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著者プロフィール
国司 義彦(くにし よしひこ)
学習院大学卒。日産自動車株式会社を経て、株式会社JMC能力開発センターを設立、代表取締役。
経営者、管理者、営業社員の指導・教育に活躍する一方、早くから「心の豊かさ」「自己実現」を提唱し、『マズローの心理学』(産能大学出版部刊)の著者F・ゴーブルらと、研究・啓蒙活動を展開。
日本における人間性心理学のパイオニアとして全米にも広く紹介されている。
脱・経済優先社会への処方箋『苦悩と混迷を超えて』(F・ゴーブル著 泉文堂刊)の監訳者でもある。
学習院大学卒。日産自動車株式会社を経て、株式会社JMC能力開発センターを設立、代表取締役。
経営者、管理者、営業社員の指導・教育に活躍する一方、早くから「心の豊かさ」「自己実現」を提唱し、『マズローの心理学』(産能大学出版部刊)の著者F・ゴーブルらと、研究・啓蒙活動を展開。
日本における人間性心理学のパイオニアとして全米にも広く紹介されている。
脱・経済優先社会への処方箋『苦悩と混迷を超えて』(F・ゴーブル著 泉文堂刊)の監訳者でもある。
解説
終身雇用・年功序列が崩壊、急激なリストラ…現在、中高年ホワイトカラーは深刻な雇用不安に脅かされています。そんな世の中を生き残るための手段と方法とは? 充実した人生を得るための、転職、独立情報の集め方から具体的なプランの立て方まで、意識改革を促してくれる一冊!
目次
まえがき
第一章 大量失業時代到来か?
1 年功序列、終身雇用の崩壊
2 中高年ホワイトカラーの再就職は厳しい
3 プロとしての技能を磨く
4 「第二の人生」を確かなものにするカギは?
5 「第二の人生」への作戦とアクション・プロセス
第二章 中高年ホワイトカラーには、どんな心構えが必要か?
1 まず、「意識変革」
2 スカウトされる人材になるために
3 まず、「職人芸」!!
4 職人芸に説得力をプラスする法
5 信頼感を高める「問題解決力」
第三章 転職・独立開業情報の集め方からアクションまで
1 会社、職場のつながりから
2 あらゆる媒体、人を通じて、情報集め
3 公共のあっせん機関へ行ってみる
4 チャレンジ精神で、独立するのも一策
5 甘い考えは禁物だが、やればできる秘訣はある
6 これが独立自営成功の秘訣だ!!
7 独立自営を成功させる知恵
8 人脈の落とし穴に注意
9 独立自営業者へのいくつかの忠告
第四章 もし適当な転職先がみつからなかったら?
1 「生計プラン」を立てる
2 アルバイトをしながら「充電」する
3 長期展望、個性再開発に基づくライフ・スタイル確立こそ重要課題
4 資格挑戦の方法と意義
5 仲間づくりと情報網
第五章 失敗の事例に学ぶ転職成功のコツ(ケーススタディ)
ケース1 成長企業に転職したはずのAさんの挫折
ケース2 中小企業を甘く見た大企業C課長の失敗
ケース3 知ったかぶりが招いたマジメ銀行員OB、Dさんの悲劇
ケース4 大企業病?――Tさんの挫折
ケース5 外資系企業への転職がウラ目に――Bさんのケース
ケース6 同業種を転々と――Eさんのジリ貧
ケース7 親会社風を吹かしすぎて失敗したFさん――出向社員心得七カ条
まとめ 失敗事例から探る「転職成功」への道
第六章 中高年のための人間関係
1 新しい職場での課題
2 人間関係の基本
3 「役に立つ人」を目ざすべきか、「好かれる人」を目ざすべきか
4 「コミュニケーションと感性」
5 相互理解を深めるために何をすべきか
6 「気付く」ために実行すべきこと
7 「人間」を知る
8 「意欲」の原動力は何か
第七章 オフ・ビジネスを上手に過ごす
1 豊かなライフ・スタイルが人間的魅力を生む
2 知的好奇心が「感性」を高める
3 「会社」がなくても生きられる?
