小説 あらしのよるに』のレビュー

トータル評価 ★★★★☆ 3.6(5)

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★★★★★ 5

佳奈さん
2012-04-12
ラストにただただ涙。このラストの有無で物語の印象ががらりと変わってしまいます。絵本なんかではまた違うラストなので賛否あるとは思いますが、私は名作だと感じました。大切にしたい一作です。

★★☆☆☆ 2

ゲストさん
2010-11-14
恋愛小説としてはそれなりに面白かったのですが、何でしょうね、読後感に妙なもやもやが。この作品は、アニメ化されたのを観ましたが、メイ役の声優以外は他に不満も無く、良質な出来で、好きな作品の一つです。でも、今回小説版を読んで、ラストがね、死に落ちですか。何か安易で蛇足な感じがしてしまいました。絵本版やアニメ版の様に、二匹で満月観て終わり、で十分ではないかと。何の為に二匹がかつて属していた世界を切り捨てて迄、相手を選択したのか、とか様々な試練をその二匹で乗り越え、新天地に辿り着いた結末が、これですか?と。夢も希望も進展も継続もない終わりに、何か全てをぶち壊しな感想。これからは、もし、テレビとかでアニメ版を観る機会があっても「でも、結局この二匹死んじゃうんだよな」って思うと、楽しく観れません。

★★★★★ 5

ゲストさん
2010-01-07
絵本とは異なり、とても無垢で一途な、恋愛小説を読んだかのよう。ラストは切ないけれど、どこか暖かい気持ちになりました。

★★★★☆ 4

ゲストさん
2009-12-28
有名な作品だけど読んだことがなく、でもとても気になっていた作品。ほほえましくて、読んでて恥ずかしくなってしまうくらいピュアな甘さがあって、でも切なくて、最後もハッピーエンドに終わってほしいと願ってしまう作品でした。はじめは納得いかない終わり方だと思いましたが、色々考えさせられやっぱりこの終わり方で良かったのだと思いました。狼のカブの懐深さと一途な愛、そして「あらしのよるに」のキーワードが素敵です。

★★☆☆☆ 2

小悪魔源五郎さん
2009-10-07
この話の絵本版に出会ったのは何年も昔買い揃え、恋人と二人(二匹でなく)がどうなったか、どうしてあの二人がああなったのか、想像を巡らせて話題にした。作者本人が書く本当のエンディング、に好奇心が負けて購入。小説ならではの各登場キャラクターの心情や背景、いくつものキーワードや歌。沢山涙が伝ったし、胸も詰まった。だけどこのガッカリ感はなんだろう。ぼんやりと好きな箇所をつまみ出して想像にふけっていた部分の答えあわせを得た感じ。中性的だったメイが女性的なのにも、だけど、わからないから深くて味わいのあった靄が払われて、何だか魅力はなくなってしまった気がする。ラストに関しても、捕食と被補食の葛藤から解放される=食欲が無い=死死でしか二人の関係の安定は無かったという事実を描くならもっと深みが欲しかった。思い入れが深い絵本だっただけに、小説を読まなければ良かったという気がする。読み手の想像が膨らむ方が物語は美しい。