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国司浩助の「理想・熟慮・断行」

国司浩助の「理想・熟慮・断行」

著: 国司義彦
発行: オンライン出版
価格:630円(税込)
10ポイント還元
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対応端末:パソコン 
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著者プロフィール

 国司 義彦(くにし よしひこ)
 学習院大学卒業。日産自動車株式会社を経て、株式会社JMC能力開発センターを設立、代表取締役。元日本教育心理学会員、元日本経営士会会員。経営者、管理者の指導に活躍する一方、早くから「心の豊かさ」「自己実現」を提唱し、『マズローの心理学』(産能大学)の著者F・ゴーブルらと、研究、啓蒙活動を展開。日本における人間性心理学のパイオニアとして、全米にも広く紹介されている。脱・経済優先社会への処方箋『苦悩と混迷を超えて』(F・ゴーブル著 泉分堂)の監訳者でもある。著書に『管理者──成功する五大条件』『社長道』(同文舘)『「問題解決」の基本がわかる本』『問題解決能力の磨き方』(PHP研究所)『人を魅きつけるリーダーの条件』『管理者の仕事』(こう書房)『部下育成の基本』『40代だからできること・すべきこと』(日本能率協会)など多数。

解説

 公的精神を貫いた事業家の勇気と希望の人生。
 国司浩助の生涯の記録を紐解くうちに、私は、次のように考えるようになった。明治時代から、戦前までは、志のある若者は資産家や功成り名遂げた方々の世話になって勉強し起業したものだ。そして、大願成就の暁にはそれを「社会に還元すること」を心がけたように思う。
 最近は、たまたま成功した人も自分のことが先に立って、後進の「志」を育てる、ということをしなくなり、するとしても、自分の子や孫など身内の「利権」確保に目の色を変える世の中になってしまったようだ。
 本書は、父国司浩助の充実した生涯を辿る話である。しかし、この話は単に国司浩助という一事業家の伝記にとどまらず、彼の理念は、創業から百年、死後70数年を経た21世紀の今こそ、「世界が必要としている『今日的課題』」(「食の確保と安全」)として蘇っているのだ。さらに、彼の一生を辿ると、
 ・企業の社会的責任と公的精神
 ・人生の目標の立て方と成功の秘訣
 ・人材の発掘と活用
 ・新製品の開発などのビジネス上のヒント
 ・個人としての『生き方』
 ・家庭における私人としての在り方
 まで、ありとあらゆる、知恵と知己に富んでいることが分かる。それは彼の死後70余年を経た現代にも通用する、というよりも、今こそ不可欠の要素ばかりと言ってもよい。

目次

プロローグ 文章は不滅、「志」は蘇る
第1章 90年の歳月を超えて蘇った人
第2章 下関に蘇る――飯山翁の一念が鈴木善幸元首相らを動かす?
第3章 誕生そして生涯を貫いた信念が生まれるまで――鮎川義介、田村市郎、井上馨、木村久寿弥太……実業の本旨は「金儲け」にあらず、世界人類の幸せに役立つこと
第4章 頼もしいリーダーシップ、慕われる人柄――儲かっても、船は売らない!
第5章 アイデアマン国司浩助――ビジネス上の偉業――戸畑漁港建設と従業員の福祉、副業の奨励
第6章 あしながおじさん? 国司浩助――世界初? 冷凍エビと白洲次郎、エビ博士藤永元作、高碕達之助、木村鉱二郎……
第7章 有能で、しかも人格高潔な人間を育てた環境
第8章 浩助の人生論=人生の目的(ニッスイの原点P109)
エピローグ 国司浩助の関わったこと――北海道漁民を救った「即断、即決の支援」国司浩助没後の関係者の嘆き、など
あとがき 文章千古事、社稷一戎衣(杜甫)創業は易く、守成は難し(貞観政要)

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