勝手に……」
 下の名前で呼ぶなと文句をつける前に、目前でなおもにっこり凄まれて腰が引けた。
「と、とにかく、仕事以外のつきあいはお断りだ」
 高須を睨んでそれだけ告げると、七瀬はあらためて手を上げてタクシーを止めた。挨拶もそこそこに逃げるようにその場を去る。当然、取引先の責任者を置き去りにして自分だけ帰宅するなんてと、橘から説教されたのは言うまでもない。

本の情報

形式

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