和書>小説・ノンフィクション>ライトノベル>SF
著者プロフィール
神野 オキナ(かみの おきな)
1970〜
70年生まれ。山羊座。ガンマニアでアニメファン、ついでに少々古めの特撮ファン。99年『ファミ通えんため大賞』に『かがみのうた』で小説部門佳作を受賞。同年『闇色の戦天使』(ファミ通文庫)でデビュー。代表作『南国戦隊シュレイオー』(ソノラマ文庫)『鬼姫斬魔行』(カドカワハルキ文庫)『シックス・ボルト』(電撃文庫)など。近刊に『封神機伝マカリゼイン』(ソノラマ文庫)がある。
1970〜
70年生まれ。山羊座。ガンマニアでアニメファン、ついでに少々古めの特撮ファン。99年『ファミ通えんため大賞』に『かがみのうた』で小説部門佳作を受賞。同年『闇色の戦天使』(ファミ通文庫)でデビュー。代表作『南国戦隊シュレイオー』(ソノラマ文庫)『鬼姫斬魔行』(カドカワハルキ文庫)『シックス・ボルト』(電撃文庫)など。近刊に『封神機伝マカリゼイン』(ソノラマ文庫)がある。
解説
前回の戦闘で自分の力のなさを痛感した騎央は、『エリスたちが狙われ続けるのは各国がキャーティアと国交を開いていないからだ』と思い立ち、独自の押しかけ外交作戦に踏み切った。これに振り回されるアオイと真奈美たち。そんな中、騎央の学校では恒例の学園祭シーズンに突入した。そして学園祭5日前のパレードでエリスが「今度の土曜日と日曜日、学園祭なので、お誘い合わせの上どうぞみなさん、いらっしゃってくださーい!」と言ったことが全国ニュースで放映されたことが大波乱に! ご近所からネコ耳な人をはじめ、各国のエージェントがこの機を狙って集結! 満員御礼大混乱の学園祭当日まであと……。
目次
プロローグ こんなゆめをみたのだった
第一章 大使さんの長屋は一〇三軒♪
第二章 いちかはメシを食っていた
第三章 ネコの役割きまってた
第四章 まずはともかくパレードだった
第五章 準備がようやく始まった
第六章 撮影開始でドタバタだった
第七章 本番裏では苦労があった
第八章 定やんカー
第九章 ぬけ穴から美女がでた
エピローグ 祭りが終わって踊ろと言った
あとがき
第一章 大使さんの長屋は一〇三軒♪
第二章 いちかはメシを食っていた
第三章 ネコの役割きまってた
第四章 まずはともかくパレードだった
第五章 準備がようやく始まった
第六章 撮影開始でドタバタだった
第七章 本番裏では苦労があった
第八章 定やんカー
第九章 ぬけ穴から美女がでた
エピローグ 祭りが終わって踊ろと言った
あとがき
抄録
その中、トレーラーがゆっくりと開き、学園祭の告知を書いた横断幕が現れ、「定やん」と「ゆんふぁ」がザルに入れた紙吹雪をばらまきながら走る中、横断幕の後ろに立ったエリスがちょっと慣れない感じで笑顔を振りまく。
音楽が転調し、ゆったりとしたイメージの男女コーラスが響き渡る中、パレードは続く。
「うむ、よいぞよいぞ♪」
その横で、こちらは完全に上機嫌の猫耳尻尾装備のアントニアと、完全に強張った表情のアオイと真奈美…………どちらも横断幕に隠れてはいるが、かなり過激な水着とバニー耳のついたヘルメット装備にマシンガンを担いだ姿…………が、ガチゴチに手を振り続ける。
「くぅー…………」
「みんな、がんばってるなぁ……」
エリスとアントニアはともかく、真奈美とアオイは違う事情が背中にあるが、そんなことを知らない騎央は感心しながら一般歩道からデジタルビデオカメラを回した。
「おおっ! 宇宙人だー!」
「エリスちゃんだ!」
たまたま居合わせた観光客の中からそんな声が響いて次々にカメラが向けられる。
「えーと…………」
襟元のピンマイクがエリスの遠慮がちな声を拾って拡声する。
「というわけで、今度の土曜日と日曜日、学園祭なので、お誘い合わせの上で、どうぞみなさん、いらっしゃってくださーい!」
