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傲慢な龍の楯

傲慢な龍の楯


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ シリーズ: 傲慢な龍
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★☆2
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解説

 トラブルを呼ぶ男、三枝。今度は目の前で中国人実業家、姜が敵対する組織に拉致されるという事件が……。しかも、姜からひどい辱めを受けたばかりにもかかわらず、三枝は彼の救出を画策。ベタ惚れの恋人の頼みに王も渋々動き出すことに……。一方、王の義弟、小野は愛する楊への独占欲が募るあまり、次第に鬱屈した思いをかかえるようになって……。姜救出作戦が浮き彫りにしていく二組の恋人たちの明と暗……錯綜する愛!

※こちらの作品にはイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

目次

 傲慢な龍の楯

抄録

 「こういうことは二度とするな。気分が悪い」
 軽く年下の恋人を睨みつけながら楊がいうと、渋々という顔で小野がうなずいた。
 「わかったよ。今度からは駿の許可を取ってからにする」
 そういう問題じゃないんだが。
 こめかみを手で押さえ、ワイシャツを脱ぐ小野の背中を見やる。
 くっきりと浮き出た肩甲骨がなだらかなラインを描き、引き締まった腰へ続く。長い腕と厚い胸板、惚れ惚れするほど美しい体に、そっと楊がため息をつく。
 いつ見ても綺麗な体だ……。
 「何?」
 視線を感じたのか、小野がシャツを椅子の背にかけながら振り返る。そして、入り口近くに立ったままの楊を手招きし、ベッドに座れ、と指し示す。
 ベッドに腰を下ろそうとしたところで、小野が背後から楊の肩に両手を乗せた。そのまま楊のうなじに顔を寄せ、唇を押しあてる。
 「……っ!」
 今日はまだ月曜日だ。楊は小野と“アレ”する日を、平日は水曜日だけ、と決めている。
 “アレ”は週末だけにしたい、というのが楊の本音だ。しかし、そうすると小野の機嫌が悪くなるなどいろいろ差し障りがあるので、妥協案として週に一度、『やる日』を決めているのである。
 「今日は、しない日だぞ」
 「……だって、駿と一日別行動で寂しかったから」
 楊が身を捩り、背中に腕を回して小野の明るい髪に触れると、優しい声でいった。
 「それくらい、今までだって何度もあっただろう?」
 「まあね。でも、それがしばらく続くのか、と思うとつらかったんだ」
 「つらいから、俺の服をたくさん買ったのか?」
 恋人のこどもっぽい言い訳に苦笑する。
 「悪い?」
 「……無駄遣いはよくないな。それに、どうせ買うなら自分の物を買え」
 心遣いは嬉しいが、小野のそれは楊の許容範囲を超えているので、正直、負担に思うのだ。
 恋人にやりたいようにやらせるのも、男としての度量なのかもしれないが……。

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