和書>小説・ノンフィクション>エンターテインメント小説>ハードロマン小説
著者プロフィール
丸茂 ジュン(まるも じゅん)
静岡県生まれ。玉川大学英文科卒業後、OL、編集者を経て作家活動に入る。女性特有の微妙な感性と鋭い筆力によって描かれる耽美な世界が話題を独占中。また、映画・テレビ出演等、多方面に多くの才能を発揮している。著書に「メス猫の葬列」「情事は女の熱いため息」など多数。
静岡県生まれ。玉川大学英文科卒業後、OL、編集者を経て作家活動に入る。女性特有の微妙な感性と鋭い筆力によって描かれる耽美な世界が話題を独占中。また、映画・テレビ出演等、多方面に多くの才能を発揮している。著書に「メス猫の葬列」「情事は女の熱いため息」など多数。
解説
恋人には内緒で、愛人バンクに入会した女子大生・奈緒美。月50万でダンディな紳士と最初の契約を結んだまではよかったが、男はサディストの本性を剥き出して奈緒美をいたぶる。必死の思いで逃げ帰った奈緒美だったが、嫉妬に狂う恋人の新たな暴虐が待ちうけていた――。被虐の悦楽に目覚めていく女子大生を描くハード官能ロマン。
目次
第一章 奈緒美の誤算
第二章 執拗な調教
第三章 胸中がくすぶる
第四章 令嬢隷女
第五章 札束で乱打
第六章 足裏に口づけ
第七章 雌犬か牝豚か
第八章 折檻愛撫
第九章 甘い転落の味
第二章 執拗な調教
第三章 胸中がくすぶる
第四章 令嬢隷女
第五章 札束で乱打
第六章 足裏に口づけ
第七章 雌犬か牝豚か
第八章 折檻愛撫
第九章 甘い転落の味
抄録
奈緒美は、仕方なくまだ柔らかいそれに舌を絡ませながら、愛撫を開始した。
「ホラ、右手はオナニーもするんだろう?」
せかされて、奈緒美はおずおずと右手を自らの太腿の間にわり込ませた。
足の付け根から花唇へ……。一人でする時は何の躊躇もしないのに、柴浦に見られていると思うと、やはりとまどいがあった。
「どうした?」
からかうように、柴浦は言う。
「舌の動きも止まっているぞ」
奈緒美は、まだやわらかい柴浦のそれを口の中でしごぎながら、震える指先で花弁を開き、クリトリスを探りあてた。
「ううっ……」
二本の指の間にそれをはさみ、ゆっくり押し上げるような愛撫を開始すると、奈緒美の中にジワジワ快感がわきあがってくる。
「もっと激しくやれ。一人でやる時は、そんな程度じゃないだろう」
柴浦の声がかかる。奈緒美は、さらに激しく指を動かし、口の中の彼のものをしゃぶり続けた。
どうせここまでやってしまったのなら、彼に満足してもらわなければ意味がない。ここで満足しなければ、また、どんなことを、奈緒美にしかけてくるかわからないのだ。
しかし、柴浦のペニスはなかなか元気になってこない。強く吸うと、固くなったようにおもうが、舌先でころがしてみると、相変わらず頼りない感触だ。
「ほら、その程度のオナニー・ショーじゃあ、ムスコが不満だって言ってるぞ」
(何さ、自分がインポ気味なのを棚にあげて……)
口に出しては言えないが、奈緒美は、心の中で悪態をついていた。
しかし、こうして見られてのオナニーというのは、普通のそれの何倍も刺激的なのは事実だ。よほどでない限り、普通のオナニーでこんなに愛液が出ることはない。
あふれた愛液は、奈緒美の指を濡らし、さらにさっきいじられたアヌスの方にまでしたたっている。
「うっ、うううう」
オルガスムスが近づいてきた気配である。奈緒美は、皮の足枷が肌に食い込むのもかまわず、腰を浮かせて激しく指を使った。
「よし、その辺でいい」
突然、柴浦が奈緒美の手を捕まえた。
「あうっ……」
もう少し、というところで中断され、奈緒美は不満の声を漏らした。
「スケべ女め、自分ばっかり楽しもうったってそうはいかないぞ」
急に憎々し気な顔で奈緒美をにらみつけ、柴浦は、奈緒美の口に含ませていたペニスを引き抜いた。
「下手くそめ。ただふやけさせただけじゃないか。これで、よくも、フェラをやります、なんて言えたもんだ」
「そんな……。もっとやれって言うならやります」
奈緒美は、慌てて申し出た。
「ふざけるな。さあ、満足させられなかった罰だ。約束どおり、もう一つの穴を楽しませてもらうよ」
「そんな……」
奈緒美は血の気が引いていく思いだった。
「ホラ、右手はオナニーもするんだろう?」
せかされて、奈緒美はおずおずと右手を自らの太腿の間にわり込ませた。
足の付け根から花唇へ……。一人でする時は何の躊躇もしないのに、柴浦に見られていると思うと、やはりとまどいがあった。
「どうした?」
からかうように、柴浦は言う。
「舌の動きも止まっているぞ」
奈緒美は、まだやわらかい柴浦のそれを口の中でしごぎながら、震える指先で花弁を開き、クリトリスを探りあてた。
「ううっ……」
二本の指の間にそれをはさみ、ゆっくり押し上げるような愛撫を開始すると、奈緒美の中にジワジワ快感がわきあがってくる。
「もっと激しくやれ。一人でやる時は、そんな程度じゃないだろう」
柴浦の声がかかる。奈緒美は、さらに激しく指を動かし、口の中の彼のものをしゃぶり続けた。
どうせここまでやってしまったのなら、彼に満足してもらわなければ意味がない。ここで満足しなければ、また、どんなことを、奈緒美にしかけてくるかわからないのだ。
しかし、柴浦のペニスはなかなか元気になってこない。強く吸うと、固くなったようにおもうが、舌先でころがしてみると、相変わらず頼りない感触だ。
「ほら、その程度のオナニー・ショーじゃあ、ムスコが不満だって言ってるぞ」
(何さ、自分がインポ気味なのを棚にあげて……)
口に出しては言えないが、奈緒美は、心の中で悪態をついていた。
しかし、こうして見られてのオナニーというのは、普通のそれの何倍も刺激的なのは事実だ。よほどでない限り、普通のオナニーでこんなに愛液が出ることはない。
あふれた愛液は、奈緒美の指を濡らし、さらにさっきいじられたアヌスの方にまでしたたっている。
「うっ、うううう」
オルガスムスが近づいてきた気配である。奈緒美は、皮の足枷が肌に食い込むのもかまわず、腰を浮かせて激しく指を使った。
「よし、その辺でいい」
突然、柴浦が奈緒美の手を捕まえた。
「あうっ……」
もう少し、というところで中断され、奈緒美は不満の声を漏らした。
「スケべ女め、自分ばっかり楽しもうったってそうはいかないぞ」
急に憎々し気な顔で奈緒美をにらみつけ、柴浦は、奈緒美の口に含ませていたペニスを引き抜いた。
「下手くそめ。ただふやけさせただけじゃないか。これで、よくも、フェラをやります、なんて言えたもんだ」
「そんな……。もっとやれって言うならやります」
奈緒美は、慌てて申し出た。
「ふざけるな。さあ、満足させられなかった罰だ。約束どおり、もう一つの穴を楽しませてもらうよ」
「そんな……」
奈緒美は血の気が引いていく思いだった。
本の情報
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