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名種牡馬ガイド

名種牡馬ガイド

著: Odds Against
発行: 新紀元社
価格:725円(税込)
10ポイント還元
形式:XMDF形式⇒詳細 
対応端末:パソコン ソニー“Reader”
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解説

 ゲームに登場する種牡馬の現役時代は?
 シンザンからビワハヤヒデまで、名馬110頭を収録。血統表・レース成績などをもとに、闘いの歴史が今語られる!

目次

第1章 語り継がれる最強伝説/61年〜74年生
 シンザン   カブラヤオー
 タケシバオー   グリーングラス
 アローエクスプレス   トウショウボーイ
 タイテエム   サンシャインボーイ
 ハイセイコー   マルゼンスキー
第2章 マル父時代の序章/75年〜78年生
 サクラショウリ   サクラシンゲキ
 シービークロス   トウショウルチェー
 メジロイーグル   モンテプリンス
 ヤマニンスキー   メジロティターン
 ニチドウアラシ   リードワンダー
 アンバーシャダイ    
第3章 疾風、華麗なる一族/79年生
 アスワン   バンブーアトラス
 トウショウペガサス   ホスピタリティ
 ニシノエトランゼ   ホリスキー
 ハギノカムイオー    
第4章 鬼脚3冠、スター誕生/80年生
 ウィンザーノット   ニホンピロウイナー
 カツラギエース   ミスターシービー
 ギャロップダイナ   メジロモンスニー
 スズカコバン   リードホーユー
 テュデナムキング    
第5章 史上最強、皇帝登場/81年生
 サクラトウコウ   スズマッハ
 シンボリルドルフ   ニシノライデン
 ステートジャガー   ビゼンニシキ
 スズパレード    
第6章 個性派、群雄割拠/82年生
 クシロキング   スダホーク
 サクラサニーオー   セントシーザー
 サクラユタカオー   パーシャンボーイ
 シリウスシンボリ   ミホシンザン
第7章 共同馬主のダービー馬/83年生
 カシマウイング   フレッシュボイス
 グランパズドリーム   メジロデュレン
 ダイナガリバー   ラグビーボール
 ダイナコスモス   ランニングフリー
 ニッポーテイオー   レジェンドテイオー
第8章 遅れてきたヒーロー/84年生
 イナリワン   ダイナレター
 サクラロータリー   タマモクロス
 サニースワロー   ホクトヘリオス
 スルーオダイナ   メリーナイス
 ダイナサンキュー    
第9章 ブーム沸騰、逆境の怪物/85年生
 オグリキャップ   ダイユウサク
 ガクエンツービート   バンブーメモリー
 サッカーボーイ   ミュゲロワイヤル
 サクラチヨノオー   メジロアルダン
 スーパークリーク   ヤエノムテキ
第10章 芦毛旋風、ダービーも初制覇/86年生
 ウィナーズサークル   ナルシスノワール
 オサイチジョージ   バンブービギン
 サクラホクトオー   ムービースター
 ドクタースパート   レインボーアンバー
 トーワトリプル
第11章 最強ステイヤーの君臨/87年生
 アイネスフウジン   ホワイトストーン
 カミノクレッセ   メジロパーマー
 ダイタクヘリオス   メジロマックイーン
 ハクタイセイ   メジロライアン
 プレクラスニー   レッツゴーターキン
第12章 そして、新たなる伝説/88年〜90年生
 イブキマイカグラ   ヒシマサル
 トウカイテイオー   ミホノブルボン
 ヤマニンゼファー   ウィニングチケット
 レオダーバン   ガレオン
 ゴールデンゼウス   ビワハヤヒデ

抄録

 ★トウカイテイオー――12戦9勝〔皐、ダ、JC、有〕
            父の血を受け継ぐ御曹司


  トウカイテイオー血統表
***
                          Milesian
              ※パーソロン    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          Paleo
 シンボリルドルフ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          スピードシンボリ
              スイートルナ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          ※ダンスタイム 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          Northern Dancer
              ※ナイスダンサー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 トウカイナチュラル               Nice Princess
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          ※ファバージ
              トウカイミドリ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          トウカイクイン 
***


理想のミスター・サラブレッド


 御曹司である。
 気品ある体、旺盛な闘志、そして、バネのきいた大跳びのきれいなフォーム。
 あらゆる理想の条件を体現したミスター・サラブレッド、それがトウカイテイオーだった。
 全12戦の〈9.0.0.3〉という内訳がまたニクイ。メジロマックイーンに力負けした天皇賞・春を始め、潔く着外に散った3戦が、サラブレッドのもろさ、御曹司の淡白さをよく伝えてくる。
 同じ負けるなら、2着、3着など取らないところに、「ミスター」のプライドも見えてくる。
 JCの勝利が「激走」と呼ばれ、ラストラン有馬記念が「奇跡」と呼ばれたのも、3つの着外があったからこそである。すべてが終わった今になってみれば、古馬になってから見せたもろささえも、皇帝伝説第2章を彩る隠し味にすぎない。
 デビューから6戦無傷で到達した2冠までの道程は、父シンボリルドルフの再現だった。そこまでのエリート街道と、菊リタイア後の逆境のドラマと。
 2つを見事にかみ合わせてテイオーは、新しい魅力の自らの物語を編んだ。偉大すぎた父の小型コピーではないオリジナリティと、まぎれもなく父の子であることを誇る由緒正しさが、そこにはある。


記憶に新しい、奇跡のラストラン


 新馬から若葉Sまでの4戦を無敗で通過。5戦目で皐月賞(GI)、6戦目でのダービー(GI)制覇は、父と全く同じ道だった。
 しかし、菊花賞は骨折で無念のリタイア。父子2代、無敗の3冠達成は夢と消えた。
 ここからが逆境のドラマだ。1年近い休養の末、大阪杯(GII)で復帰。父の鞍上を務めた岡部騎手と新コンビを組んで完勝したが、続く天皇賞・春では、メジロマックイーンの前に、デビュー以来初の敗戦。レース後骨折が判明した。
 再び休養後、臨んだ天皇賞・秋でも7着に凡走し、成長力を疑問視する声さえ出たきていた。
 ところが、JC(GI)では、世界の強豪を向こうに回して、独特の弾力感ある美しい走りで快勝。ただものではないところをあらためて見せつける。
 当然、次走・有馬記念(GI)で1番人気に支持されると、あっさりこれを裏切って11着大敗、再度の骨折も判明して再起が危ぶまれた。
 奇跡の復活は、翌年の有馬記念。1年間のブランクをものともせずに力走、岡部騎手騎乗のビワハヤヒデを半馬身抑えて、クールな田原を男泣きさせた。
 重賞勝ちは、上記のGI4つ、GII1つ。


母系もオークス馬輩出の名門


 自在のレース運び、大一番をきっちりものにする底力は、史上最強の父譲り。使い込まれてのタフさには欠けるが、仕上がり早く回復力も高い。ただし、長距離への適性にはやや疑問。祖母の半姉にオークス馬トウカイローマンがおり、母系も名門だ。産駒の登場が待ち遠しい。

 現役実績 5、産駒実績 5、瞬発力 5、脚元 3、新馬成績 5

本の情報

紙書籍初版: 1995/4/20
趣味・生活・雑誌趣味ギャンブル競馬

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