和書>小説・ノンフィクション>ボーイズラブ小説>社会人
著者プロフィール
矢神 りな(やがみ りな)
出身地:九州。星座:射手座。血液型:B型。リーフ出版、プランタン出版などよりボーイズラブ作品を多数発表。
出身地:九州。星座:射手座。血液型:B型。リーフ出版、プランタン出版などよりボーイズラブ作品を多数発表。
解説
ライバル会社に潜入し情報を仕入れてこい! ――運営していたネットショップがつぶれ失業した青山は、共同経営者の命令で、とある会社に潜り込んだ。が、なんと、そこの社長は中学時代の同級生、赤星だった。この思い込み激しすぎ男には、散々パシられた挙句、バージンまで奪われるという苦い思い出が……。そんな二人が新商品「Hの時の喘ぎ声で相性診断」の実験台に……。急旋回リーマン・エロコメ★
目次
第一章 再会! A様B様
第二章 涙の卒業式! 封印された記憶
第三章 新天地! 初仕事は「実験体」?
第四章 愛の囁き。「きょうのところはこれくらいで勘弁してやる」
第五章 非情のスパイは今夜もまじめに残業中?
第六章 スパイ立つ! そして社長も立つ!!
第七章 ウソつきは恋のはじまり?
第二章 涙の卒業式! 封印された記憶
第三章 新天地! 初仕事は「実験体」?
第四章 愛の囁き。「きょうのところはこれくらいで勘弁してやる」
第五章 非情のスパイは今夜もまじめに残業中?
第六章 スパイ立つ! そして社長も立つ!!
第七章 ウソつきは恋のはじまり?
抄録
「わかった。いいだろう。新商品開発のためだ、青山をデータとして提供しようじゃないか」
赤星は苦渋の決断といわんばかりに、眉間に深い皺を寄せていう。
「データじゃなくて、人材としてだよ。わかってるか、赤星?」
「わかっている。もちろん青山だけじゃない。俺も一緒にデータ収集に協力してやる。どうだ、最高の人材だと思わないか?」
「おい赤星、自分が何いってるかわかっているのか?」
異様なほど目が据わっている赤星に、黄咲が思わず心配して声をかける。
「わかっているさ。青山をほかの誰に抱かせるというんだ。その役ができるのは俺しかいないだろう。なんといっても奴は俺に惚(ほ)れているんだからな」
「そういった意味なら適役かもしれないな。ナマの声ってのは、必要だからな。好き合ってるカップルの声なら大歓迎さ」
黒須はこの予期せぬ展開に、ますますおもしろくなってきたと、内心喜んでいた。
「黄咲さん、それ決定ってことで」
「──青山悟くん。きみのこれからの仕事だが、新商品開発のためのデータ要員ということでいいだろうか?」
「……え? ちょっと待ってください? そのデータ要員ってのは?」
「俺に抱かれるだけの、簡単な仕事だ。この実験によって、きみと俺がいかに相性がいいかが計測される。知りたかったんだろう? 俺の気持ちが。これでいかに俺がきみのことを想っているかがわかる。もっと喜んでいいんだぞ」
「バッ、誰が喜べるか! 冗談じゃないぞ。実験体なんて、そんなのできるわけないだろう!?」
青山はとんでもないと、激しく拒否をする。
「おかしなことをいうな。他人のセックスはのぞいても、自分は協力できないってのか?」
「協力も何も、好きでもない奴とそういうことしたって、データの足しにもならないですからっ! だから俺には無理です!!」
「駄目なら駄目なりのデータも必要なんだぜ。嫌なら嫌なりに、心おきなく声を出してくれ。どう駄目なのか分析して、それを点数に反映させればいいんだからな」
どんなに否定しても、黒須は取り合う気はないようである。
「赤星、おまえからもなんかいってくれよ」
「きみを鳴かせるくらい、俺にかかれば造作もないことだ。すぐに昇天させてやる」
ニヤリと笑う赤星を見て、コイツは本気だと察した青山は、ビクッと身体を震わせる。
「実験体か。きみにピッタリの名称だ」
フフフと笑う赤星は、すでに常軌を逸しているようだった。
「おまえ、マジでいってるのか? 俺は絶対にイヤだからな。どうしてもっていうなら、こんな会社いますぐ辞めてやるぞっ!」
頭に血が上り、青山の顔は真っ赤である。
グスッと半泣き状態で、先ほどからずっと赤星に食ってかかっている青山。
(ふ〜ん。けっこう可愛いじゃないか。こんな泣き顔見せられたら、ほかのオンナなんてどうでもよくなっちまうだろうな)
顔を赤らめ目をウルウルさせる青山を見ていると、ギューっと抱きしめたくなる反面、腕の中でもっとイジメて泣かせてみたくなる。
黒須はそんな不埒(ふらち)なことを考えながら、自分たちのボスである赤星の様子を横目で観察するのだった。
