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ジェラシーな恋人

ジェラシーな恋人


発行: リブレ
レーベル: ビーボーイスラッシュノベルズ
価格:650pt
形式:MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆6
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解説

 超童顔、でもかなりの仕事人間な高原は会社に通ってくる精悍でしなやかな色気を持つ宅配便の青年・省吾とふとしたことで飲み友達に。しかし省吾が失恋に嘆くのを慰めているうちに、彼にエロエロに抱かれてしまい!? 身代わりだとわかっていても、AV男優が本業(!)の省吾にメロメロにされ、彼を求めて疼く心と体が止められない!! 普通のサラリーマンが恋と快楽に目覚めちゃう年下攻萌えエロラブ、エッチ満載で登場!!
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

抄録

 省吾の声が聞こえる。まるで独り言のように密かに囁く声。「俺のこと本当に好きなの?」とか「そんな無防備な顔を見せるなよ」とか。言葉が持つ意味はうまく脳内に浸透してくれなかったけれど、その柔らかな響きが、眠ってたはずの神経を揺さぶり、現実へと引き上げようとする。
「?」
 視界がゆっくりと広がっていった。見知らぬ他人の部屋。何故か自分はベッドの上に転がっていて、けれど傍らに添い寝してこちらをじっと見つめている男は、よく知っている顔だ。
「目が覚めたのか?」
 声を掛けられても、頭がぼんやりしていて、うまく返事が出来なかった。
 省吾の手が伸びてきて、髪の毛に触れる。頬に指先が降りて、その感触が現実のもののように思える反面、こんなことがあるはずないと否定する。
 やっぱり夢の続きなのか。ぼんやりとした世界の中で、省吾が本当に優しい瞳をして自分だけを見つめてくれているのが、妙にくすぐったい。
「苦しそうだから、外すよ」
 ネクタイが解かれる。Yシャツのボタンが一つ、また一つと外された。そうされていると分かっていても、体はピクリとも動かない。こんなに至近距離で省吾を見るのは初めてかもしれないと思うと、なんだか勿体無い気がして、飽きるまでじっと眺めていた。
「そんな目をしてこっちを見るなって。据すえ膳食わぬは男の恥って言うけど、本当に我慢出来なくなるから……」
「……我慢って?」
 からからに渇いた喉がようやく言葉を綴ったが、それが不意に塞がれた。唇から伝わる他人の熱。軽く吸い上げられて、呆けた頭の奥で軽い痺れが起こる。
「ん……」
 状況は未だにちゃんと理解出来ないけれど、とてつもなく気持ちいい。唇をこじ開けて、省吾の舌が入り込み、器官を探り当てて誘うように強く巻き付いた。柔らかな感触がひどく官能的だ。高原も無意識で同じ行為を省吾に返し、いつしかその動きは徐々にエスカレートしていった。
「はっ……んっ」
 頭を両手で抱きかかえられたまま、深く強く舌を絡ませ合う。クチュクチュと湿った音が大きく響き、そのお蔭か神経もかなり冴えてきていた。
 これはやっぱり現実だ。理解した途端、本格的なキスの刺激が体全体に一気に伝わる。背骨がビリビリと痺れ、皮膚の下を何かが這うように、ぞわぞわとした震えが走る。苦しそうに大きく息を吐くと、それに気付いた省吾が僅かに体を放した。
「……省吾、お前何してるんだ?」
 お前の好きな相手は俺じゃないだろ? その思いばかりが頭を巡る。
 しかし省吾はすぐには答えなかった。それでも視線だけはずっと外さず、真っ直ぐに見つめている。真剣な眼差しが心に突き刺さり、鋭い痛みがそこに生まれた。
「高原と……したい。駄目かな?」


*この続きは製品版でお楽しみください。

本の情報

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