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脳のなかの匂い地図
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著者 | 森憲作 |
発行 | PHP研究所 |
ジャンル | 人文・科学:科学・生物・テクノロジー |
レーベル | PHPサイエンス・ワールド新書 |
紙初版日 | 2010年2月19日 |
レビュー |
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香りを感じる脳のメカニズムが、ついに見えてきた! 食欲をそそるいい匂い、果実の爽やかな香り。食べ物や飲み物の「おいしさ」は、味とともに香りや匂いに強く影響される。このことは、食べたり飲んだりしているときに、鼻をつまんでみるとよく実感できる。匂いが消えると、味まで変わった気がします。花の香りやお香の香りなど、いい香りは心地良さや精神の安定につながる。逆に、いやな匂いがすれば、その場から逃げ出したくなる。しかし、香りを感じる脳のメカニズムは、長らく分からなかった。なにしろ、数十万種類もの香り分子を脳はいったいどのようにして感じるというのか、大きな壁が科学者の前に立ちふさがっていた。1991年に匂いを受け取る、匂い分子受容体が発見されてから、事態は急激に変わった。それから10数年、「脳のなかの匂い地図」が形となって大きな成果を上げ始めた。本書は、驚きと新発見に満ちたドラマをやさしく再現する。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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