4 これからの「趣味」のあり方
5 ライフ・ワーク(価値あるテーマ)を見付けよう
6 心豊かな、新しい世界へ
第一章 大量失業時代到来か?
1 年功序列、終身雇用の崩壊
2 中高年ホワイトカラーの再就職は厳しい
3 プロとしての技能を磨く
4 「第二の人生」を確かなものにするカギは?
5 「第二の人生」への作戦とアクション・プロセス
第二章 中高年ホワイトカラーには、どんな心構えが必要か?
1 まず、「意識変革」
2 スカウトされる人材になるために
3 まず、「職人芸」!!
4 職人芸に説得力をプラスする法
5 信頼感を高める「問題解決力」
第三章 転職・独立開業情報の集め方からアクションまで
1 会社、職場のつながりから
2 あらゆる媒体、人を通じて、情報集め
3 公共のあっせん機関へ行ってみる
4 チャレンジ精神で、独立するのも一策
5 甘い考えは禁物だが、やればできる秘訣はある
6 これが独立自営成功の秘訣だ!!
7 独立自営を成功させる知恵
8 人脈の落とし穴に注意
9 独立自営業者へのいくつかの忠告
第四章 もし適当な転職先がみつからなかったら?
1 「生計プラン」を立てる
2 アルバイトをしながら「充電」する
3 長期展望、個性再開発に基づくライフ・スタイル確立こそ重要課題
4 資格挑戦の方法と意義
5 仲間づくりと情報網
第五章 失敗の事例に学ぶ転職成功のコツ(ケーススタディ)
ケース1 成長企業に転職したはずのAさんの挫折
ケース2 中小企業を甘く見た大企業C課長の失敗
ケース3 知ったかぶりが招いたマジメ銀行員OB、Dさんの悲劇
ケース4 大企業病?――Tさんの挫折
ケース5 外資系企業への転職がウラ目に――Bさんのケース
ケース6 同業種を転々と――Eさんのジリ貧
ケース7 親会社風を吹かしすぎて失敗したFさん――出向社員心得七カ条
まとめ 失敗事例から探る「転職成功」への道
第六章 中高年のための人間関係
1 新しい職場での課題
2 人間関係の基本
3 「役に立つ人」を目ざすべきか、「好かれる人」を目ざすべきか
4 「コミュニケーションと感性」
5 相互理解を深めるために何をすべきか
6 「気付く」ために実行すべきこと
7 「人間」を知る
8 「意欲」の原動力は何か
第七章 オフ・ビジネスを上手に過ごす
1 豊かなライフ・スタイルが人間的魅力を生む
2 知的好奇心が「感性」を高める
3 「会社」がなくても生きられる?
4 これからの「趣味」のあり方
5 ライフ・ワーク(価値あるテーマ)を見付けよう
6 心豊かな、新しい世界へ
抄録
自分の技能を再点検しよう
中高年ホワイトカラーが、現代の雇用調整に、いかに対応するか。それには、大別して次のようなことが考えられる。
* 中高年ホワイトカラー転身三つのコース
(1)会社をかわっても、十分通用するような「プロの技能」を磨くこと。できれば、先方からスカウトされるほどのスペシャリストになっておくこと。これを仮に、「プロフェッショナル・コース」と名付ける
(2)環境の変化、給与等労働諸条件の悪化を覚悟の上で、求人の要請に応ずること。これを「転向コース」と呼ぶ
(3)もし職がなかったら、どうやって生計を立てるかを考えると共に、時間の使い方、生きがいなどを探すこと。これを「アルバイト(ボランティア、生きがい)・コース」と名付ける
(1)の「プロフェッショナル・コース」については、多くの説明を要しない。いつの世にも「求められる人材」は、求職に目の色をかえる必要もないし、失業の不安に怯えることもないからである。
ただ、既にそういうプロフェッショナルとしての技能をもっていればいうことはないが、問題は、これまで「ふつうのサラリーマン」として、年功序列の枠組みの中で、昇進し、現在の地位を得た人が、これからプロフェッショナルを目ざす、といっても、果たしてうまく行くだろうか、ということである。
が、何ごとも心がけ次第、はじめからあきらめたのでは話にならない。
