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傲慢な龍の蜜月

傲慢な龍の蜜月


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ シリーズ: 傲慢な龍
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆7
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著者プロフィール

 鹿能 リコ(かのう りこ)
 北海道出身。東京都在住。9月23日生まれ。血液型O型。

解説

 春休みなのに……とぼやく三枝のバイト先に突然現れたのは、恋人で華僑の実業家・王。なんと部下の小野や楊も一緒の“社員旅行”のお誘いが……。そうして週末、連れていかれた先は北海道――完全オフのスキー旅行……デンジャラスな日常を離れ、至れり尽くせりのサービスや料理……と浮かれ気分の三枝だったが……。やはりお騒がせカップル、またもや旅先で命を狙われるハメに……。剣呑ラバーズ♪ 激甘ハネムーンの顛末は!?
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

目次

傲慢な龍の蜜月

抄録

 王は頑固に三枝の厚意を拒み続ける。
 こうなっちゃったら、もう、王さんは絶対にお菓子を食べないだろうなぁ……。
 勧めても無駄だと察して、三枝がチョコレート味のキャラメルの包装を外しはじめる。
 それを口の中に入れると、そのまま王の頬を両手で挟んで、口づけをした。
「!」
 王が驚いたように目を見開く。三枝が王の唇を舐めると、自然と歯列が弛んだ。そこを狙ってキャラメルを口の中に押し込む。
 王の口の中でキャラメルが溶けるのを確認して、唇を離した。
「三枝……。ずいぶん、ずるい手を使ってくれたじゃないか」
「非常事態なので、強硬策を取らせていただきました」
 恨みがましくねめつける王に、三枝が涼しい顔で返す。
「今度は……。うーん、チョコレートバーにしようかな」
「俺はいらんぞ」
「はいはい」
 王の言葉を無視して太を跨ぎ、向かい合わせに座ると、これみよがしなしぐさで半分に折ったチョコバーを口に銜えた。
 そうして王に顔を寄せてゆく。
 ……さっきは抜き打ちだから成功したけど、今度は大丈夫かなぁ。
 不安に思いながら顔を寄せ、もう少しで触れそうになった時、王の方から口を開いた。
 唇を突き出すようにしてチョコを銜えさせる。すぐに唇を離そうとした三枝だったが、王に後頭部をしっかりと押さえられてしまう。
「ん……っ!」
 さっきのお返し、とばかりに王が三枝の唇を舐めはじめる。
 丹念になぞられて冷たかった唇に血が通ってゆき、それにともない体も熱くなっていった。
 やばっ! 気持ちよくなってきちゃった!
 追われている状況で、しかも雪山の中で、発情していいわけがない。必死で三枝は自分を抑えようとする。
「ん……んん……っ」
 感じてはいけないと思えば思うほど、王の舌遣いが巧みになってゆく気がした。
 濡れた肉が、チョコレートを口の中に押し込んでくる。三枝の舌が甘味を感じると同時に、王の舌が侵入し口腔を蹂躙しはじめた。
 口の中が甘い。甘くて、気持ちいい……。
 チョコレートが口の中で溶けてゆく。三枝は唾液とともに必死にそれを呑み込む。その味は、今まで食べたどのチョコレートよりも甘かった。

*この続きは製品版でお楽しみください。

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