- Renta! TOP >
- 小説・実用書 >
- 小説・文芸
オグロサマ 黄金の木編
画像クリックで拡大
配信お知らせメールの設定を行いました。
配信お知らせメールは、マイリストに登録されている作品の続刊が配信された際に届きます。
※配信お知らせメールが不要な場合はコチラからメール配信設定を行ってください。
ある日、首にできた奇怪な痣《あざ》──。
それは、まるで小さな子供に物凄い力で絞められたかのような痕だった。知らないうちにできた傷跡が、たまたま小さな手形のように見える……そう考えるのが普通だ。しかし、小黒和彦には痣の原因に心当たりがあった。
「オグロサマの祟りかもしれない……」
東京の大学に通っていた和彦は、5年ぶりに故郷「繭里庄」の土を踏む。自分の生家・小黒の家の特異な信仰が、首の痣に深く関係していると考えたからだ。
「ほら、やっぱり戻ってきた」
久しぶりに帰省した和彦を、あたかも予見していたかのように出迎える双子の妹、繭と絹。二人は一卵性双生児なのだが、お互いの顔立ち以上に小黒の女特有の「異質さ」が似ている。小黒家は特殊な女系一族で、代々女だけに伝えられ、守られてきた秘密がある。それが、妹たちを異質な存在にしているのだ。
そして、その秘密は小黒家だけでなく、繭里庄全体をも支配してきた。逆らえば、呪われる。裏切れば、祟られる……。恐怖で村人を支配するその力こそ、小黒家が信仰する──オグロサマなのだ。
和彦の首にできた奇怪な痣。小黒家の事業への融資を渋った銀行員の変死。立て続けに村で起こる怪事件の数々……。小黒家の異常な慣習と黒い歴史の中心にいるオグロサマとは、いったい……?
奇才・梅津裕一のノンストップホラーが、業界初のマルチ・シナリオ・ノベルで登場! 血塗られた物語の結末は、アナタが決める……。
和彦は秀美のことがとにかく心配だ……と思う方のための『黄金の木編』。
※『オグロサマ』シリーズは、弊社携帯月額サイト「ポケットマガジン」で連載されていた作品です。シリーズ共通のプロローグである『始まりの書』から、『黒の玉繭編』『朱の絹織編』『白のくくり糸編』『黄金の木編』」の4つに物語が分岐しています。それぞれの物語の主人公と登場人物は共通ですが、ストーリー展開はまったく異なっています。
連載時には、4つの分岐が同時並行で掲載され、読者が任意のルートを選択することができました。
和彦は繭のことが特に気になっている……『黒の玉繭編』
和彦は絹のことが特に気になっている……『朱の絹織編』
和彦は桐男のことが特に気になっている……『白のくくり糸編』
和彦は秀美のことがとにかく心配だ……『黄金の木編』
さらに、4つのルートについて、それぞれ2つのエンディングストーリーが用意されていましたが、読者投票によって選ばれた結末のみが公開されました。
今回の電子書籍化にあたっては、4つのルート毎にそれぞれまとめられていますが、すべて独立した作品として楽しむことができます。
本書は、『黄金の木編』を収録しています。
ただ、『オグロサマ』シリーズは、分岐したシナリオ同士が絡み合い、パラレルに進行していく作品ですので、シリーズすべてを読むことでより深く物語世界に浸ることができると考えております。どのルートから読んでいただいても構いませんが、「黄金の木編」のみ作品全体の構成上、ほかのルートをお楽しみいただいてから読まれることをお勧めいたします。
さらに電子書籍版の特別付録として、それぞれのルートにおいて読者投票で選ばれなかった“幻の未公開エンディング”を収録!! ついに『オグロサマ』シリーズの全貌が明らかになります。
※『オグロサマ』シリーズ、『黒の玉繭編』『朱の絹織編』『白のくくり糸編』『黄金の木編』について、前半部分の『始まりの書』は4作品とも同一となっておりますので、予めご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
