みかづき紅月特集

見出し
ダンディ陛下とエロスの指輪
[著]みかづき紅月 [イラスト]花岡美莉
ジュスティーヌが嵌めた指輪は、いったん嵌ると抜けないうえに、独身主義者のはずの陛下をも恋に堕とすエロスの指輪だった!?
 薬指に光る涙型のファンシーピンクダイヤモンドをあしらった指輪を見るたびに思い出してしまうのは、あの淫らな尋問。
 あれ以来、あの人の指、声、香りが強烈に、私の心と体とに深く刻み込まれてしまった。
――本文より抜粋


先生のことを教えてください。
男性向け、女性向け、時に百合やBLなども……いろんなタイプの小説を書いている小説家です。ボイスドラマやゲームのシナリオを手がけることも。また、ライターとしての経験もあるため、小説以外の本もいろいろ出していたりします。好奇心旺盛で常に出したい本がジャンルを問わずいろいろあり、執筆が追いついていません……。



小説を書き始めたきっかけはなんですか?
中学生の頃にライトノベルにはまったことがきっかけです。その主人公が小説を書いてるという設定だったので、なりきって書いていたという。ちょっぴり現実逃避の側面もありました。そもそも小学生の頃から漫画を書いたり、劇の脚本を書いたりしていました。その延長線上に小説があったという感じです



お話はどんなふうにして思いつきますか?
常にネタや書きたいことを探しています。その中から「これは面白そう! 書きたい! 喜んでもらえそう!」というコンセプトが出てきたら、それに自分の好きなものをぎゅっと詰め込み、もろもろ足し算引き算しながらストーリーを練り上げていきます。



好きなヒーローやヒロインのイメージはありますか?
ヒーローはダントツ俺様紳士が好みです! 男はやっぱり包容力! 若造にない渋さとか魅力とか……いいですね! 意地悪だったりもするけれど面倒見がよかったり。スーツとか革小物とか身につけているものにもこだわりがあるとなおよし。ヒロインは不器用だけど一生懸命頑張る子が好きです! 



作品を書く上で特に気をつけていること、こだわりは何ですか?
仕事などで疲れたときなどに、お茶を飲みながらちょっと読みたいなと思えるような小説であるように読んでいて心地よい作品を心がけています。特に読後感がよいものを──と意識しています。あと、書いているときには、あまりプロットに引きずられすぎないようにしています。



今回のみかづき紅月先生の作品のアピールポイントをお願いします!
包容力溢れる紳士と恋愛初心者なヒロインの年の差ラブを楽しんでいただければと思います。今回、ヒロインがもろもろ突っ走り気味なのですが、そんな彼女をしっかりと受け止めてくれる王様の懐の深さ(!?)を味わってもらえれば幸いです。



読者の皆さんにメッセージをお願いします。
紳士フェチな方はもとより、そうでない方にも「やっぱり男は包容力っ!」って思ってもらえるような作品づくりを今後とも目指していきます! 酸いも甘いも知り尽くした渋い大人の男性とそんなヒーローに振り回される可愛いヒロインを描いていきたいです! 女心を解さないお子様男子はリアルだけで十分すぎなので……。


見出し
公爵様の読書係〜手探りの愛撫〜
[著]白石まと [イラスト]旭炬
一時的に視力を失った公爵、ギルバートの読書係を務めることになったフィアナ。毅然としていながら優しい彼に惹かれていくのだが…
 彼の膝の上に倒れるようにして乗ってしまった。腕が目のところに当たったりしたらと思うと、身が竦んでしまう。
「傍に、いるんだろう? 離れるな。君がいないと、……暗闇が襲ってくる」
「ギルバート様……」
 様子がおかしい。本当におかしい。それこそ、すでに悪夢に取りつかれてしまっているような感じだ。
――本文より抜粋

薔薇の罠〜囚われの乙女と銀の伯爵〜
[著]小出みき [イラスト]すがはらりゅう
夜は盗賊、昼は亡命貴族の令嬢として暮らすシャルロットは、鋭い目をした銀髪の伯爵ゲオルクに正体を見破られてしまう。
 いきなりのキスにわたしは驚き、思わず伯爵さまを睨んでしまった。
「キスは初めてみたいな反応をするね」
「初めて…ですもの」
 わたしは言ったが、伯爵さまは取り合ってくださらなかった。
「頬を染めて、微笑むのが普通じゃないのか? その反応はちょっと傷つくなあ。自分で言うのはどうかと思うが、わたしは女性たちに少なからずの人気がある。わたしが頬に口づけしようものなら、赤ん坊から老女まで、女性たちは一人残らず嬉しそうな様子を見せるものだ」
――本文より抜粋

月の王と神の宝石〜シークの略奪愛〜
[著]立越みお [イラスト]すがはらりゅう
アラビアの小国で身代金を目的に誘拐され、若き国王シーク・ラフィークに救われたベル。けれど、なぜか彼はベルを宮殿に軟禁し…
「ベル?」
 膝が震え、口もとがこわばっている。とうとう苦痛に耐えられなくなったらしい。
 ラフィークは彼女の二の腕をつかみ、そっと体を支えた。自分の掌の震えも、焼けつくような欲望も無視して。
 できるかぎり軽く触れつつ、イザベルを座らせる。青い目が大きく見開かれ、瞳孔が開いている。
 彼女は明らかにショック状態のようだ。
――本文より抜粋

王の獲物は無垢な花嫁
『王の獲物は無垢な花嫁』
白い鹿を射止めた者を、次の王とする─古いしきたりが少女を波乱の渦に巻き込む!王位を賭けた恋と陰謀のサスペンスストーリー!

暁の恋歌〜花嫁は聖夜に奏でられる〜
『暁の恋歌〜花嫁は聖夜に奏でられる〜』
寂れかけた旅籠〈泉の騎士〉亭の一人娘グレースは美貌の吟遊詩人アランと激しい恋に落ちる。蕩けるような一夜を過ごした翌朝…

監禁城〜冷たく甘い秘密のキス〜
『監禁城〜冷たく甘い秘密のキス〜』
伝家の宝石を盗んだ咎で、孤児アナベルは古城に監禁されてしまう。本当は無実で処女なのに、美しい伯爵は信じてくれず…。

氷の伯爵〜無垢なる乙女は愛に惑う〜
『氷の伯爵〜無垢なる乙女は愛に惑う〜』
“氷の伯爵”と呼ばれるダレンヴィル卿の花嫁の条件は《歯が丈夫で腰が大きいこと》孤児のタリーは思いがけない求婚にとまどうが…

(C)みかづき紅月、花岡美莉/ヴァニラ文庫
「ヴァニラ文庫」を全部チェック!
白石まと特集
夏川まどか特集