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男子高生まだまだ新婚日記

男子高生まだまだ新婚日記


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ シリーズ: 男子高生いきなり新婚日記
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆3
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解説

 高校生、馨の旦那様は、自分の通っている学校の保健室の先生。そして大財閥の三男。とびっきりのハンサムだけど常識はずれで、目的のためには手段を選ばない……というちょっぴり困った旦那様、貴継との極秘新婚生活は濃厚スイート★ ――今日も、いきなりウェディングドレスに着替えさせられ記念撮影とか……。そんな馨が体育祭でリレーの選手に選ばれたことでまた一悶着。新妻高校生★過激な愛まみれの日々♪
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

目次

男子高生まだまだ新婚日記

抄録

「すいません、背中のチャック、あげてもらえますか?」
 ドレス姿の俺を見ても、メイドさんは表情ひとつ動かさず、チャックをあげた。てきぱきと脱いだタキシードをハンガーにかけ、俺の頭にベールをのせて、裾を整える。
「はぁ……」
 自分の格好が情けなくてため息をつくと、メイドさんは真顔でお綺麗ですよと褒めてくれた。
 慣れないヒールによろめきながら、ベールの裾を持ってくれるメイドさんとさっきの教会部屋に戻る。
 すると、扉の前で光沢のあるグレーの裾の長いタキシード(フロックコートというらしい)に着替えた貴継が待っていた。
「あぁ! とても綺麗だよ」
「……ありがとう」
 自分がいったいどういう姿をしているのか。俺は怖くて鏡を見ていないからわからないけど、貴継がいいならそれでいいんだ。──そう思わないと、やってられなかった。
「貴継は、そういう格好似合うよね」
「そうかい?」
「うん。俳優みたい。板についてるよ」
 背が高くて肩幅があって、姿勢も良くて。着慣れてるっていうか堂々としているんだよね。
 ちょっと見(み)惚(と)れちゃうくらい。
 そうして、笑顔満開な貴継の腕に自分の腕をあずける。すると、蓮見さんが今度は白(しろ)薔(ば)薇(ら)の花束を渡してきた。これで準備OKということなのか貴継が「行くよ」といって歩き出した。
 再び真紅の絨毯を踏んで祭壇へ向かうと、礼司さんが立て続けにシャッターを切った。
 ……ここから撮るのか。
 うんざりしながらうつむく。そして、祭壇の前で並んでふたりでにっこり笑ってポージング、だ。
 さっきと違って、貴継の腕が腰に回って体を抱き寄せられる。
「貴継。距離、近くない?」
「そんなことないだろう?」
「そうかなぁ……」
「はい、花嫁さんは笑顔で!」
 まるで写真屋さんの記念撮影のノリで、礼司さんが指導してくる。
 なんだかとても楽しそうに見えるのは、気のせいじゃないはずだ。
「むう……」
「どうしたのかい、馨? もしかして、気分でも悪いのかい?」
 口をへの字にした俺に、心配そうに貴継が尋ねてくる。この撮影が不本意、ってことに気づいてほしいんだけど……でも、心配してる気持ちは痛いほど伝わってくる。

*この続きは製品版でお楽しみください。

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