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子どもにお金をかけるのは、やめなさい

子どもにお金をかけるのは、やめなさい

著: 横山光昭
発行: すばる舎



著者プロフィール

 横山 光昭(よこやま みつあき)
 北海道生まれ。家計再生コンサルタント。ファイナンシャルプランナー(FP)。株式会社マイエフピー代表取締役。
 お金の使い方そのものを改善する、独自の家計再生プログラムで、これまで5300人以上の赤字家計を再生した敏腕FP。マンツーマンで行う家計面談のかたわら、書籍・雑誌への執筆、メディア出演や講演も多数。総合情報サイト「All About お金を貯める体質改善ノート」ガイドとしても活躍中。家に帰れば、かわいい盛りの5女の父。
 著書に、累計37万部のベストセラーとなった『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金が貯まる人の思考法』(講談社)、『わが子をお金で苦労させない』(廣済堂出版)などがある。

解説

 「子育てにはお金がかかる」といわれ、教育費で家計が苦しい家庭も多い。
 しかし、それは本当に「わが子のためになる」出費ですか?
 重過ぎる子育て・養育費が家計を破たんさせます。必要以上に子どもにお金をかけないことが、家計にムリを生じさせず、家族全員がハッピーでいられるお金の使い方です。

 本書は、5300人以上の家計を救ってきた、超人気・家計再生コンサルタントによる、子育て世代のための実践的マネーアドバイスが満載の一冊です。
 「豊かな子育て」は、お金をかけなくてもできます!

目次

 はじめに
 第1章 「子育てにはお金がかかる」の思い込み
 第2章 「子どものための出費」をあらためて見直す
 第3章 本当に、教育費は何千万円も必要?
 第4章 子育て中の家計はこう考える
 第5章 すべてを「子ども中心」にしない
 おわりに

抄録

 はじめに

 今、世の中には、子どもの教育関連の産業があふれかえっています。
 本屋に行けば「子どもの知育に良い」という触れ込みの教材や本がズラリと並び、おもちゃ売り場でも知育玩具がたくさん売られています。
 「子どもの能力を伸ばす」という謳い文句の習い事も、全国至るところで開かれています。また、街には進学塾が林立し、テレビでも、塾や家庭教師派遣のCMを見ない日はありません。
 このように「子どもに良い(とされる)」モノやサービスに取り囲まれていると、何だかそれを利用するのが当たり前のような、利用しないことの方がおかしいような感覚に陥ります。

 私のところに家計相談に来られた方で、1歳児のお母さんがいらっしゃいました。
 近所の児童館などで母親仲間と話していると、しょっちゅう
 「○○という通信教育がいいみたい」
 「△△を習わせると、子どもの健康に良いらしい」
 などという会話になり、
 「うちの子は何にもやってない……やらせなきゃ!」
 と焦ると言います。

 「お金がなければ子育てはできない」
 「良い教育にはお金がかかる」
 「お金をかけてあげるのが愛情であり、親の務め」
 「お金のことで子どもに我慢させるのはかわいそう」
 子どもにお金をかけるのは当たり前……。そんな風潮が、今はあるように思います。
 しかし、それは本当のことなのでしょうか?
 本書は「子育てとお金」というものについて、今一度立ち止まって考え直してみませんかと提案する本です。

 もちろん、現代において、まったくお金をかけずに子どもを育てることはできません。子どもの願いをかなえてあげるために、お金が必要な場面も多々あるでしょう。
 けれども、たくさんのお金が絶対条件ではないし、何でも買ってあげ、習い事をたくさんさせてあげることが愛情とは限りません。
 すべてはバランスです。
 たとえば普段、必要以上の出費はせず、ここぞというときはドカンと出してあげる……。そうしたメリハリこそ、大切なのではないでしょうか。

 本書は、「子どもにかけるお金」について悩んでいる方に、少しでもラクになっていただきたいという思いで執筆しました。
 人生という長い尺度で見ると、ごくわずかな期間にすぎない子育て時代。その貴重な時代を謳歌し、迷いなく進んでいくための一助となれば幸いです。

 ※続きは、製品版でお楽しみください。