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著者プロフィール
晶山 嵐子(しょうやま らんこ)
出身地:大阪/星座:獅子座/血液型:A型/趣味:読書、映画鑑賞/誕生日:8月19日。
出身地:大阪/星座:獅子座/血液型:A型/趣味:読書、映画鑑賞/誕生日:8月19日。
解説
肉体派イタリア系白人のジェイドと、その飼い主であり水色の眼をもつドイツ人のアング。彼等はロンドンでレストランを経営するルイス・ラングと、幽霊の出る豪邸を二束三文で買い叩いて同居中。冬のバカンスに出かけるが……「美味しいよ、アング……」お気楽ラブ、怒涛のえっち三昧!?
目次
1 目が覚めたら……
2 勝負しないか?
2 勝負しないか?
抄録
寝室は、これまた広い。なんでこんなに広いんだ、ってぐらい広い。
そこにでかいベッドが二つ。
これ……ダブルじゃねーよなー…………もっと、でかい……
アングがのびー、と窓側のベッドで寝てた。ど真ん中で手足延ばして寝てる。でも、手も足もベッドからでてねぇ。でかいなー……まじで、でかい。いつも旅行行く時ってベッド伸長してもらわなきゃいけねーのにな。
外に面した壁一面が床から天井まで窓だ。あ、こっちはあの高速道路みたいなのが見えねーんだ? 道路が線になってる。香港とはえらい明るさが違うなー…………深夜だからってのを差し引いても暗い。
あー……なんか、ここまで高いと反対に怖くねーなー……
「あ、さむ……」
なんか湯が冷めてきた。クーラー高くしよう…………どこだろう………………あれー?
寝室のはここだけど、他の部屋のがわかんねーよー……部屋を区切るドアがねーから、他の部屋が寒いと寝室もさみーじゃねーかっ!!
うろうろしてるとどんどん湯が冷めてくる。うーん、寒いぞ。まじで。ジージャン、着ちまえ。
あ、アングがベッドで丸くなってる。寒ぃんだろー? なんとかなんねーのかなー? フロントに電話するったって、タイ語なんざしらねーしなー……こっちのヤツらの英語って発音聞き取れねーんだよな……
「うー……」
アングが呻いた。なんか毛布、肩まで被って丸くなってる。そりゃ、寝たらさみぃよなぁ……これ。いっそ、寝室のクーラーきっちまおうか。電気も明るいまんまだし…………でも、俺眠くねーからなー……テレビもタイ語だし、雑誌も持ってきてねーし。うーん、あっちのバーで酒でも飲んでよっかなー……
そんなこと思いながら、じー、っと俺はアングの顔を見てた。
俺からだと、綺麗に横顔に見えるから。なんか、睫毛(まつげ)が長ぇの。むずむず瞼(まぶた)が動いてる。くちびるまで毛布引き寄せて丸くなっちまって。かわいい。
「うーーー……」
アングがごろん、て寝返り打った。寒くなくなったのか、上向いて手足延ばしてやがる。
あー……綺麗な顔だよなー……相変わらず。すげーキレー……
俺、気がついたらベッドに乗り上げて毛布踏んで思いっきりアングを覗き込んでた。アングの皙(しろ)い顔に俺の影が落ちる。やだ、アングの顔見えねーじゃん。影が落ちないように顔を避ける。アングから遠くなる。覗き込む。影が落ちる。
「うー…………じれんま。………………」
上向いてるアングのくちびるにKISS。
そ、……て、くちびるで触る。
あ、冷たい。
ほっぺも冷たい……俺のくちびるが灼(あつ)いのか……
さら……って、髪に触る。俺の指の間、つるつるって冷たい感触で滑っていく。
もう一度、キス、した。
さっきよりはあったかくなってる?
うへぇ……冷たくて気持ちいーい。
何度も何度もチューしてたら…………
「ん……」
アングが鼻から抜けた、すげー色っぽい声を出した。
じっと見てたら…………ぼやぼやと瞼が動いて…………
開いた。
うわっ……
開いたっ。
なんか、なんだったっけ? 童話に出てくるお姫様みてーっ!!
あっ、じゃ、俺が王子様かっ!! ひゃーっ。何恥ずかしいこと考えてんだっ俺っ!!
