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和書>趣味・生活・雑誌>生活>健康:体験記
藤臣 柊子(ふじおみ しゅうこ) 1962年生まれ。B型。82年漫画家としてデビュー。現在は仕事のフィールドを文筆業まで広げ、幅広いファンをもつ、漫画家、エッセイスト。
「わしも実は、れっきとしたうつ病患者だ!」自らも精神科に通院した経験を持つ怒涛の漫画家・藤臣柊子が、心を病む普通の人々の症例をもとに綴るコミック・エッセイです。恋愛、対人関係、親子の問題。誰もが何かを抱えながら、日々を過ごしています。無傷の心でいつも笑っていられるほど、みんな強くはありません。本書はさまざまな心の病をコミックで紹介し、ちょっと気分が軽くなる考え方を、それでもなんとかやっていく方法を、ともに悩み、ときには突き放しながら語りかけていきます。
はじめに 第1話「目立ちたくない」 ・容姿のコンプレックスから過食・拒食に走ったF子の場合(30歳・派遣社員) 第2話「職場のみんなに嫌われてるの」 ・永遠の優等生ゆえに、仕事仲間と溶け込めず心身症になったK子の場合(30歳・国立大学研究所勤務) 第3話「おかあさん、どうしよう」 ・母のいうとおりに生きてきたエリート研究員が、結婚したら不能に。A男の場合(28歳・一流企業研究所勤務) 第4話「みんな私のほうを見て!」 ・ジコチュー女が、ヒステリー症状を起こすとき。L子の場合(27歳・OL) 第5話「本当の自分はなあに?」 ・男らしく、と厳しいしつけの果てはゲイの世界。E男の場合(23歳・風俗店勤務) 第6話「好きだから……お金をあげる」 ・大金をつぎ込むのが唯一の愛情表現だったB男がたどったカード破産への道(24歳・大学生) 第7話「買ってるときは、楽しいの」 ・夫の浮気に対する腹いせから、狂気の買い物依存症に。C子の場合(28歳・保険外交員) 第8話「あの感じが、忘れられない」 ・寂しさから見境のないパチンコ通いでサラ金地獄にまっしぐら。H子の場合(28歳・メーカー勤務) 第9話「ぼくは人間が嫌いだ」 ・人と関わりたくないと出社拒否。会社をことごとく首になるD男の場合(29歳・コンピュータ・エンジニア) 第10話「本当は、あたし、特別な人間だもん」 ・自分は世界の大スターになると信じて疑わないI子の場合(23歳・大学生) なか休み……「わしのことを話そうか」 第11話「きみだけが、好きなんだ」 ・失恋をきっかけにストーカー的行動に走ったK男の場合(32歳・在宅勤務) 第12話「仕事をしなきゃ、頑張らなきゃ」 ・家族を支える女性キャリアの責任感は、食べ吐き、自殺未遂へと。J子の場合(32歳・公務員) 第13話「何もかも、ぜーんぶやるわ」 ・習い事三昧の活動派が燃えつきたとき、家族ももてあます鬱状態に。T子の場合(59歳・主婦) 第14話「悪いのは、あたしじゃないのに」 ・フラれた相手が残した留守電メッセージを夜な夜な聞いているD子の場合(25歳・外資系企業勤務) 第15話「女の子って、へへへ……」 ・女性に興味をもつことを禁じられて育った少年が露出狂に。N男の場合(27歳・トラック運転手) 第16話「この期待から、あたしは逃げたい」 ・ノイローゼから鬱病へ。入院先で男漁りを続けるB子の場合(19歳・予備校生) 第17話「いざとなると、やっぱりイヤ」 ・ベッドの中でいきなり幼児がえりしてしまうセックス恐怖症。R子の場合(23歳・大学院生) 第18話「なんだってする。なんだって平気」 ・中絶の消えない罪の意識から、多重人格障害に。G子の場合(21歳・ホステス) 第19話「ずうっと、ずうっと、そばにいて」 ・愛に飢えたひとりっ子の「Help me」サインは、30キロを切った体重。拒食症・M子の場合(24歳・フリーター)
最近、ホントに脳みそ系の人が増えている。 脳みそ系というのはわしが名づけただけだが、神経症や、精神病のことをいう。 かくいうわしも脳みそ系です。 昔はさー、こういう病気って恥ずかしい病気で、家族のなかにいたら、絶対に隠しておくってのが当たり前だったけど、最近あまりにも多いんで、どうどうと神経症です、と言ってもそんなに驚かれなくなった。 でも、ごく一般的な会社勤めの人の場合、精神神経科にかかったりすると連絡がいっちゃって会社にバレるから行けない、なんて意見も聞くのであります。 結局、日本ではまだまだ認められてないんだよねえ。アメリカでは自分専用のセラピストがいるとか、神経科にかかるとかいうのは、ホントに風邪ひいて病院へ行くのと同じこと。日本はアメリカのマネするのが大好きな国なんだから、そういうところもマネしたらどうだろうか、と思うのだが。まあそんなわけで、脳みそ系で苦しんでる人がこの世にはたくさんいると思われる。 はっきり言って、これは本当にキツイ。 普通の人が当たり前にできることが全然できないのだ。 ラッシュの電車で通勤。会社で仕事。人に会って打ち合わせ。同僚とランチ。一人で立ち食いそばかもしれない。夜は飲んだりカラオケ。飲まない日はそのまま帰って、家族とだんらん、一人暮しなら適当に夕食をすませ第て、お風呂入ってテレビをみて寝る。 どれも、ごく普通のことだと思う。 だけど、これができなかったりするのだ。 眠れない、ラッシュの電車に乗るとぐあいが悪くなる、だれかと一緒よりは一人で食事をするほうがいい、お酒を飲むと暴れる、とか。 病んでます。いや、もしかしたらこういう人のほうが自然なのかもしれないとか、いろんなことを思いながらこの本を書きました。 ま、読んでみてください。少しでも気楽になってくれたらうれしいです。
【Keyring PDF形式】
※注意 同一の書籍でもファイル形式が異なるものは別商品として取り扱っております。
紙書籍初版:1999年2月25日 デジタル初版:2001年10月25日
ジャンル:和書>趣味・生活・雑誌>生活>健康:体験記 ジャンル:和書>小説・ノンフィクション>ノンフィクション>エッセイ・随筆 ジャンル:和書>漫画>一般向け漫画>ルポ・エッセイ漫画 ジャンル:和書>趣味・生活・雑誌>生活>健康:心の医学 著: 藤臣柊子 発行: サンマーク出版
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