既に、プロフェッショナルの技能を身に付けている人は、この際話題の外ということになる。ただし、これも、環境の変化や年齢に伴って、自分はプロとして通用すると思っていた技能が、世の中がすっかりかわったため通用しなかった、ということもあるから、自分の技能については、再点検をしておくことをおすすめしたい。
コンピュータのシステム・エンジニアなどはその典型であるし、語学力についてもそういうことがいえるだろう。
システム・エンジニアの場合は、バブル崩壊でソフトウェアそのものに対する需要が激減し、あるいは、ハードウェアの技術革新に伴ってより若い技術者による最新鋭の技術力が求められるようになった。このような背景によって、中高年の技術者がプロとして通用しにくくなっていることを意味している。
また、語学力については、中高年が若かった二昔前には、英語が少しできれば、特殊技能として十分通用した時代もあった。しかし今では、バイリンガルはザラで、三カ国語以上をマスターしている人、あるいは一つのコトバを使うにしても、同時通訳や特殊な専門用語を使いこなすなど、かなり高度な技術が求められるようになっている。この環境変化を認識せず、昔とったきねづか式の発想で、「自分は語学ができるから、転職も容易」などとタカをくくっていると、そうは行かないことを知っておいた方がよい。
中高年ホワイトカラーが、現代の雇用調整に、いかに対応するか。それには、大別して次のようなことが考えられる。
* 中高年ホワイトカラー転身三つのコース
(1)会社をかわっても、十分通用するような「プロの技能」を磨くこと。できれば、先方からスカウトされるほどのスペシャリストになっておくこと。これを仮に、「プロフェッショナル・コース」と名付ける
(2)環境の変化、給与等労働諸条件の悪化を覚悟の上で、求人の要請に応ずること。これを「転向コース」と呼ぶ
(3)もし職がなかったら、どうやって生計を立てるかを考えると共に、時間の使い方、生きがいなどを探すこと。これを「アルバイト(ボランティア、生きがい)・コース」と名付ける
(1)の「プロフェッショナル・コース」については、多くの説明を要しない。いつの世にも「求められる人材」は、求職に目の色をかえる必要もないし、失業の不安に怯えることもないからである。
ただ、既にそういうプロフェッショナルとしての技能をもっていればいうことはないが、問題は、これまで「ふつうのサラリーマン」として、年功序列の枠組みの中で、昇進し、現在の地位を得た人が、これからプロフェッショナルを目ざす、といっても、果たしてうまく行くだろうか、ということである。
が、何ごとも心がけ次第、はじめからあきらめたのでは話にならない。
既に、プロフェッショナルの技能を身に付けている人は、この際話題の外ということになる。ただし、これも、環境の変化や年齢に伴って、自分はプロとして通用すると思っていた技能が、世の中がすっかりかわったため通用しなかった、ということもあるから、自分の技能については、再点検をしておくことをおすすめしたい。
コンピュータのシステム・エンジニアなどはその典型であるし、語学力についてもそういうことがいえるだろう。
システム・エンジニアの場合は、バブル崩壊でソフトウェアそのものに対する需要が激減し、あるいは、ハードウェアの技術革新に伴ってより若い技術者による最新鋭の技術力が求められるようになった。このような背景によって、中高年の技術者がプロとして通用しにくくなっていることを意味している。
また、語学力については、中高年が若かった二昔前には、英語が少しできれば、特殊技能として十分通用した時代もあった。しかし今では、バイリンガルはザラで、三カ国語以上をマスターしている人、あるいは一つのコトバを使うにしても、同時通訳や特殊な専門用語を使いこなすなど、かなり高度な技術が求められるようになっている。この環境変化を認識せず、昔とったきねづか式の発想で、「自分は語学ができるから、転職も容易」などとタカをくくっていると、そうは行かないことを知っておいた方がよい。
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