「ジェイド……ぉ…………?」
「ん? 何? アング……寝てろ、いーぜ。疲れただろ?」
「んー…………俺、寝てたのか……」
「うん、気持ちよさそーだったぜ。エアコン、寒かったから切ったぞ」
「んー…………んー…………うんー……」
あ、まだねむそう。ぼやぼやしてる。
*この続きは製品版でお楽しみください。
そこにでかいベッドが二つ。
これ……ダブルじゃねーよなー…………もっと、でかい……
アングがのびー、と窓側のベッドで寝てた。ど真ん中で手足延ばして寝てる。でも、手も足もベッドからでてねぇ。でかいなー……まじで、でかい。いつも旅行行く時ってベッド伸長してもらわなきゃいけねーのにな。
外に面した壁一面が床から天井まで窓だ。あ、こっちはあの高速道路みたいなのが見えねーんだ? 道路が線になってる。香港とはえらい明るさが違うなー…………深夜だからってのを差し引いても暗い。
あー……なんか、ここまで高いと反対に怖くねーなー……
「あ、さむ……」
なんか湯が冷めてきた。クーラー高くしよう…………どこだろう………………あれー?
寝室のはここだけど、他の部屋のがわかんねーよー……部屋を区切るドアがねーから、他の部屋が寒いと寝室もさみーじゃねーかっ!!
うろうろしてるとどんどん湯が冷めてくる。うーん、寒いぞ。まじで。ジージャン、着ちまえ。
あ、アングがベッドで丸くなってる。寒ぃんだろー? なんとかなんねーのかなー? フロントに電話するったって、タイ語なんざしらねーしなー……こっちのヤツらの英語って発音聞き取れねーんだよな……
「うー……」
アングが呻いた。なんか毛布、肩まで被って丸くなってる。そりゃ、寝たらさみぃよなぁ……これ。いっそ、寝室のクーラーきっちまおうか。電気も明るいまんまだし…………でも、俺眠くねーからなー……テレビもタイ語だし、雑誌も持ってきてねーし。うーん、あっちのバーで酒でも飲んでよっかなー……
そんなこと思いながら、じー、っと俺はアングの顔を見てた。
俺からだと、綺麗に横顔に見えるから。なんか、睫毛(まつげ)が長ぇの。むずむず瞼(まぶた)が動いてる。くちびるまで毛布引き寄せて丸くなっちまって。かわいい。
「うーーー……」
アングがごろん、て寝返り打った。寒くなくなったのか、上向いて手足延ばしてやがる。
あー……綺麗な顔だよなー……相変わらず。すげーキレー……
俺、気がついたらベッドに乗り上げて毛布踏んで思いっきりアングを覗き込んでた。アングの皙(しろ)い顔に俺の影が落ちる。やだ、アングの顔見えねーじゃん。影が落ちないように顔を避ける。アングから遠くなる。覗き込む。影が落ちる。
「うー…………じれんま。………………」
上向いてるアングのくちびるにKISS。
そ、……て、くちびるで触る。
あ、冷たい。
ほっぺも冷たい……俺のくちびるが灼(あつ)いのか……
さら……って、髪に触る。俺の指の間、つるつるって冷たい感触で滑っていく。
もう一度、キス、した。
さっきよりはあったかくなってる?
うへぇ……冷たくて気持ちいーい。
何度も何度もチューしてたら…………
「ん……」
アングが鼻から抜けた、すげー色っぽい声を出した。
じっと見てたら…………ぼやぼやと瞼が動いて…………
開いた。
うわっ……
開いたっ。
なんか、なんだったっけ? 童話に出てくるお姫様みてーっ!!
あっ、じゃ、俺が王子様かっ!! ひゃーっ。何恥ずかしいこと考えてんだっ俺っ!!
「ジェイド……ぉ…………?」
「ん? 何? アング……寝てろ、いーぜ。疲れただろ?」
「んー…………俺、寝てたのか……」
「うん、気持ちよさそーだったぜ。エアコン、寒かったから切ったぞ」
「んー…………んー…………うんー……」
あ、まだねむそう。ぼやぼやしてる。
*この続きは製品版でお楽しみください。
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