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魔道神話3

魔道神話3


発行: オンライン出版
シリーズ: 魔道神話
価格:600pt
形式:XMDF形式⇒詳細 
対応端末:パソコン ソニー“Reader”
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著者プロフィール

 高千穂 遙(たかちほ はるか)
 1951年11月7日、名古屋生。本名・竹川公訓(たけかわきみよし)。法政大学社会学部社会学科卒。大学在学中にアニメーションの企画・制作集団「スタジオぬえ」を設立。1977年、「クラッシャージョウ 連帯惑星ピザンの危機」で作家デビュー。1980年「ダーティペアの大冒険」で星雲賞(日本短篇部門)受賞。1986年「ダーティペアの大逆転」で星雲賞(日本長編部門)受賞。
 日本SF作家クラブに所属。

解説

 魔道行者ジャハーシンラの追跡をかわすため、剛と比売神子は北に向かっていた。一方ジャハーシンラは、上総の大富豪・吉多達彦を使って政界の大物を惑わし、日本政府を自在に操ろうと企む。あらゆる手を尽くして迫り来るシヴァの化身によって、ドラゴンと比売神子に最大の危機が訪れる――。
 千二百年の封印が解かれ、とうとう“失われた真言”が明らかに! 超大作「魔道神話」遂に完結!

目次

プロローグ
第一章 魔神怪宴
第二章 桜子受難
第三章 黄金の妖宮
第四章 聖根怒張
第五章 地上の王
エピローグ
序章

抄録

 再び“気”と“気”がからんだ。
 爆発して、炎となる。
 二人が弾かれた。
 つぎの瞬間。
 噴きだす水が、うづ彦の足をすくった。
 右の突きは、剛のフェイントだった。
 うづ彦の技のレベルは、剛のそれとほぼ等しい。だが、力は剛の方が上だ。魔道行者当人ならばいざ知らず、うづ彦は、シヴァの力を分け与えられている中継者(リレイヤー)にすぎない。
 うづ彦は叩きつけられた。
 背後から地上に落ちて、うづ彦の体勢は隙だらけになった。
 さらに、水が全身を打ち、うづ彦の動きを封じた。
 これまでだ。
 勝負は、あと一撃で決まる。
 剛はうづ彦に迫った。
 「太子!」
 叫び声があった。
 剛の背後からだった。
 まさに、とどめを刺そうとした、その刹那である。
 麗春だ。
 桜子を守っているはずの麗春が、剛の名を呼ぶ。
 その声は、悲鳴に近い。
 剛は動きを止めた。止めて、振り返った。
 本堂の黒い影が、視界をさえぎっている。
 影の中央だ。
 麗春がいる。
 剛の方に走ってくる。
 足を引きずっていた。右腕も、だらりと垂れ下がっている。顔には苦悶の表情。そして、額は鮮血にまみれている。
 「太子。比売神子様が!」

本の情報

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