*この続きは製品版でお楽しみください。
赤星は苦渋の決断といわんばかりに、眉間に深い皺を寄せていう。
「データじゃなくて、人材としてだよ。わかってるか、赤星?」
「わかっている。もちろん青山だけじゃない。俺も一緒にデータ収集に協力してやる。どうだ、最高の人材だと思わないか?」
「おい赤星、自分が何いってるかわかっているのか?」
異様なほど目が据わっている赤星に、黄咲が思わず心配して声をかける。
「わかっているさ。青山をほかの誰に抱かせるというんだ。その役ができるのは俺しかいないだろう。なんといっても奴は俺に惚(ほ)れているんだからな」
「そういった意味なら適役かもしれないな。ナマの声ってのは、必要だからな。好き合ってるカップルの声なら大歓迎さ」
黒須はこの予期せぬ展開に、ますますおもしろくなってきたと、内心喜んでいた。
「黄咲さん、それ決定ってことで」
「──青山悟くん。きみのこれからの仕事だが、新商品開発のためのデータ要員ということでいいだろうか?」
「……え? ちょっと待ってください? そのデータ要員ってのは?」
「俺に抱かれるだけの、簡単な仕事だ。この実験によって、きみと俺がいかに相性がいいかが計測される。知りたかったんだろう? 俺の気持ちが。これでいかに俺がきみのことを想っているかがわかる。もっと喜んでいいんだぞ」
「バッ、誰が喜べるか! 冗談じゃないぞ。実験体なんて、そんなのできるわけないだろう!?」
青山はとんでもないと、激しく拒否をする。
「おかしなことをいうな。他人のセックスはのぞいても、自分は協力できないってのか?」
「協力も何も、好きでもない奴とそういうことしたって、データの足しにもならないですからっ! だから俺には無理です!!」
「駄目なら駄目なりのデータも必要なんだぜ。嫌なら嫌なりに、心おきなく声を出してくれ。どう駄目なのか分析して、それを点数に反映させればいいんだからな」
どんなに否定しても、黒須は取り合う気はないようである。
「赤星、おまえからもなんかいってくれよ」
「きみを鳴かせるくらい、俺にかかれば造作もないことだ。すぐに昇天させてやる」
ニヤリと笑う赤星を見て、コイツは本気だと察した青山は、ビクッと身体を震わせる。
「実験体か。きみにピッタリの名称だ」
フフフと笑う赤星は、すでに常軌を逸しているようだった。
「おまえ、マジでいってるのか? 俺は絶対にイヤだからな。どうしてもっていうなら、こんな会社いますぐ辞めてやるぞっ!」
頭に血が上り、青山の顔は真っ赤である。
グスッと半泣き状態で、先ほどからずっと赤星に食ってかかっている青山。
(ふ〜ん。けっこう可愛いじゃないか。こんな泣き顔見せられたら、ほかのオンナなんてどうでもよくなっちまうだろうな)
顔を赤らめ目をウルウルさせる青山を見ていると、ギューっと抱きしめたくなる反面、腕の中でもっとイジメて泣かせてみたくなる。
黒須はそんな不埒(ふらち)なことを考えながら、自分たちのボスである赤星の様子を横目で観察するのだった。
*この続きは製品版でお楽しみください。
本の情報
この本を読んだ人は、こんな本も読んでいます
形式
【XMDF形式】
XMDFデータをご覧いただくためには専用のブラウザソフト・ブンコビューア最新版(無料)が必要になります。ブンコビューアはここから無料でダウンロードできます。
詳しくはブンコビューアダウンロード初めての方へをご覧下さい。
対応端末欄に「ソニー“Reader”」と表示されている作品については、eBook Transfer for Readerで“Reader”にファイルを転送する事で閲覧できます。
海外版の“Reader”は対応しておりませんので予めご了承くださいませ。
【bookend形式】
この書籍は、商品の初回閲覧時に必要ソフト「bookend」(無料)を手動インストールする必要があります。
詳細はbookend形式のご利用方法をご覧下さい。
bookend形式の書籍をご覧いただくためにはAdobe Reader最新版(無料)が必要になります。Adobe Reader最新版はここから無料でダウンロードできます。
【MEDUSA形式】MEDUSA形式の作品はブラウザですぐに開いて読むことができます。パソコン、スマートフォン、タブレット端末などで読むことができます。作品はクラウド上に保存さされているためファイル管理の手間は必要ありません。閲覧開始時はネットに接続している必要があります。
詳細はMEDUSA形式のご利用方法をご覧下さい。


