何の打ち合わせもない、ただの学園祭パレードにはつきものの言葉である。
誰かに強制されたわけではないし、エリスも何となくこの場合言うべきだろう、と考えてのことである。
このとき、エリスも、またパレードの学生たちはもちろんのこと双葉アオイでさえ、この一言がどんな結果を巻き起こすのかは予想していなかった。
「あら、今日はあんただけ?」
格子戸をくぐると、夕焼けを背にしたいちかは、家の中にアシストロイドの気配がないことを敏感に察知した。
「まぁね」
アシストロイドが作ったとおぼしい「おるすばん」と書かれたプレートを首から提げたチャイカは、そう言って肩をすくめた。
「エリスたちと一緒に今日はガクエンサイとかいうものの手伝いに行ってる…………帰りは大分遅いから、出直してきた方がいいぞ。ロクなもてなしも出来んし」
「あ、大丈夫大丈夫」
と、いちかは両手に提げたコンビニ袋を掲げて見せた。
「ほら、自腹で買ってきてあるから」
「ふぅん。礼儀はわきまえてるんだな」
「アンタもいっしょに、どう? ビールもあるよ」
「うん!」
夕暮れの玄関で、にっこりとふたりは笑みを交わしあった。
*この続きは製品版でお楽しみください。
音楽が転調し、ゆったりとしたイメージの男女コーラスが響き渡る中、パレードは続く。
「うむ、よいぞよいぞ♪」
その横で、こちらは完全に上機嫌の猫耳尻尾装備のアントニアと、完全に強張った表情のアオイと真奈美…………どちらも横断幕に隠れてはいるが、かなり過激な水着とバニー耳のついたヘルメット装備にマシンガンを担いだ姿…………が、ガチゴチに手を振り続ける。
「くぅー…………」
「みんな、がんばってるなぁ……」
エリスとアントニアはともかく、真奈美とアオイは違う事情が背中にあるが、そんなことを知らない騎央は感心しながら一般歩道からデジタルビデオカメラを回した。
「おおっ! 宇宙人だー!」
「エリスちゃんだ!」
たまたま居合わせた観光客の中からそんな声が響いて次々にカメラが向けられる。
「えーと…………」
襟元のピンマイクがエリスの遠慮がちな声を拾って拡声する。
「というわけで、今度の土曜日と日曜日、学園祭なので、お誘い合わせの上で、どうぞみなさん、いらっしゃってくださーい!」
何の打ち合わせもない、ただの学園祭パレードにはつきものの言葉である。
誰かに強制されたわけではないし、エリスも何となくこの場合言うべきだろう、と考えてのことである。
このとき、エリスも、またパレードの学生たちはもちろんのこと双葉アオイでさえ、この一言がどんな結果を巻き起こすのかは予想していなかった。
「あら、今日はあんただけ?」
格子戸をくぐると、夕焼けを背にしたいちかは、家の中にアシストロイドの気配がないことを敏感に察知した。
「まぁね」
アシストロイドが作ったとおぼしい「おるすばん」と書かれたプレートを首から提げたチャイカは、そう言って肩をすくめた。
「エリスたちと一緒に今日はガクエンサイとかいうものの手伝いに行ってる…………帰りは大分遅いから、出直してきた方がいいぞ。ロクなもてなしも出来んし」
「あ、大丈夫大丈夫」
と、いちかは両手に提げたコンビニ袋を掲げて見せた。
「ほら、自腹で買ってきてあるから」
「ふぅん。礼儀はわきまえてるんだな」
「アンタもいっしょに、どう? ビールもあるよ」
「うん!」
夕暮れの玄関で、にっこりとふたりは笑みを交わしあった。
*この続きは製品版でお楽しみください。
本の情報
紙書籍初版: 2004/11/30
小説・ノンフィクション>ライトノベル>SF
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小説・ノンフィクション>ライトノベル>ラブコメ
小説・ノンフィクション>ライトノベル>男の子向け
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