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傲慢な龍の瑕(きず)

傲慢な龍の瑕(きず)


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ シリーズ: 傲慢な龍
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆9
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著者プロフィール

 鹿能 リコ(かのう りこ)
 北海道出身。東京都在住。9月23日生まれ。血液型O型。

解説

 無自覚トラブルメーカーの三枝は、ある晩、酔っ払いに絡まれていた女子大生を助けたのだが……お礼にと誘われたレストランで恋人の王とばったり。またもや大喧嘩に……。ところが、すべては王の元愛人、上海マフィアの姜が仕組んだ罠――王に初めて男の味を教えた妖艶な美貌の持ち主……姜。何も知らない三枝は姜に攫われ、アヤシゲな辱めを……。姜の狙いは一体……? 年の差リスキーラバーズを襲う最凶の敵!?
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

目次

傲慢な龍の瑕(きず)

抄録

 過去の例をふたつも引き合いに出されて、さしもの三枝も絶句した。
 そういわれると、確かにトラブルに関(かか)わる回数がここ一年ですっごい増えた。けど……。
「それって俺のせい? 王さんと知り合う前は、すごい平凡な人生を送ってたんだよ?」
「俺が原因といいたいのか?」
 言いがかりをつけられたと思ったか、王が冷たい声で切り返す。
「そんなこと誰もいってないって」
「……じゃあ、携帯を貸せ。その女のアドレスを消す」
「はぁあ!?」
 どこをどうしたらそうなるわけ? 三枝の頭の中が疑問符で埋めつくされる。
「ほら、よこせ。女の名前をいうんだ」
「やだよ! 俺の交友関係にまで、口出ししないでよ!!」
 唇を結んで首を左右に振ると、王の眉が跳ねあがった。
「それなら、俺は俺でやりたいようにやらせてもらう」
 王の纏(まと)う気配がいっきに凶悪なものになった。悪い予感に三枝の肌がぞわりと粟(あわ)立(だ)つ。
 逃げようとして左腕を掴まれた。すかさず背中側に捻(ひね)りあげられる。
「痛っ!」
「それがどうした?」
 冷たい声で言い放つと、王が三枝をうつぶせにベッドに押し倒した。
 この体勢では抵抗もままならない。非常に不利な状況に置かれてしまった。
「さて、と……」
 三枝の腕を押さえつけたままで王が背中に乗りあげた。布の擦(こす)れる音がしたかと思うと、宙を舞っていた右手が掴まれ、そのまま両手首をまとめてネクタイで縛りあげられてしまった。
「嫌だ! ちょっと、王さん、やめてよ」
 このままでは、最初に強(ごう)姦(かん)された時の二の舞だ。それに気づいた三枝が必死で声をあげるが、王の答えはない。
 王が上着を脱いで床に放り投げると、ベッドが軋(きし)んで耳障りな音をたてた。
「……っ!」
 今日の王さん、すごく恐(こわ)い。どうしてこんなに怒ってるわけ?
 思い出すのは、昨年、王が三枝を狙(ねら)った殺し屋を拷問した時の姿だった。
 ……あの時と、同じ雰囲気だ……。
 そう思った瞬間、三枝の胸がひやりと冷たくなった。
「王さん……?」
 あの時、王から感じた恐怖と、別世界の人間だという思いが甦(よみがえ)る。それだけで三枝の声から力が失われ、非常に弱々しいものとなった。

*この続きは製品版でお楽しみください。

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