それは、まるで小さな子供に物凄い力で絞められたかのような痕だった。知らないうちにできた傷跡が、たまたま小さな手形のように見える……そう考えるのが普通だ。しかし、小黒和彦には痣の原因に心当たりがあった。
「オグロサマの祟りかもしれない……」
東京の大学に通っていた和彦は、5年ぶりに故郷「繭里庄」の土を踏む。自分の生家・小黒の家の特異な信仰が、首の痣に深く関係していると考えたからだ。
「ほら、やっぱり戻ってきた」
久しぶりに帰省した和彦を、あたかも予見していたかのように出迎える双子の妹、繭と絹。二人は一卵性双生児なのだが、お互いの顔立ち以上に小黒の女特有の「異質さ」が似ている。小黒家は特殊な女系一族で、代々女だけに伝えられ、守られてきた秘密がある。それが、妹たちを異質な存在にしているのだ。
そして、その秘密は小黒家だけでなく、繭里庄全体をも支配してきた。逆らえば、呪われる。裏切れば、祟られる……。恐怖で村人を支配するその力こそ、小黒家が信仰する──オグロサマなのだ。
和彦の首にできた奇怪な痣。小黒家の事業への融資を渋った銀行員の変死。立て続けに村で起こる怪事件の数々……。小黒家の異常な慣習と黒い歴史の中心にいるオグロサマとは、いったい……?
奇才・梅津裕一のノンストップホラーが、業界初のマルチ・シナリオ・ノベルで登場! 血塗られた物語の結末は、アナタが決める……。
和彦は秀美のことがとにかく心配だ……と思う方のための『黄金の木編』。
※『オグロサマ』シリーズは、弊社携帯月額サイト「ポケットマガジン」で連載されていた作品です。シリーズ共通のプロローグである『始まりの書』から、『黒の玉繭編』『朱の絹織編』『白のくくり糸編』『黄金の木編』」の4つに物語が分岐しています。それぞれの物語の主人公と登場人物は共通ですが、ストーリー展開はまったく異なっています。
連載時には、4つの分岐が同時並行で掲載され、読者が任意のルートを選択することができました。
和彦は繭のことが特に気になっている……『黒の玉繭編』
和彦は絹のことが特に気になっている……『朱の絹織編』
和彦は桐男のことが特に気になっている……『白のくくり糸編』
和彦は秀美のことがとにかく心配だ……『黄金の木編』
さらに、4つのルートについて、それぞれ2つのエンディングストーリーが用意されていましたが、読者投票によって選ばれた結末のみが公開されました。
今回の電子書籍化にあたっては、4つのルート毎にそれぞれまとめられていますが、すべて独立した作品として楽しむことができます。
本書は、『黄金の木編』を収録しています。
ただ、『オグロサマ』シリーズは、分岐したシナリオ同士が絡み合い、パラレルに進行していく作品ですので、シリーズすべてを読むことでより深く物語世界に浸ることができると考えております。どのルートから読んでいただいても構いませんが、「黄金の木編」のみ作品全体の構成上、ほかのルートをお楽しみいただいてから読まれることをお勧めいたします。
さらに電子書籍版の特別付録として、それぞれのルートにおいて読者投票で選ばれなかった“幻の未公開エンディング”を収録!! ついに『オグロサマ』シリーズの全貌が明らかになります。
※『オグロサマ』シリーズ、『黒の玉繭編』『朱の絹織編』『白のくくり糸編』『黄金の木編』について、前半部分の『始まりの書』は4作品とも同一となっておりますので、予めご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
みんなの感想
あなたの感想を一覧から選んで投票してください。
感想を投票する
合計ポイント獲得
: | 0%還元 | |
ポイント還元作品 |
: | %還元 |
閉じる
リクエストありがとうございます
レンタル追加について、出版社と交渉します
OK
拡大表示
本編が同一の作品があります
『』
をレンタル/購入してよろしいですか?
(ポイントが消費されます)
レンタル/購入するのは
『』
でよろしいですか?
(ポイントが消費されます)
キャンセル
OK