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入社3年で必ずやっておくべきこと

入社3年で必ずやっておくべきこと

著: 中島孝志
発行: かんき出版
シリーズ: 必ずやっておくべきこと
価格:1,365円(税込)
10ポイント還元
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対応端末:パソコン ソニー“Reader”
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著者プロフィール

 中島 孝志(なかじま たかし)
 1957年生まれ。早大、南カリフォルニア大学院卒。PHP研究所、東洋経済新報社を経て、現在、ジャーナリスト、経営評論家として活躍するかたわら、異業種交流会「キーマンネットワーク」を一貫して主宰。
 主な著書に、『20代に必ずやっておくべきこと』『30代に必ずやっておくべきこと』『これで世界は蘇える』(小社刊)、『能力が目ざめる瞬間』『人脈がいっぱい』『波動経営』(ダイヤモンド社)、『カリスマの研究―船井幸雄と松下幸之助に学んだこと』『目からウロコが落ちる成功の法則』『目からウロコが落ちる人生の鉄則』(大和出版)、『人脈を広げる33の鉄則』『時間を活かす33の鉄則』『本物の生き方33の鉄則』(サンマーク出版)など多数。共著に、『船井論語(人生篇・成功篇・宇宙篇)』(ダイヤモンド社)など。

解説

 入社3年目までは、失敗が汚点とならずに会社が許してくれる、仕事のイロハを学ぶには絶好の期間。結果を恐れずに早く仕事のおもしろさを見つけよう。本書では、この入社3年の間にやっておきたい24の法則を伝授。大化けする人、しない人、その差はここにあった! 今すぐしておきたいチェックリスト付き。

目次

はじめに


●―第1章
入社三年でマスターすべき発想の鉄則


1―周囲が熱くなるほどの熱意を持ち続けろ
 「自分で自分をほめてやりたい」
 自分を励ますことほど難しいものはない
 熱意があれば人は必ず動く


2―入社三年間は与えられた仕事に精を出せ
 適性などだれにもわからない
 適性は素質と縁で花開くもの
 「君なぁ、とにかく十年勤めてごらん」


3―入社三年間にやっておくべきチェックリスト
 いい習慣をつければ幸運は必ずめぐってくる
 いますぐチェックしておきたい二十項目
 「YES」が半分以上ある人は猛省すべし


4―この二十項目を変えるだけで前途は洋々
 好き嫌いがあるあいだはプロとは呼べない


●―第2章
入社三年でマスターすべき生き方の鉄則


5―自分の会社をもっと好きになれ
 自分に投資し、会社に投資して運をつかんだ男
 自分の仕事を天職と思えるか
 入社三年たらずで転職するのは十年早い
 だれよりも早く役職者になる三つのコツ


6―遊びと仕事を一致させればこんなに楽になる
 生き生き溌剌と働いているか
 仕事が楽しければ会社の大小は関係ない
 単純作業のスピード化は知能指数に比例する?
 「やる気」「競争」「お手本」によって能率はいくらでも上がる
 遊びと仕事を一致できれば人生は必ず成功する


