『まめた』さんのレビュー


きゅん。 著: 忍足あすか 画: 忍足あすか


★★★★☆ 4
セクシャル・マイノリティ、男性しか好きになれないつまりゲイと思いこんでいる男性が主人公。よって男の目線で語られます。男が「きゅん」とする。女が「きゅん」とする。それは同じであって異なるもの。でもたしかに主人公は、好きじゃなくてもいいから傍にいたいという彼女に「きゅん」とした。恋なのかはまだ分からなくても「きゅん」としたこの意味はなんだろう? ちょっと切ないお話ですね。セクシャルシーンが全くないのでティーンズラブ小説と呼べるものではなないと思うけど、無理なく心理描写が描かれていて、とても読みやすかったです。むしろこのお話にHシーンがあったら興ざめしていたと思います。でも、やっぱり短いなぁ。このぐらいの値段ならいいかなという感じです。 (2012-11-12)


丸ごとお召し上がりください 著: 立花実咲 画: nira.


★★★★★ 5
面白かったです。ときめきました。正直この出版社のは似たり寄ったりでこのお値段のクラスのだとなんだかなぁと半信半疑に思っていたのですが、このお話は好きな方でした。しっかりものだけど恋愛には不慣れなヒロインと腹黒ヒーローのトラウマ再会ものって言えばいいのかな?出版社に勤めていて有名バーテンダーに取材を〜という流れから再会します。ちょっとネタばれになるけど、足に執着するフェチ>かと思えば陸上部で好きだった彼女の足が〜という起承転結でうまく出来ていると思います。エッチシーンはかなりエロいですけど。ちょっとノーマルじゃないエッチシーンは新鮮。この作者さんのもいくつか読みましたがお互いが向き合ってからのエッチシーンは色っぽくてドキドキしていいと思います。こういうストーリー性のあるものを今後も期待しています。 (2012-11-12)


ずっとギュッと抱いて 著: 水城のあ 画: nira.


★☆☆☆☆ 1
ざんねんですが、買わなきゃよかったなーという作品に入りました。告白してとりあえず付き合うようになったけど自信がなくてウダウダネガティブな主人公。そして十歳年上といいながら高校生かと言いたくなるヒーローに苛々。「だもん」「だって」って…が許されるのは小学生ぐらいまでですよ。評価がいいみたいだから期待したのにがっかり。エッチは毛が生えたぐらいしかないので、レビューで書かれてあるような「ストーリーもエッチも上手〜」とは全く言えないです。この作者さんの一作読んだことありましたが、ほかの方のもいろいろ読み比べていると……お世辞にもお上手とはいえないですね。とにかく主人公に共感できず、ヒーローの良さも感じられず、ドキドキ感が薄れて興ざめしました。これでストーリー性があるといえるんでしょうか?疑問です。この出版社ですでに出ているようなお話ばかりあとからあとから追うように書いているような気がするような…。設定ばかりに頼らず中身をしっかり磨いてもっと斬新かつオリジナリティあふれる作品を書かれてはいかがでしょうか。とりあえず10分もあれば読める短いストーリーです、が、主人公に苛々して読み飛ばしたため5分で終了…でした。 (2012-11-12)