7―力の出し惜しみだけは絶対にするな
 全力のうえにもうひとつ全力を尽くせ
 「もう少しがんばってみよう。もう少しだけ」
 入社三年までは大きな顔で無理をしろ


8―「自負」を育てて「自信」に高めるべし
 スランプを克服する簡単とっておきのコツ
 失敗してどん底に沈んだときの対処法
 自信のない人はせめて自負を持て


●―第3章
入社三年でマスターすべき自己実現の鉄則


9―人生の指南役は多ければ多いほどいい
 「この人はすごい」と思える人を指南役にしろ
 指南役は半径五メートル以内で探せ


10―周囲から愛され好かれる努力をすべし
 思い上がりは身を滅ぼすもと
 怖さを知らない人間ほど怖いものはない
 愛嬌があればだれからも好かれる


11―自分の運命は自分で切り拓くべし
 安っぽい運命観にまどわされるな
 操り人形になるべからず
 失敗を他人のせいにするな


12―達人に学ぶ成功をつかみとるコツ
 馬鹿になれ、謙虚に徹せよ
 安岡正篤に学ぶ成功の法則


●―第4章
入社三年でマスターすべき自己啓発の鉄則


13―自分の能力を徹底的に鍛えておこう
 中島流ポストイット活用法
 読書の達人たちの貴重なアドバイス
 ビジネスに不可欠な計数感覚を鍛えよう


14―メディア情報を上手につかむべし
 新聞は読まずに眺めればいい
 雑誌は必要なページを破って使え
 テレビは「ながら」できけばいい


15―アフター・ファイブを上手に活用すべし
 社外に人脈を求めてショックを受けろ
 人脈をつくるには何事もフォローが大切
 人脈を開拓するさいに注意すべき点


16―叱られてもアドバイスと心得るべし
 叱るのはつらいということを知っておこう
 叱られたときこそ笑顔で対応しよう
 叱られ方には三つのコツがある


●―第5章
入社三年でマスターすべき仕事の鉄則


17―人は仕事の「成功」とともに成長する
 仕事の優先順位を間違えるな
 経営者の大切な資質は「教え魔」になること
 優秀な後輩は絶対に敵にまわすな


18―仕事は「質より量」で積み重ねるべし
 入社三年までは質より量が大切
 「東も西もみんなまとめて抜いてやる!」


19―上司・同僚とのコミュニケーションは密にすべし
 「ほうれんそう」を徹底して癖にしろ
 再起不能になるような致命傷を招かないコツ
 「ほうれんそう」の中身であなたのレベルがわかる
 味方を増やすには社内外のコミュニケーションが大切
 取引先の人間は絶対に友人にしておこう


20―「時間はコスト」を忘れるべからず
 仕事の成否はタイミングで決まる
 仕事は熱いうちに仕上げてしまえ
 仕事を延ばすとあとで三倍の時間がかかる
 スケジュールは徹底的に見直せ


●―第6章
入社三年でマスターすべき成功の鉄則


21―常に夢を持ち続けているか
 鉄人・衣笠祥雄の入団三年目の気づき
 野村克也監督の入団三年間の挑戦
 入社三年で上手にチャンスをつかむコツ
 夢を持ち続けて年商四百億円の企業をつくり上げた男


22─会社名を出さなくても通用する人間になれ
 あなたから会社を引くと何が残る?
 社名をいわなくても取り次いでもらえるか
 入社三年間はフットワークだけが取り柄だ
 「昔の名前」がいつまでも通用すると思うな
 VIPと簡単に親しくなる仕掛けづくりを伝授


23―仕事には常に全力で立ち向かえ
 横綱の五十三連勝を阻んだもの
 仕事はやりすぎるくらいがちょうどいい
 他人の時間を盗むな
 目に見えない損害に気をくばれ


24―失敗を恐れず挑戦することに価値がある
 死中に活を求めた秀吉のしたたかな計算
 「役に立つ経験」「役に立たない経験」「有害になる経験」

抄録

 わたしは企業のマネジメント層に対して、いろいろな著書のなかで、「無理をしてはいけない」と訴えてきた。ところが本書では一転して、「無理をしろ」「加減をするな」「全力のうえにも全力を尽くせ」といっている。
 なぜか。
 それは、あなたが入社三年に満たないからである。あなたはまだ、ビジネスマン人生のスタートを切ったばかりである。そんな時期に、リラックスすること、加減を覚えること、細心の注意を施すことなどを覚えて、小さくまとまってほしくないのだ。
 ご縁あるあなたには、わたしごときには想像もつかないほどビッグな人間になってほしいのである。大きな失敗もしながら、それでも教訓として、大きな成功をつかんでほしいのである。
 「人生は百回失敗しても、最後に成功できればハッピーエンドだ」と、わたしは思っている。小さくまとまった盆栽よりは、大自然のなかで存在感を示して、どんと立っている縄文杉のような存在になってもらいたいと思っている。
 とはいっても、リーダー層に訴えていることも少し知っておいてほしいので、なぜ彼らには無理がいけないのか、さらっとおさらいしておこう。
 松下幸之助さんに、「どうしてたった一代で松下電器をつくり上げることができたんですか」と問うと、「無理をしなかったからだ」と、いとも簡単に答えたことがある。
 幸之助さん自身、自分の適性をどうやって見つけるかということに対して、こんなことをいっている。
 「仕事を始める場合、この仕事が自分に適しているか、自分の会社に適しているか、それをするだけの力があるかどうか、常に自問自答して判断するようにつとめてきた。やりたいということと、やっていいかどうかは別」と。
 熟慮の結果、その仕事に適性があると判断すれば、断固としてやる。しかしまだ力がないと判断すれば、即座にやめるという。ただ、自分で考えて、いつも正しい判断ができるとは限らない。そんなときには周囲の人に、「この仕事がやりたいが、はたして自分にその力があるかどうか。適した仕事なのかどうか」とたずねている。
 そして利害関係のない人から、「やめておいたほうがいいよ。そこまで手を伸ばしたら危ないよ」といわれて、それに納得がいけば、そこでやめる。それでもやりたければ、別の人にもう一度たずねる。同じことをいわれたら、「自分もたしかな自信がなかったのだから、やめておこう」と考える。
 今度はある程度、成功しそうだと思って相談すると、だれもから「やめておけ」といわれる。しかし、どうしてもやりたい。自信もある。こういうときはどうするか。「そういう場合は仕事を進めるが、これは用心して事にあたろうと自分を戒めながら仕事をする」というのだ。
 どうだろう。入社三年までのあなたに、ここまで無理をしない生き方ができるだろうか。これはやっぱり会社を預かり、国を預かるリーダーの行動指針なのだ。だから若いあなたには、そんなことなど考えずに、思いっきり無理をしてもらいたい。

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